今年もクリスマスが近づいてきました。お子さんへのクリスマスプレゼントはもう準備しましたか? 「まだ決まっていない」という人は、本のプレゼントはどうでしょうか。
今回は、名古屋市の草叢(くさむら)BOOKS 新守山店の協力のもと、クリスマスプレゼントにぴったりな小学生向けの本を3冊セレクトしてみました。同店店長・吉富圭さんのおすすめコメントもあわせてお楽しみください。
※本の画像をクリックすると出版社のサイトに移ります
プレゼントしたい本①
「パンどろぼうとほっかほっカー」
作:柴田ケイコ
出版社:KADOKAWA
価格:1430円
発売日:2023年9月13日
数々の絵本大賞を受賞し、書店員からの評価も高い絵本「パンどろぼう」シリーズの最新作。食パンをかぶったパンどろぼうが「どうしてこんなに!?」と思ってしまうほど老若男女を虜にしています。
今作はパンどろぼうの愛車「ほっかほっカー」が初登場! ぬいぐるみやキーホルダー、コインケース、バスボール(ボール型の固形入浴剤)など、関連グッズも充実しているので、本とセットでプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
プレゼントしたい本②
「小学館の図鑑NEO 音楽 DVDつき」
出版社:小学館
価格:2640円
発売日:2023年11月22日
3歳から小学校高学年まで、「長く使える本格図鑑」をコンセプトに作られた「小学館の図鑑NEO」シリーズ。この秋発売された「音楽」では、約300種類の楽器が紹介されており、中でも打楽器についての豊富な情報が「音楽の本質を捉えている」と考えるのは私だけでしょうか?
世界的に有名なビートルズより、ジェームス・ブラウン(アメリカのソウル歌手)の方が大きいレイアウトや見開き2ページをたっぷり使ったエフェクター(電子楽器に接続して音に変化を与える装置)の紹介など、音楽ファンをもうならせる充実した内容。学校で習う音楽と言えばクラシックと唱歌が大半でしたが、そんなイメージとは一線を画す存在の図鑑です。
プレゼントしたい本③
「大人も知らない? ふしぎ現象事典」
編:「ふしぎ現象」研究会
イラスト:ヨシタケシンスケ
出版社:マイクロマガジン社
価格:1100円
発売日:2021年7月7日
「大人も知らない」というタイトルに偽りなし。誰もが思う「あるある」について、その名称と理由を解説した雑学本です。
個人的には「スマホがブルブルしていると思ったら気のせいだった」現象に、たいそう立派な名前がついていることに驚きました。絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさんによるイラストもとても素敵。もっとも、理屈っぽいところのあるお子さんにプレゼントすると、さらに理屈っぽくなってしまうかもしれませんが……。まあ、確実に知識はつくので、よしとしましょうか。
最後に
お子さんにプレゼントしてみたい本は見つかりましたか? どの本も子どもはもちろん、大人も楽しめる内容です。親子で同じ本を読み、感想を話し合ってみるのも楽しそうですね。
この記事は「TSUTAYA」などを運営するカルチュア・エクスペリエンスの協力のもと、作成しました。