小学生のスマホデビュー!管理はみんなどうしてる?

小学生のスマホデビュー!管理はみんなどうしてる?

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子どもたちにとっても、魅力あるコンテンツが満載のスマートフォン。しかし、リスクという側面から見ると「子どもが1日何時間も使ってしまう」「キケンな情報に出会う可能性がある」などの心配も。たくさんのママが、子どもにスマホをもたせる時期や、その管理方法について悩みをもっています。今回は、そんなママたちにぜひ参考にしてほしい、最近の小学生のスマホ事情をレポートします。

スマホをもつ小学生の割合は?

低学年と高学年で差はあるものの、小学生のスマホ利用がいかに増えているかがわかります。

日本のスマホの普及率は、30代で97%以上。ほとんどの親がスマホをもち、子どもたちも自然と端末にふれる機会が増えています。いったいどれぐらいの小学生がスマホを使っているのでしょうか。
内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」(※)によると、2019年の小学生のスマホ利用率は49.8%。2014年の時点では12.5%であったため、この5年で約4倍近く伸びています。この数値は、中学生や高校生と比べても急激な伸び率。低学年と高学年で差はあるものの、小学生のスマホ利用がいかに増えているかがわかります。

また、新型コロナウイルスの感染拡大や、授業でタブレットを用いる小学校も増加。子どもたちがデジタル端末に親しむ機会は、ますます増えています。今後、この数字がさらに高まっていくことは、ほぼ間違いないと言えるでしょう。

「子ども専用」はいつから?

上記で紹介した、子どものスマホ利用率は、「親のスマホを使っている」場合も含まれる数です。多くのママにとって気になるのは、そのなかでも「いつ、子ども専用のスマホを持たせるの?」という点ではないでしょうか。

機器の専用率出典:青少年のインターネット利用環境実態調査 令和元年度

同調査によると、自分専用のスマホを持つ子どもの割合は、小学校低学年では10%以下。9歳で14.3%、10歳で28.2%と高まり、高学年になる11歳では40%、12歳では55.7%と半数を越えます。
子ども専用のスマホをもたせるきっかけとして多いのは、環境変化によるもの。「共働きで、親が帰宅するまで子どもがひとりで過ごす時間ができた」「ひとりで塾や習い事に行くようになった」などです。「いつでも連絡を取ることができ、居場所を把握できるように」と、もたせるケースが多いようです。
ただ、安全管理の面から子どもにスマホをもたせても、本人たちにとっては魅力的なエンターテイメント機器。単なる連絡手段ではなく、自分の楽しみのためにスマホを使いはじめる・・・という展開になるのが大半です。では、実際に子どもたちはどんなコンテンツを楽しんでいるのか、次の章でくわしく見てみましょう。

小学生はスマホを何に使う?

同調査では、小学生たちに「スマホを何に使っているの?」というアンケートも行っています。その回答は、以下です。

ゲーム81.7%
動画視聴72%
コミュニケーション41.8%
音楽視聴37.2%
情報検索34.0%
勉強・学習・知育アプリやサービス31.4%

と、エンターテイメント要素が圧倒的な数を占めていますが、コミュニケーションや学習という回答も、低くない数字。しかし実際は、スマホの多彩なコンテンツにはまってしまい、長時間利用し続けてしまうことが多いようです。

それを表すのが、以下の「小学生のインターネット利用時間」。

青少年のインターネットの利用時間出典:青少年のインターネット利用環境実態調査 令和元年度

スマホを含めた通信機器からのインターネット接続時間は、1日平均129.1分。なかでも「3時間以上利用している」と答えた小学生の割合は、約30%にものぼります。

まだ、自己管理や正しい判断が、うまくできない小学生。無限の魅力がつまったスマホに関しては、自主性に任せるのではなく、親がいかに適切な利用方法を管理できるかが、ポイントになってきそうです。

安心できる管理方法とは?

子どもにスマホを使わせる上で、何らかの対策を行っているママ・パパも少なくありません

上記のような状況から、子どもにスマホを使わせる上で、何らかの対策を行っているママ・パパも少なくありません。同調査によると「対策を行っている」と回答した保護者は、96.3%。

なかでも多かったのは、「大人の目の届く範囲で使わせている」というもので、74.7%にのぼりました。「利用する際に、場所や時間を指定している」という回答も、51.7%に。長く使用するときは、同じ部屋にいるときだけ許可するなど、「子どもがスマホで何をしているか、すぐにわかる範囲でしか使わせない」という管理方法が多いようです。

しかし、年齢が上がるにつれて、子どもたちの行動範囲は、どんどん広くなります。親の知らないところでスマホを使うケースも増えるでしょう。そんなときに役立つのが、スマホの「ペアレンタルコントロールサービス」。これは、「親が子どもの通信機器の利用を管理・制限する」サービスです。子どものインターネット利用状況の把握や、有害なコンテンツのブロック、利用時間の設定などの機能があります。 なかには、使用できるアプリの時間帯を制限できるものもあり、子どもがスマホをベッドに持ち込んで夜中まで没頭・・・という事態も避けられそうです。

アンケートの結果では、「子どものインターネット利用状況を把握している」保護者は38.2%、「アクセス制限をするフィルタリング機能を使っている」保護者は23.9%でした。すでに、ペアレンタルコントロールを使っている家庭も多いようですが、小学生のスマホ利用率に比べると十分とはいえません。スマホ導入にあたっては、子どもが正しく安全に利用できるように、こうしたサービスをしっかりと活用していくことも大切です。

最後に

大人でも、ついハマってしまうスマホは、子どもにとっては魅力の宝庫

大人でも、ついハマってしまうスマホは、子どもにとっては魅力の宝庫。簡単にスマホ依存になってしまうリスクをはらんでいます。とくに、自己管理能力が低い小学生にとっては、子どもそれぞれの成長や状況に応じて、もたせる時期の判断をふくめ、しっかり管理していくことが欠かせません。
小学生のスマホ保有率が高まるなか、友だちなどの影響も考えると、想定より早くスマホデビューとなる可能性もあるでしょう。「ウチはまだ・・・」と思っているママも、そのときに備えて、あらかじめ家族で話し合い、方針を決めておくのも良いかもしれませんね。

※内閣府「青少年のインターネット利用環境実態調査」令和元年度

文:山本文々

山本文々(やまもとウェンウェン)
山本文々(やまもとウェンウェン)

コピーライター歴約20年。現在は、デザイン制作会社にて主にWebディレクター・ブランディングディレクターを担当。プライベートでは、37歳で長男の出産を経験し一児の母。専門分野は、企業ブランディング、仕事と育児の両立、リモートワーク導入支援。

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