きずなネットでは、進路や職業選びの参考にしてもらえるよう、さまざまな仕事に携わる人の声を紹介しています。
今回は、事前アンケートでも人気のあった「薬剤師」です。働く人の生の声から、将来の夢、やりたいことを見つけるきっかけになればと思います。

25歳/入職2年目
ドラッグストアの調剤運営部に勤務
この仕事を選んだ理由は?
母が薬剤師で、小さい頃から患者さんだけでなく、周りの親族や友人からも薬のことで頼られている姿を見ていました。私も母のように、誰かのために役立ち、頼りにされる仕事に就きたいと思ったことがきっかけです。
仕事内容は?
- 処方箋の受付をしてから、 薬が正しく処方されているかの確認
- 処方箋による調剤(錠剤をピッキング、軟膏・散剤・水剤の調剤)
- 併用薬の確認をし、飲み合わせに問題がないかをチェック
(処方箋の記載に疑問点や不明点を感じた場合には、医師に問い合わせをして確認) - 患者様に対して、薬の飲み方や効能効果、注意点についての服薬指導、お薬相談、運動面や食生活についてのアドバイス
- その他の業務として、要指導医薬品や第一類医薬品の相談及び販売、薬の在庫の管理やその他備品の管理など
仕事につくために努力したこと
1番は薬剤師国家試験に合格するために、一生懸命勉学に励んだことです。薬剤師になるためには、薬剤師国家試験に合格しなければいけません。そのために、6年間薬学部に通い、基礎的なことから薬の専門的知識、実務経験を経て多くのことを学びました。
2番目にコミュニケーション能力を養うことです。 薬剤師は患者さんとコミュニケーションをとることが大切です。そのため、勉強だけではなく、学生時代はアルバイトや部活をし、たくさんの人と関わり、コミュニケーションをとる機会を設けました。
仕事の楽しいところ・やりがい
患者さんの不安、悩みに対して相談に応じた時や、生活習慣についてアドバイスをし、数値が改善された時。そんな時に「ありがとう」と感謝の気持ちをいただけた時は、薬剤師をしていて良かったと思える瞬間です。
仕事の大変なところ
小さなミスが患者様の命に関わることもあるため、常に緊張感を持って取り組まなければなりません。また、日々進歩していく医療についていくため、日々知識を増やし経験を積むことが大切です。
将来の目標や夢は?
精神科や妊婦・授乳婦などの分野に特化した専門薬剤師になることです。
将来この仕事につきたい人へ
薬剤師は人の命に関わるお仕事です。クスリは飲み方を間違えばリスクにもなるため、その防波堤になりたい、薬を通して患者さんの健康を守りたいと思える方はぜひ薬剤師へ。薬剤師になるために、まずは薬学部に入学することを目標に頑張ってください!
この記事の感想や「こんな人の話を聞きたい!」「こんな仕事に興味がある!」自薦・他薦問わず「この人にインタビューしてほしい!」など。みなさんの声をお待ちしています。
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