お年玉の相場を調査!いつまであげる?平均は?

お年玉の相場を調査!いつまであげる?平均は?

何かと出費が多い年末年始。お年玉をあげる立場になると、いくらあげるべきか相場が気になりますよね。そして、子どもが大きくなった場合にいつまであげるべきか。今回は、アンケートをもとに、年齢ごとの平均相場と合わせて解説します。最後に、お年玉のマナーも紹介していますので、お年玉の準備の参考にしてくださいね。

お年玉の相場は?

一般的に、いつまでお年玉をあげるのかも気になるところではないでしょうか

お年玉をあげる時期になると、自分の子どもや親せきの子どもにいくらあげるのか、悩みませんか?子どもの年齢別にお年玉の相場を聞いてみました。

0~6歳は3,000円未満

0~6歳では、1,000円以上3,000円未満の回答が最多となりました。次いで多いのが1,000円未満です。両方を合わせると、3,000円未満が全体の8割を占めています。
まだ小さいうちは、お札よりも小銭の方が喜ぶ子もいるかもしれませんね。

0~6歳 お年玉相場
~1,000円未満 36%
1,000円以上~3,000円未満 44%
3,000円以上~5,000円未満 11%
5,000円以上~10,000円未満 3%
あげない6%

小学生は平均3,000円

小学生のお年玉は、1,000円以上3,000円未満が最も多く43%、次いで3,000円以上5,000円未満が42%と僅差でした。金額として多いのは3,000円前後と言えそうです。
今回のアンケートでは小学生とまとめていますが、低学年と高学年で金額に差をつける場合もあるようです。

小学生のお年玉相場
~1,000円未満 3%
1,000円以上~3,000円未満 43%
3,000円以上~5,000円未満 42%
5,000円以上~10,000円未満 11%
10,000円以上 1%

中学生は平均5,000円

中学生になると5,000円以上10,000円未満が最も多く半数以上の52%。次いで3,000円以上5,000円未満が32%となっています。
およそ5,000円前後が多いと言えそうです。

中学生のお年玉相場
~3,000円未満 5%
3,000円以上~5,000円未満 32%
5,000円以上~10,000円未満 52%
10,000円以上~20,000円未満 10%
30,000円以上 1%

高校生は平均5,000~10,000円

高校生になると5,000円以上10,000円未満が最も多く63%、次いで10,000円以上20,000円未満が24%となっています。
中学生の最も多い金額帯も5,000円以上10,000円未満でしたので、高校生も同じ金額という場合もありそうです。

高校生のお年玉相場
あげない 3%
~3,000円未満1%
3,000円以上~5,000円未満 6%
5,000円以上~10,000円未満 63%
10,000円以上~20,000円未満 24%
20,000円以上~30,000円未満 2%
50,000円以上 1%

大学生は平均10,000円

大学生のお年玉で最も多い金額帯は10,000円以上20,000円未満です。約半数が、この金額帯が相場だと回答しています。次いで多いのは、5,000円以上10,000円未満の26%。
10,000円前後が相場だと言えそうです。

大学生のお年玉相場
あげない 22%
~5,000円未満 1%
5,000円以上~10,000円未満26%
10,000円以上~20,000円未満 49%
20,000円以上~30,000円未満 1%
30,000円以上~50,000円未満 1%

お年玉はいつまであげる?

お年玉を渡す際にもマナーがあります

今回のアンケートでは、大学生になると「あげない」という回答が増加していました。一般的に、いつまでお年玉をあげるのかも気になるところではないでしょうか。
お年玉をいつまであげるか聞いたところ、「学生のうち(社会人になるまで)」が約半数で最も多い回答となりました。高校生までが29%、中学までとの回答も4%ありました。

お年玉をいつまであげるか
学生のうち(社会人になったらあげない) 51%
20歳まで 16%
高校生まで 29%
中学生まで 4%

自分のもらっていた金額を参考に

どうしてその金額にしているのか、金額の決め手は「自分がもらっていた金額」を参考にしている人が多いようです。
また、親族内で話し合って決めている人もいました。親族間であまりに金額が違うと、気を遣ったり遣わせたりすることもありますよね。
気になる場合は、話し合って決めておくのもよいでしょう。

金額の決め手
自分がそれくらいの金額をもらっていたから60%
親族内で話し合って、合わせているから 14%
自分があげたいから 13%
相場を調べてこの金額だったから7%
特に理由はない6%

自分の子どもにお年玉をあげる?

自分の子どもにもお年玉をあげるかも、意見が分かれるところではないでしょうか。今回のアンケートでは、半数以上が自分の子どもにお年玉をあげると回答していました。
他には甥っ子・姪っ子が多く、年始のあいさつで顔を合わせる兄弟の子にあげることが多いようです。
また、自分の親や祖父母にお年玉をあげている人も、少数ながらいます。約1割の人は、自分の親(子どもにとっての祖父母)にあげると回答しています。

今年、お年玉をあげる相手
甥っ子、姪っ子72%
自分の子ども64%
親族の子ども(自分の子、甥・姪、孫以外)22%
友達の子ども7%
親 9%
孫 4%
祖父母 2%

お年玉のマナー

お年玉を渡す際にもマナーがあります。まずは、新札をポチ袋に入れて渡すこと。ポチ袋には、表面に渡す相手の名前を、裏面には自分の名前を書いておきましょう。
ポチ袋にお札を入れるときは、向きにも注意が必要です。ポチ袋のおもて面にお札のおもて(肖像がある面)を、さらに肖像が上に来るようにポチ袋に入れます。天地が逆にならないよう気を付けて下さいね。

一般的には上記のようなマナーがあるものの、家庭ごとに「わが家のルール」を決めている家庭もあるよう。アンケートの回答をご紹介します。

【渡す際のルール】

  • 身内の中では、お互いに新札じゃなくて良いことにしている
  • 面と向かって渡す(人伝いにあげない)
  • 直接渡せない場合は手紙をつける
  • 渡す際は、その子どもの保護者がいる前で渡す
  • 男性から渡す

【金額のルール】

  • 必要以上にはあげないようにしている
  • 兄弟であっても、年齢によって金額を分ける
  • 同じ家庭の兄弟にあげる場合、兄弟で格差を作らない

【ポチ袋のルール】

  • ポチ袋はキャラクターものではなく、シンプルなデザインのものにする
  • 毎年ポチ袋を変える(2年連続同じものにしない)
  • かわいい/おしゃれなポチ袋にする
  • 子どもが好きなキャラクターの柄のものを用意する
  • 金額に見合ったポチ袋を用意する

家庭ごとに、ルールはそれぞれです。
年齢で金額に差をつける家庭もあれば、兄弟で統一する家庭もあります。
また、ポチ袋やシンプル派とキャラクターやかわいい派に分かれることが分かりました。
どちらも、子どものことを考えているからこそのルールですね。

まとめ

金額が多すぎないよう気を付けていると回答した人も多く、子どもの教育上や親族間での気遣いの様子がうかがえました

今回のアンケートの結果では、お年玉のおよその相場は、

  • 未就学児:3,000円未満
  • 小学生:3,000円
  • 中学生:5,000円
  • 高校生:5,000~10,000円
  • 大学生:10,000円以上

と言えそうです。ただ大学生には「あげない」という考えもあります。
親族内で「あげる」「あげない」が分かれると、気を遣ったり遣われたりすることもあるかもしれません。金額が多すぎないよう気を付けていると回答した人も多く、子どもの教育上や親族間での気遣いの様子がうかがえました。
これらの結果を参考にしていただきながら、事前に親族内で示し合わせておくと安心ですね。

※調査概要
・対象:お年玉をあげたことがある成人男女
・有効回答数:100件
・調査期間:2021年11月22日~11月25日

文:COE LOG編集部

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