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さまざまなものごとをイラストや写真とともに分かりやすく解説してくれる図鑑。気になることを深堀りしたり、新しい世界に出合ったり、子どもだけでなく、大人にとっても楽しめる作品がたくさんあります。
今回は、名古屋市のTSUTAYA BOOKSTORE 則武新町の協力のもと、親子で楽しめる図鑑を3冊セレクトしました。同店店長・二階堂篤さんのコメントもあわせてお楽しみください。
※本の画像をクリックすると出版社のサイトに移ります
大人も子どもも楽しめる図鑑①
「大人も知らない みのまわりの謎大全」
著:ネルノダイスキ
出版社:ダイヤモンド社
価格:1650円
発売日:2025年3月26日
「電線にとまっている鳥は何で感電しないの?」「建設中のビルの上に載っているクレーンは、どうやってそこまで運んだの?」など、私たちの身の回りに存在するのに、詳しくは知らないことってありますよね。
そんな日常にあふれる謎について、「住宅街」「商店街」「河原」「駅前」の4つのエリアごとに解説してくれる図鑑です。1つのテーマにつき、4ページにわたって解説。情報量が盛りだくさんで、何度も読み返したくなります。この本を読んだ後は、いつも通る道が違った世界に見えてくるでしょう。
大人も子どもも楽しめる図鑑②
「空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑」
著:荒木健太郎
出版社:KADOKAWA
価格:1375円
発売日:2021年4月30日
映画「天気の子」の気象監修でも知られる、気象学者の荒木健太郎さんによる天気の図鑑。かわいらしい表紙や挿絵とは裏腹に、内容はとても本格的です。100種類の雲の名前や、121種類の雪の結晶、地球温暖化がもたらす気候の変化など、天気にまつわる「すごすぎる知識」を数多く紹介しています。
雨が降った時に感じる「あの匂い」にも名前があることを知った時、誰かに言いたくてウズウズしました。天気のふしぎが分かると、どんな天気でも空を見るのが楽しみになります。
大人も子どもも楽しめる図鑑③
「身近すぎて気づかない、偉大な発明図鑑」
著:クライブ・ギフォード
訳:定木大介、岩田佳代子
出版社:日経ナショナル ジオグラフィック
価格:3300円
発売日:2024年11月18日
冷蔵庫や信号機、携帯電話など、今や私たちの暮らしに当たり前のようにあって、それらが「ない生活」なんて考えられないですよね。そんな身近なものたちがどのように発明されたのか、その起源を紹介する1冊です。
中でも、偶然ポケットにチョコレートを入れて実験していたことで電子レンジが発明されたというエピソードは、「気づきとひらめきがあれば、誰でも発明家になれるかもしれない」と思わせてくれます。これを読めば、あなたも偉大な発明を思いつくかも!?
最後に
私たちの身近なものごとを解説する3冊の図鑑を紹介しました。親子で読んで、ぜひ一緒にわくわく感を味わってみてください。
この記事は「TSUTAYA」などを運営するカルチュア・エクスペリエンスの協力のもと、作成しました。