夏休み中は子どもの昼食の準備に追われ、「おやつのことまで考える余裕がない!」という人も多いのでは? 学童保育施設「かざみどりKids」を運営し、日々、手づくりのおやつを提供する中村美帆さんに、簡単でおいしいおやつの作り方を聞きました。ぜひ親子で一緒に作って、味わってみてください。
お手軽フルーツポンチ
暑い季節になると食べたくなるのが、ひんやり冷たいスイーツ。そんな時は炭酸水に、お好きなフルーツゼリーと果物を加えた、お手軽フルーツポンチはいかがでしょうか?
材料を混ぜるだけなので、親子で一緒に楽しみながら、あっという間に作れます。リンゴやバナナなど、家にあるフルーツを加えても。炭酸が苦手な子には、お好みのフルーツジュースで作ってもおいしいですよ。
用意するもの(3人分)
フルーツゼリー(1個)
フルーツの缶詰(1缶)
炭酸水(250ミリリットル)
作り方
① ボウルにフルーツゼリーをくずしながら入れる
② 1に食べやすい大きさにカットした缶詰のフルーツを入れ、炭酸水を加えて混ぜ合わせる
※缶詰のシロップを加えて、お好みの甘さに調整してください
片栗粉でぷるぷるわらび餅
本格的なわらび粉がなくても、片栗粉でもわらび餅が作れます。定番のきな粉や黒みつのほか、チョコレートや練乳などをかけて、味のバリエーションを楽しむのもおすすめです。
用意するもの(3人分)
片栗粉(50グラム)
砂糖(大さじ2)
水(1カップ)
きな粉・黒みつなど(お好みで)
作り方
① 鍋に片栗粉と砂糖を入れ、よく混ぜ合わせる。水を加えて、さらによく混ぜる
② 1を弱火にかけながら、よく混ぜる。透明になってきたら火を止めてポリ袋などに入れ、氷水をはったボウルの中で冷やし固める
③ 袋から取り出し、スプーンなどでひと口大に切ってお皿に盛りつける。お好みできな粉や黒蜜などをかける
ひと工夫で簡単おやつ
スモア
出来立ての熱々を食べられるのも手作りならでは。スモアとは、アメリカやカナダで食べられている伝統的なお菓子です。
作り方はとても簡単で、ビスケットにマシュマロを挟み、オーブントースターで温めるだけ。熱々の状態でほおばると、特別感があって子どもたちも大喜びです。
カッサータ風アイス
刻んだドライフルーツやナッツをアイスクリームに混ぜて食べる、イタリア発祥のスイーツ「カッサータ」。
好きな味のアイスに、砕いたクッキーや刻んだ板チョコなどを混ぜれば、自宅でも「カッサータ」が味わえます。アイス用のコーンを用意して、「アイス屋さんごっこ」をしてみるのもよさそうです。
最後に
せっかくの夏休み。どれも簡単にできるおやつばかりなので、親子で一緒に手作りして、特別な時間を楽しんでください。子どもにとっても、きっといい思い出になるはずです。
文:中村美帆
出産を機に金融機関を退職後、ママファイナンシャルプランナーとして独立する傍ら、カラダとココロの健康をテーマにヨガ講師・おやつ講師として活動。地産地消にこだわった親子おやつ教室や児童施設でのキッズヨガ教室など子育て支援にも携わる。
また、地元のお茶農家と連携したお茶ブランドTEA BASE「三重県産デカフェ茶」の企画販売を手掛け、地域で地元経済を応援する仕組み作りを目指して、多方面にて三重の魅力を発信中。三重県出身。三児の母。
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