いよいよ2025年がスタートしました。新しい年の始まりに、素敵な本を読んで、気持ちを高めてみませんか?
今回は、名古屋市のTSUTAYA BOOKSTORE 則武新町の協力のもと、新年の始まりにぴったりな本を3冊セレクトしました。同店の書籍担当・茨木識博(いばらき・のりひろ)さんのコメントもあわせてお楽しみください。
※本の画像をクリックすると出版社のサイトに移ります
新年に読みたい本①
「成瀬は天下を取りにいく」
著:宮島未奈
出版社:新潮社
価格:1705円
発売日:2023年3月17日
2024年の第21回本屋大賞を受賞し、話題となった作品。帯に書かれている「かつてなく最高の主人公、現る!」という言葉どおり、主人公の成瀬あかりが魅力的な物語です。
中2の夏休みの始まりに、「コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映る」と言い出した成瀬。そんな彼女の我が道を突き進む姿や周囲を気にせず、自分のやりたいことをやってのける行動力は、「新しく何かにチャレンジしてみよう」と思っている人に勇気を与えてくれるはずです。
続編の「成瀬は信じた道をいく」とあわせ、新年に読んでみてはいかがでしょうか。
新年に読みたい本②
「人生は『気分』が10割 最高の一日が一生続く106の習慣」
著:キム・ダスル
訳:岡崎暢子
出版社:ダイヤモンド社
価格:1650円
発売日: 2024年3月6日
日本と韓国で累計35万部を突破したベストセラー。私たちが何気なく過ごしている1日1日は、「気分」によって大きく左右される、といっても過言ではありません。つらいことも、面倒な人間関係も、やる気が出ない仕事も……どんなことも、気分がよければ過度に悩むこともなく、捉え方も変わってくるはずです。
この本では「気分」をコントロールして、最高の1日を積み重ね、最高の人生にする。そんな習慣が紹介されています。自分の気分をコントロールして、2025年からの人生をよりよいものにしていきたいですね。
新年に読みたい本③
快眠法の前に 今さら聞けない 睡眠の超基本
監修:柳沢正史
出版社:朝日新聞出版
価格:1540円
発売日:2024年8月20日
睡眠不足が続くと、パフォーマンスの低下やメンタル疲労など、想像以上に悪影響を及ぼします。そんな睡眠の不思議から、「睡眠負債」の解消法、ぐっすり眠るための環境の整え方まで、睡眠研究の第1人者が最新の睡眠科学をもとに解説しています。
最近よく耳にする「ショートスリーパー」とは、遺伝子で決まる先天的なもので、訓練などをしてなれるものではないようです。私はそれを知って、「自分に合った睡眠時間をとろう」と認識させられました。
この本を読んで、自身の睡眠を見直し、心身ともに健康的な1年を過ごしましょう!
最後に
新年の始まりにぴったりな3冊を紹介しました。2025年も素敵な本と一緒に、いい1年を過ごせるといいですね。
この記事は「TSUTAYA」などを運営するカルチュア・エクスペリエンスの協力のもと、作成しました。