【お仕事インタビュー】獣医師

【お仕事インタビュー】獣医師

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きずなネットでは、進路や職業選びの参考にしてもらえるよう、さまざまな仕事に携わる人の声を紹介しています。

今回は、「獣医師」です。獣医師としてさまざまな働き方がある中で、今回は犬や猫など小動物を対象に診察などを行う動物のお医者さん「小動物臨床獣医師」のお仕事を紹介します。

水野 愛理(みずの あいり)さん
26歳/2年目
動物病院に勤務

この仕事についたきっかけは?

幼い頃から動物が大好きで、将来は動物に関わる仕事に就きたいと思っていました。子どもの頃に飼っていた愛犬が心臓病で長く通院を続けており、動物病院で獣医さんの姿を見ているうちに、この職業に惹かれたのがきっかけです。

獣医師になるために、獣医学科のある大学を受験。無事に卒業後、夢だった動物病院の獣医師として働き始めました。

仕事内容

動物病院で、ワンちゃんネコちゃんの健康のために働いています。病気の子の診察、検査、治療、薬の処方を始め、健康な子に対しての予防接種や健康診断もおこないます。

ある1日の流れ

9時
午前診療開始

12時
お昼休み

14時30分
手術

15時30分
午後診療開始

19時
業務終了

仕事につくために努力したこと

まずは、獣医大学に入るために必死に受験勉強を頑張りました。

まずは、獣医大学に入るために必死に受験勉強を頑張りました。入学後は専門的な分野の勉強になり、そこでもまた国家試験に向けて必死に勉強です。

獣医学科は6年制で、卒業時には国家試験に合格しないといけないため、相当な体力が必要でプレッシャーも大きいです。それでも、獣医になることが幼い頃からの夢であり、支え合って鼓舞し合えるような仲間がいたお陰で乗り越えることができました。当時は辛いこともいっぱいあったけれど、思い返すと楽しい思い出の方が多かったかなと思います。

手術などは就職して実際の現場で働き始めてからおこなうようになりました。大学ではほとんど学んでこなかった内容のため、仕事をする中で学ぶことに。職場の動物病院で実際に自分の目で見て、外科の教材を読んで勉強しました。また、病院で要らなくなった器具を持ち帰って、器具の持ち方から手の動かし方、縫合の仕方など基本的なことから身につけ、実際の手術に応用していきました。

就職してからも勉強の日々です。

この仕事の楽しいところは?

大好きな動物たちと、毎日ずっと触れ合っていられるところです。そして、自分の施した治療によって病気の子が元気になったときは、心から嬉しい気持ちでいっぱいになります。

大好きな動物たちのためにやりがいを感じながら、そして近くで支えてくれる人たちのお陰で、頑張ることができています。

この仕事の大変なところは?

動物は人のように話してくれないので、診察は想像以上に難しいです。大切な命を扱う仕事なので、自分の行動ひとつひとつに責任があり、体力面でも精神面でも、大変と思うことはたくさんあります。でも、それ以上に大きなやりがいがあります。

将来の目標や夢は何ですか?

今後も多くの動物たちが健康で長生きできるように。幸せな犬生・猫生を送れるように、日々精進を重ねていきたいです。

将来この仕事につきたい人へ

とにかく、目標をもって「将来こうなりたい」という気持ちを燃料にしてください。勉強なら勉強を、今できることをしっかり後悔なくやり切ることが大事だと思います。

きずなネットは、将来の夢や目標に向かって頑張る人を応援しています!

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