ウイルス感染予防に、手洗い・うがい、人混みへの外出を避けることも大事ですが、必要なのは免疫力を高めること。十分な睡眠・食事・運動が重要ですが、ずっと家にいると、どうしても運動不足になってしまいますよね。
長久手市周辺には素敵な公園が数多くありますが、子どもを連れて行くとなると、設備や環境が気になるところ。そこで今回は、編集部が地元の方からの口コミ情報と現地取材をもとに、長久手市周辺の公園について調べてみました。
※公園に出かける際には分散し、混雑した場所を避けるように注意しましょう。
詳細は長久手市HPをご参照ください
大人気!長湫南部公園
長湫南部公園はご存知の方も多いかもしれません。市が洞の住宅街近くにある公園です。バス通りから少し高い場所にあり、とても見晴らしが良いです。
長湫南部公園(Nバス西部循環線「たいようの杜」停留所から徒歩4分)
3月半ばに訪れたときには、小学生低学年の子どもたちが数多く遊んでいました。公園西側の広場ではドッジボールをしたり、池(観察デッキ)で生き物を探したり、ハーモニカを練習している子の姿も。広い公園なので、各々好きなことをして楽しめます。公園入口には自転車置き場もあり、小さな自転車がきれいに並べられていました。
小学生にはジップライン、幼児には滑り台が人気のようです。
小さい子どもたちはお母さんと一緒に公園の東側で遊んでいました。レジャーシートを持ち込んでいる方もチラホラ。この近くには滑り台などの遊具や東屋だけでなく、「ミストの広場」があり、夏には水遊びができそうです。

きれいな公園でびっくりしました。ベンチもたくさんあるので、荷物を置いたり、休憩したりもできます。小さな子でも遊べそうです。
隠れスポット!?香流川砂防公園
モリコロパークの南西に隣接する香流川砂防公園をご存知でしょうか。川のせせらぎが心地よい、自然あふれる公園です。リニモ公園西駅から徒歩15分で行けますが、Nバス三ヶ峯線を使うこともできます。バス通りは緩やかな坂なので、行きは「三ヶ峯公園」停留所で下車し、帰りは「愛・地球博記念公園西」で乗車することをおすすめします。
香流川砂防公園(Nバス三ヶ峯線「三ヶ峯公園」または「愛・地球博記念公園西」停留所から徒歩3分)
公園の中央には大きな川が造られており、飛び石の上で駆け回るのも楽しそうです。川は浅いので小さい子どもお子さんでも心配は少ないでしょう。桜の木が多く、3月半ばには大きなつぼみをいくつもつけていました。お花見に行く際には公園内のベンチも利用できますが、レジャーシートやテントを持ち込む方かたもいるようです。
大きな丸太のようなユニークなトイレ

花見の穴場スポットです。
駐車場も12台分はありますが、大型車は入りにくいかもしれません。
バーベキューなどの火気はNGなようです。
ちょっと遠出して、市外の公園に行ってみる?
長久手市内から車で20分程度、尾張旭市内の愛知県森林公園は県内屈指の広大な公園です。2019年6月の第70回全国植樹祭が開催された場所でもあります。テレビ中継されたのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。
愛知県森林公園(名鉄瀬戸線 尾張旭駅から市バスあさぴー号で「森林公園」停留所にて下車)
「センター広場」では、周りを気にせずバドミントンやキャッチボールができる広大な芝生が広がります。広場の中央には小川が流れており、夏になれば川遊びが楽しめそう。日陰が少ないので、暑い時期にはテントやタープの持参をおすすめします。
「児童遊園地」には地面の傾斜に沿った大きなすべり台があります。ブランコ、複合遊具、シーソー、うんてい、ロープジャングルジム・・・たくさんの遊具がありました。
森林公園案内所にある「森のカフェ」と「森の雑貨屋」
公園の入り口すぐにある建物は「森林公園案内所」。できたばかりの新しい建物で、お手洗いもキレイです。ベビーチェア付きの洋式トイレがあり、オムツ替え・授乳スペースも完備していますので、小さい子ども連れでも安心です。
案内所内の休憩スペース「森のカフェ」の名物は、担々麺とカレーライス。カレーライスは甘口もあるので、子どもも喜んで食べるはず。おやつにソフトクリームを食べている親子でにぎわっていました。

小学校の遠足で何回も行きました!
緑の広がる大きな公園です。ボールなどの遊び道具を持ち寄って
遊ぶのが楽しかった、思い出の場所です。
ここまでさまざまな公園を紹介してきましたが、みなさまのご近所におすすめスポットはありませんか?「こんな良いところがあるよ!」「ぜひ紹介してほしい!」といった場所を募集します。ぜひ気軽に、お声を聞かせください。
そもそも、公園行ってもいいの?
文部科学省が、児童の外出について、以下のような見解を示しています。
- 軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)でも外出を控えること。
- 規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かないこと。
ただし、
「児童生徒の健康維持のために屋外で適度な運動をしたり散歩をしたりすること等について妨げるものではなく、感染リスクを極力減らしながら適切な行動をとっていただくことが重要である」
文部科学省HPより
新型コロナウイルス感染症対策のための小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業に関するQ&Aの送付について(3月9日時点)[PDF]
つまり、①・②のルールを守って、運動不足やストレスを解消することが、子どもの健康を維持するのに大切なようです。これからも手洗い・うがいなどの感染予防に気をつけながら、乗り切っていきましょう!
子育て支援アプリでは、新型ウイルスの情報を定期的に配信しています。
文:奥村香保里 撮影:奥村香保里、他