地域のきずなをサポートしたい!元ラガーマンのアツい思い

地域のきずなをサポートしたい!元ラガーマンのアツい思い

~「人と社会をつなぐお仕事」シリーズvol.1: 中部電力 諸隈卓也さん~

たくさんの職業がある中で、なぜその仕事に情熱を燃やすのでしょうか。「人と社会をつなぐお仕事」シリーズでは、インタビューを通して地域社会・コミュニティを支える人にスポットを当てていきます。働くことを通して、人と人、人と社会をつなぎ、むすびあわせることを目指します。
第一回は、中部電力で学校やその他企業へ提供する連絡網サービス『きずなネット』の企画・運営・営業に携わる諸隈卓也さん。ご自身も4歳・7歳・10歳のお子さんをもつ3児の父。親目線で「子育てをする家庭や夫婦の生活を支援したい」という熱い思いで仕事に向き合う諸隈さんに、お話を伺いました。

諸隈さんのこれまでのキャリア

『きずなネット』の企画や、連絡網の導入を検討されているお客さまへのご説明、クライアントである学校・自治体まわりなど、きずなネットの顔として活躍しています

九州のラグビー強豪高校を経て東京の大学へ進学した諸隈さん。
中部電力への入社は2006年です。ラグビー部の第一線で活躍しながら、名古屋支社 中営業所で法人向けの電気契約業務、岡崎支社 豊田営業所で電話受付対応業務などを経て、資材部門に異動。
資材部門では各グループを経験しながら12年ほど勤務。2020年3月におこなわれた社内公募に応募し、同年11月より現在の仕事に着任しました。
『きずなネット』の企画や、連絡網の導入を検討されているお客さまへのご説明、クライアントである学校・自治体まわりなど、きずなネットの顔として活躍しています。

将来の夢はなかったけど・・・

小学校3年生からラグビーを始め、30歳で引退するまでの約20年間、ラグビーに明け暮れる生活を続けてきました。でも実は、「将来、ラグビー選手になりたい!」とは思っていなかったのです。

ラグビーに打ち込む中で、厳しい練習や試合中でも「楽しもう!」という監督やコーチの言葉が一番印象に残っています。

ラグビーに打ち込む中で、厳しい練習や試合中でも「楽しもう!」という監督やコーチの言葉が一番印象に残っています。

小さな頃から、その時・その場所で、全力で目の前のことに取り組んできました。ラグビーを通して育んできた「何事も一生懸命、楽しんでやろう!」というマインドは仕事でも生きています。

これまでの仕事の中でも、失敗したことやお客さまから怒られたこともあります。
そんな時も、変えられない事実を受け止め、どう自分は対応するか。一番近くにいる良き相談相手である奥さんに話すこともありました。そして、同僚、先輩など、まわりに支えられながら「とりあえず動こう!」という姿勢で。「人とのつながり」を支えにしながら、目の前のことに打ち込み、進んできました。

会社員生活の中でもっとも長く在籍したのは、資材部門。この中で12年、資材の調達や送電工事などの契約業務、資材システムの開発など、さまざまな業務に携わっていました。
仕事に対して大きな不満があったわけではありませんし、何事も一生懸命取り組んできました。しかし、仕事をしていく中で、「私は今後中部電力で何をしたいのだろうか?」「どのように貢献したいのだろうか?」と考えるように。ちょうどその時、先輩からそのような言葉を投げかけられたことも大きく影響しました。
一生懸命頑張っているつもりだったけど、流れに身を任せてしまっていたのかもしれない。
そんなタイミングに社内掲示板で「事業創造本部」の社内公募を目にしました。今まで自ら行動してこなかったけれど、「チャレンジしたい!」と思ったこの時が、まさに転機になります。資材部門で携わってきたこと。そして、自身の子育ての経験が重なり応募を決めました。

困っている声を拾いたい

私が公募のレポートとして出したのは、『学校と家庭をつなぐ新しいコミュニティの形の提供』というテーマでした。

私が公募のレポートとして出したのは、『学校と家庭をつなぐ新しいコミュニティの形の提供』というテーマでした。これを書いた背景には、自身の子育ての中で起きたある出来事があります。
それは、子どもが体調を崩した時のこと。学校へ連絡するために休むことを連絡帳に記入をし、集団登校の集合場所へ急いで連絡帳を渡しに行きました。その時に感じたちょっとした疑問です。
「こんな時、共働きの夫婦はどうしているのだろうか」「小さい子どもがいて家を離れられない時は、みんなどうしているのだろうか」。
もちろん、できること・できないことがあります。その中で、中部電力が提供するきずなネットのサービスで解決できることがあるのではないだろうか。子どもを持つ父親としての自身の目線も必ず活かせるはず。
「子育てをするお父さん、お母さんの役に立つサービスを届けたい!」その情熱を、社内公募の面接の場でぶつけました。採用の通知が届いたときは、嬉しかったですね。

学校や自治体などのお客さまの声を聞きつつ、子育てをするお父さん、お母さんに役に立つアイデアを自身の経験を織り交ぜながら考えています。

2020年11月に着任。主な業務は、連絡網の導入を検討されているお客さまへのご説明や既存のお客さまのアフターフォローです。きずなネットサービスの資料請求をいただいたお客さまへお電話することもあります。コロナの影響もあり学校や習い事教室などで生徒や従業員へ連絡することに使いたいと仰っていただきます。また連絡網のデモ機を使ってお客さまの前で実演しながら説明することも。

学校や自治体などのお客さまの声を聞きつつ、子育てをするお父さん、お母さんに役に立つアイデアを自身の経験を織り交ぜながら考えています。

「何がやりたいのか?」と自問自答していた2年前。今では「きずなネットで子育てをする家庭や夫婦を支援したい。役に立ちたい。」と明確に答えられます。

時代に合った子育ての貢献

これまで学んできたコミュニケーションを活かし、「子育て」のキーワードで地域社会に貢献していく

ラグビーの経験、そして資材部門でも多くの人と接点をもち、コミュニケーションを図りながら仕事に取り組むことが大事であると学んできました。
部署や環境が変わったことで扱うものは変わりますが、これまで学んできたコミュニケーションを活かし、「子育て」のキーワードで地域社会に貢献していく。連絡網そのものはシンプルなサービスですが、今の時代にあった中部電力にしかできないことを作っていきたい。
そう考えながら、大きなやりがいとともに日々の仕事に情熱を持って取り組んでいます。

【お話を伺った方の紹介】
中部電力 事業創造本部
諸隈 卓也(もろくま たくや)さん

中部電力 事業創造本部 諸隈 卓也(もろくま たくや)さん

『きずなネット』は、学校連絡網サービス&地域の安心・安全を守るアプリとして、約100万人の方に使われています。
みなさんに喜んでいただくサービスにすべく、頑張っています。

文:三輪田理恵

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