【お仕事インタビュー】警察官

【お仕事インタビュー】警察官

きずなネットでは、進路や職業選びの参考にしてもらえるよう、さまざまな仕事に携わる人の声を紹介しています。

今回は、人気の職業の1つである「警察官」。犯罪捜査や交通、警備など、多種多様な業務がある中で、今回は交番業務やパトロールなどを行う地域課の方にお話を聞きました。

水野さん
水野 光貴さん

29歳/6年目
警察官

子どもの頃の夢は?

警察官や教師になりたいと思っていました。

この仕事についたきっかけは?

小学生の頃から剣道をやっていて、高校には剣道の推薦で入るほど打ち込んでいました(現在剣道5段です)。剣道の先生が警察官だったこともあり、身近な存在から仕事の話を聞いていたのは大きかったです。

教師となって人を指導するというよりも、悪と対峙する仕事、悪い人を捕まえることの方が自分には向いていると思い、警察官を選びました。

仕事内容は?

愛知県中警察署の池田交番に勤務しています。勤務は三交替制で、朝から翌朝までの24時間勤務になります(1日24時間勤務し、2日休みという勤務形態)。

急な事件や事故が発生した場合、食事や休憩時間に関係なく直ちに現場に向かいます。それ以外の時は、交番に来られた方や電話での困りごとの相談、管轄内のパトロールや交通違反の取り締まりなどを行っています。

ある一日の流れ

※事件や事故がない場合

7時30分
中警察署出勤、準備

8時15分
朝礼

9時20分
池田交番へ
地理案内や落とし物などへの対応

10時30分
パトロール(自転車で地域巡回)

12時30分
昼食

13時30分
パトロール
交番に来所した人の対応

16時
立番(交番の前に立ち、地域の警備をしています)

17時
書類作成など

18時30分
夕食

19時30分
パトロールなど

7時
立番

8時15分
中警察署へ、業務報告など

9時30分
帰宅

管轄内が繁華街であることから、お酒を飲んだ上でのケンカトラブル、犯罪、交通事故への対応などで忙しくなることも。犯人を逮捕するとなれば、刑事課と連携をとります。

他の交番の管内に応援に行くこともありますし、応援要請があれば真夜中であっても直ちに現場に駆けつけます。

仕事につくために努力したこと

勉強は苦手でしたが、採用試験に合格するため頑張って勉強しました。また、体力のいる仕事と聞いていたため、筋力トレーニングやランニングは学生時代からしており、今でも継続しています。

警察官として採用された後は、警察学校で訓練を受けますが、ここでは皆と寝食をともにしながら、警察官として必要な知識や技能を身につけます。学校生活は時間に追われる日々でしたが、ここで身につけたことが現在の仕事にも活きていると思います。

仕事の楽しいところ・やりがい

犯人を捕まえることができた時は、被害者の無念を晴らすことができるので、大きな達成感や使命感を感じます。また、パトロールで地域の人が声をかけてくださって触れあえることもやりがいになっています。

仕事の大変なところ

人の生死に関わる場面に立ち会うこともあります。一般の方では経験のないようなことであっても、仕事としてやらなければいけないので、そこは大変ですが、地域の安心安全を守るために頑張っています。

将来の目標や夢は?

警察の業務は多種多様です。私の場合は機動隊にいたところから、希望を出して今の地域課を選びました。犯罪が起きてしまってから、被害者が出てしまってからの対応ではなく、日頃のパトロールや取締り活動を通じて地域の安全を守りたい。愛知県に住む人が安心して安全に暮らしていけるようにしたいです。

将来この仕事につきたい人へ

勉強と体力トレーニングはしっかりした方がよいと思います。あとは「警察官になりたい」というやる気を強く持ってください。もし興味を持ってくれたなら、一緒に働けることを楽しみにしています。

きずなネットは、将来の夢や目標に向かって頑張る人を応援しています!

この記事の感想や「こんな人の話を聞きたい!」「こんな仕事に興味がある!」自薦・他薦問わず「この人にインタビューしてほしい!」など。みなさんの声をお待ちしています。
★投稿はこちらからどうぞ★

この記事がいいと思ったら、クリックお願いします!
いいね 164
一言ボックス
記事の感想をお待ちしています。
※ご返信が必要な場合は「感想・声を送る」よりお問い合わせください。
ご意見・ご感想ありがとうございます!
記事を共有する
きずなネットよみものWeb

関連記事

皆さまからの声を募集しています

記事の感想や編集部のご意見など、皆さまの声をお聞かせください。

感想・声を送る