家事の時短テク!ちょっとの工夫で料理・洗濯・掃除をラクに

家事の時短テク!ちょっとの工夫で料理・洗濯・掃除をラクに

毎日エンドレスの家事や育児、仕事などに追われているママの皆さん。「効率よく家事をすませたい!」と、雑誌やテレビで見た時短料理・時短掃除グッズなどを試したことはありませんか。ただ、意外と難しかった、自分のスタイルになじまなかったなどの理由で長続きしなかったという人も少なくないはず。今回は、そんなママにおすすめしたい「日々のちょっとした工夫」で家事時間を節約できる、簡単で続けやすい時短テクをご紹介します。

長続きする時短テクって?

家事をいかに手早く済ませるかは、忙しいママにとって永遠のテーマ

家事をいかに手早く済ませるかは、忙しいママにとって永遠のテーマ。しかし、せっかく時短テクを知っていても、いざやってみたら続かずラクにならなかった、ということも珍しくありません。
その理由には、続けるのが難しいハードな内容だった、自分の家事スタイルに合わなかった、などがあげられると思います。
例えば筆者の場合、平日の夕食を土日に作りおきする時短テクにトライしましたが、休日まで疲れてしまい、続けられませんでした。
でも、時短テクは続けてこそ、日々のゆとりを生み出してくれるもの。
そこで次の章では、毎日の家事に少し工夫を加えるだけの「ゆるめの時短テクニック」をピックアップ。いつもの家事の延長でできるので、気負わずスタートできますよ。

まず、ためない!掃除の時短テク

ずばり、掃除の時短テクは、ゴミやホコリなどをマメに掃除し、ためないことです。その都度掃除するのは一見時間がかかりそうですが、たまった汚れを一気に掃除するよりも、はるかに少ない時間ですみます。
そのために用意しておきたいのが、気軽に使えるお掃除アイテムを、すぐ手が届くところに置いておくこと。特別なものを用意する必要はありません。わが家では次のような道具で、毎日のプチ掃除を行っています。

リビング・ダイニング

ダイニングテーブルの横にコードレス掃除機、リビングに粘着式のカーペットクリーナー、テレビリモコンの隣にホコリを取るモップを見える状態でセット。
朝食が終わったらテーブル下にさっと掃除機をかけ、ついで1分ほど歩き回って床の髪の毛などをとります。粘着式クリーナーやモップは、テレビを見ながらコロコロしています。

キッチン・洗面台

水回りの美しさを左右するのは、ずばり水滴。水滴を放置すると、水垢になってシンクや水栓に汚れがこびりつきます。
キッチンには、乾いたふきんを何枚も用意し、作業が終わったらとにかく拭くのがおすすめ。洗面所も、タオル地のハンカチなどを常時セットし、使った人が掃除するルールにするとラクです。

バスルーム

一度カビが生えると掃除の手間が倍増してしまうバスルーム。まずは、床などに直接モノを置かないこと。
入浴後は排水溝のフタを外して乾燥させるなど、カビやヌメリが発生しにくい環境にしましょう。バスタブは、最後に入浴した人がスポンジでサッと洗えば垢もすぐ落ちます。

トイレ

除菌スプレーをセットし、トイレットペーパーに吹きかけて、便座や床をざっと拭きます。1日1〜2回、30秒ほど拭くだけで、いつも清潔でキレイなトイレになりますよ。

段取りに工夫を!洗濯の時短テク

洗濯機の機能や洗剤の進化により、ずいぶんラクになった洗濯

洗濯機の機能や洗剤の進化により、ずいぶんラクになった洗濯。でも、洗う・干す・しまうなどいくつもの工程があるため、トータルで見るととても時間がかかってしまいます。
わが家は洗濯の段取りを見直しただけで、朝に大きなゆとりが生まれました。

サッと干す・取り込む

洗濯物を干す際は、屋外でハンガーにかけるよりも、あらかじめ室内でハンガーにセットし、物干し竿に一気にかける方法がおすすめ。そうすることで動きが少なくなり疲れません。
また、洗濯バサミがローラー形状で、引っ張るだけで洗濯物が外れる時短ピンチハンガーなどもあるので、ぜひ活用しましょう。

たたまない

シャツなどは、干したハンガーのままクローゼットにしまうと時短になります。パジャマや下着など、シワになっても気にならないものは、たたまない選択もアリ。
わが家でも、下着やパジャマは軽く丸めてポイポイと衣装ケースに投げ入れています。

夜洗濯

朝が特に忙しい共働きの家庭では、断然夜の洗濯がおすすめです。もし、生乾きのニオイが気になる場合は、室内干し用の洗剤を使い、扇風機の風を洗濯物にあてるようにしましょう。
ニオイの原因は衣服についた雑菌。扇風機の風をあて早く乾かすことで、雑菌の増殖をおさえることができ、外干しと同じようにカラッと乾かすことができますよ。

週末の計画が要!料理の時短ワザ

料理にも洗濯と同じく、買い物・調理・後片付けとたくさんのプロセスがあります。それぞれの工程を効率化すれば、全体で大きな時短に!
時間をお金で買う感覚で、宅配サービスなどを活用するのもおすすめです。

献立を考える

「今日は何を作ろう」と考えていると、無意識のうちに時間が奪われてしまうもの。またスーパーで献立に迷うと、買い物にも時間がかかってしまいます。
そこで、週末などに一週間の献立を「ざっくり決めておく」ことがおすすめ。ミートソースを多めに作ってパスタの次はドリアにするなど、使い回し計画で調理も時短できるほか、買い物も無駄なくスムーズにできます。

まとめて買う

できるだけ週末などにまとめ買いして、スーパーなどに行く回数を減らしましょう。
前述の、献立を「ざっくり決めておく」ができていれば、食材が足りなくなることも避けられます。買い物の回数を減らすことで、節約にもつながりますよ。

節約に関しては、今すぐ貯金できる!超多忙な働くママ向けカンタン節約術8選を参考にしてみてください。

牛乳などの重くて一度にたくさん運べないもの、賞味期限が数日で切れてしまう食パンなどは、宅配サービスを利用するという方法も。子どもが3歳までは無料で宅配してくれるサービスなどもあるので、調べてみてもよいかもしれません。

料理にも洗濯と同じく、買い物・調理・後片付けとたくさんのプロセスがあります

下ごしらえを効率化

調理の中でも地味に時間がかかる下ごしらえ。少しでも手間を減らすため、キャベツや玉ねぎなど野菜を切るときは、次回の分までカットして、ビニール袋などに保管しましょう。
餃子やそぼろなどのひき肉料理は、多めに作って冷凍庫に保管し、チャーハンや煮物にリメイクを!

調理しながら後片付け

掃除と同じで、後片付けも洗い物をためないことが鉄則です。味噌汁などの鍋をかけている間にフライパンを洗うなど、調理しながら後片付けもできるよう、段取りを組んでみましょう。
また、油汚れはキッチンペーパーや野菜クズでふきとってから洗剤を使うと、スポンジも汚れにくく手早くキレイに洗えます。

最後に

気負わずできる家事の時短テクの数々、いかがでしたでしょうか。「とにかく効率化せねば!」と意気込むと気持ちも持たないので、できそうなものから気軽に試してみてください。
1日10分時短できれば、1年で約61時間節約!小さな時短の積み重ねは、大げさでなく人生のゆとりを生み出してくれますよ。

文:山本文々

山本文々(やまもとウェンウェン)
山本文々(やまもとウェンウェン)

コピーライター歴約20年。現在は、デザイン制作会社にて主にWebディレクター・ブランディングディレクターを担当。プライベートでは、37歳で長男の出産を経験し一児の母。専門分野は、企業ブランディング、仕事と育児の両立、リモートワーク導入支援。

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