働くママがラクになる!頑張らない自分時間のつくり方とは?

働くママがラクになる!頑張らない自分時間のつくり方とは?

家では子育てや家事に追われ、会社に行けば仕事に追われ、夜にはぐったり・・・。そんな働くママも多いのではないでしょうか?最近は新型コロナウイルスの影響で、仕事環境が変わったり、テレワークになったり。子どもの保育園や学校の休園、休校も重なって、ストレスを感じることもありますよね。フルタイムで働くママである筆者が、働くママの気持ちがラクになる「時間の使い方」についてご紹介します。

自分時間、つくっていますか?

私の場合も、コロナ禍でテレワーク中心になり、始めは通勤がなくて楽チン♪と感じていました。しかし、気がつけば仕事とプライベートの境目がなくなり、自分の時間もなくなっていました。常に誰か家にいる。CAFÉで気軽に休憩できない。夫に子どもをお願いして飲みに行けない。まさにストレスです!
この生活は続くかもしれない。ならば、今の状況でいかに自分の時間を確保するか。ということを考えました。

そこでまず、24時間の自分のスケジュールを現状と理想を考えながら、ノートに書いてみました。

24時間の自分のスケジュールを現状と理想

【私の1日(テレワークの場合)】

6:00起床 ストレッチやオンラインヨガ 読書や勉強
7:00朝食の支度や洗濯干しなど。(子ども起床)
8:00朝食
9:00子どもを保育園へ
9:30〜18:00仕事 (ランチしながら夜のごはんを炊く)
18:00子どものお迎えへ
夕食・お風呂・子どもとの時間〜寝かしつけ
22:00自分のその時にしたいことをする時間
23:00就寝

そうすると「どこで時間があくかな」とか「ここは時間をつくりたいから、早起きしてみよう」など、計画がたってきます。
私の場合は黄色い部分が自分の時間。完成したら、これを自分の時間割として意識して実践します。

時間をどこでつくる?何に使う?

私自身、出社していた頃を思い返すと、朝の自分時間はほぼありませんでした。支度や朝食も、もっとバタバタしていたと思います。夜は、通勤などで疲れてしまい、ほぼ寝落ち状態。
現在は、テレワーク中心になり移動時間もなくなったので、前よりも自分時間を確保できるように!その時間で、ストレッチや勉強など、今まで出来なかったことをしています。朝だけでなく、テレワークのあいまの時間も活用。
時間割をつくる際は、

  • 自分が譲りたくないもの(睡眠時間も含む)
  • 今、目標としていること(勉強、運動、趣味など)

これらをまずは決めていくと自分が何をしたいのか、優先順位がわかってくるかもしれません。

家族の状況、体調などによって、予定通りできない日も当然でてきます。時間割は、ある程度の目安として、できる日もあれば、できない日もある。できなくても「ま、いいか」とあまり気にしないで、ゆるい感じでもよいかなと思います。

時間短縮のためにできることは?

私は結婚してから、イギリス、シンガポール、タイに住んでいたことがあります。
もちろん、そのご家庭によってさまざまではありますが、全体的に日本のママは忙しい!と思いました。

食事を例にして見ると・・・

朝食

日本では、パンやごはんと家庭によってさまざまだと思いますが、ワンプレートでも、品数はあるケースが多いと思います。
ヨーロッパでは、朝ごはんは火を通さないもの、(バケットにハム、とコーヒー、シリアル)を食べている人も多かったです。シンガポールも基本は外食文化なので、ホーカーズ(屋台がたくさん並ぶところ)で朝食を食べることも。

昼食

日本の昼食は、お弁当1つとっても、海外のお弁当に比べて、きめ細やか!彩りを考えたり、キャラ弁にしてみたり、と手が込んでいます。

夕食

日本の夕食風景を思い浮かべてください。ごはんにお味噌汁、おかずも、メインから小鉢ものまで、品数多いですよね。我が家もなんだかんだ言って、夕食時の品数は多いです。

日本とヨーロッパ、食生活の違い

1日の食事を考えただけでも、それをこなしているママは本当にすごいと思うのです。でも、毎日そうでなくてもいい!と声を大にして言いたいです。

朝食は、火を使わない!主義でもいい。夕食はお惣菜を買ったっていいし、丼物や焼き飯を1皿で完結したっていい。テイクアウトだって構わない。
1日3食すべての栄養バランスを考えて・・・だと、疲れてしまいます。たとえば、落としどころとして1日の中で、3日の中で、栄養バランスを考えても良いのかなと思いますが、いかがでしょうか?

そして、家事はというと・・・

洗濯や掃除は、頼れるなら便利な家電にお願いしても良いと思います。私自身、テレワークになってから、洗濯機を買い換えました。
洗濯は、洗うものを仕分けして、洗ったものを干して、たたんで、引き出しにしまう、という一連の流れがなかなか面倒。それを受けて、今回購入した洗濯機は、まず洗える容量が以前の倍。洗剤を毎回入れなくていい、そのまま乾燥できる、など細かいところが楽になったので、意外と時短になります。そして、時にはコインランドリーも活用しますが、洗濯の間に買い物したり食事したりと便利です!

時にはコインランドリーを活用して、洗濯の間に買い物や食事をすると便利

ママたちは頑張りすぎている!?

最近はSNSでも手の込んだ素敵な食卓やお部屋の写真がたくさんアップされています。それができてないと、自分はうまくやれていないんじゃないか?と落ち込んでしまうかもしれないですが、全然そんなことないです。
そもそもSNSは、いろいろな人の「最高の一瞬」を切り取った写真の寄せ集め。まわりがキラキラしているように見えるのは当たり前です。そんな他人と比較をするのはナンセンスですし、比べれば比べるほど不幸になっていきます。
(私がぐうたらなのかもしれないですが)毎日働いて、育児して、家事して、食事は毎度ちゃんと作る、っていうのは、はっきり言ってしんどいです。できたらいいな、とは思うけど無理です。
毎日、頑張りすぎなくても大丈夫!上手に手を抜きましょう。

自分の時間を「意識して」つくる

日本では、まだまだ家事も育児も女性の方が時間を費やしているというデータがあります。そんな中、働くママにとって自分時間を作るというのはなかなか難しいと思います。ただ、ちょっと意識をして見直してみると、意外なところで隙間時間があるもの。
そして、その隙間時間で好きなことができれば、少しだけゆとりのある生活になるのではないでしょうか?
自分がしたかったこと、やりたかったけど棚の上に置いてしまっていたことなど。忙しいとなかなか見過ごしてしまいがちなことに気づけたり、深く考えたりと新たな発見があるかもしれませんね!

文:梅津恵

梅津恵
梅津恵(うめつめぐみ)

雑誌、WEBサイト(エンタメ・お出かけ・子ども・ライフスタイル・料理・美容)などの企画営業、編集、イベント運営、メディアプランナーを経てフリーに。
留学でイギリス・夫の転勤でシンガポール・タイへ移住。
現在は、出版社で編集、デジタルマーケティングに従事する傍ら執筆活動も行う。男の子のママ。

●資格:幼稚園教論二種、保育士、メディックファーストエイド(小児国際救急法)

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