日本一アツイまち多治見市!伝統と郷土愛、街の魅力を大公開

日本一アツイまち多治見市!伝統と郷土愛、街の魅力を大公開

岐阜県多治見市は山地や丘陵地に囲まれた盆地地形で、夏の暑さが有名なまち。2007年には40.9度という、当時で日本一の暑さを記録しました。古くから歴史ある美濃焼は1300年の伝統を今に残します。その一方で、名古屋市近郊のベッドタウンとして、子育てファミリーにも人気のまち。マイホーム購入のしやすさ、切れ目のない子育て支援、子育て支援アプリの活用など、注目すべき点があります。今回は、日本一アツイまち・多治見市の魅力をご紹介。暑いまちの、アツイ魅力を見ていきましょう。

多治見市の基本情報

多治見市の基本情報
岐阜県多治見市は岐阜県南部に位置する、人口約11万人の東濃地方の中心都市。鉄道、高速道路等の交通網が充実し、利便性が高い一方で、市内には古い町並みが残ります。
禅寺「虎渓山 永保寺」、カトリック神言修道会「多治見修道院」など、歴史的な名所も。
多治見駅南側では大型商業施設や高層マンションが建設中で、2022年秋の開業を目指したプロジェクトが進行中。29階建て高層マンション、14階建てホテル、低層階には商業施設がオープンする予定で、多治見市の新しいランドマークができています。

多治見市のココがアツイ!

多治見市が日本一の暑さで知られるのは、2007年8月16日に、当時の国内最高気温40.9℃を記録したことから。多治見市では暑さ対策の先進都市として、暑さ対策に自治体をあげて取り組んでいます。ここでは暑さ以外の、さまざまな多治見市の「アツイPoint」をご紹介します。

  • 熱中症予防の啓発活動を表彰する「ひと涼みアワード」
    ⇒ 2015年 トップランナー賞を受賞
  • 先進的な活動を行う図書館に贈られる「Library of the Year」
    ⇒ 2015年 大賞を受賞
  • 地場産物を活かした、学校給食の全国大会「全国学校給食甲子園」
    ⇒2008年 共栄調理場が優勝
  • 子どもの権利を尊重する「子どもの権利条例」
    ⇒全国で4番目に制定

その他、気になるアツイPointは下記で見てみましょう。

アツイPointを深掘りすると

多治見市の気になるアツイPoint

マイホーム購入がアツイ

「平成29年 都道府県地価調査」によると、住宅価格は名古屋市の約5分の1(約12万円/坪)。自然豊かなエリアでマイホームを持てるのは、子育てファミリーにとって魅力的ですね。

交通アクセスがアツイ

昭和時代から、名古屋のベッドタウンとして発展してきた多治見市。高速道路は中央自動車道、東海環状自動車道。鉄道はJR中央本線とJR太多線の2沿線。中央本線は快速が停車し、名古屋駅まで所要時間45分。都市圏への交通アクセスがスムーズです。多治見駅始発の電車もあり、名古屋まで座って通勤する市民も多くいます。マイホーム購入がしやすい多治見に家を構えて、名古屋に通勤するケースも見られます。

歴史・文化がアツイ

多治見と言えば、奈良時代から1300年の歴史を誇る「美濃焼」。世界トップクラスの陶磁器の祭典として知られる「国際陶磁器フェスティバル美濃」でも有名です

多治見と言えば、奈良時代から1300年の歴史を誇る「美濃焼」。世界トップクラスの陶磁器の祭典として知られる「国際陶磁器フェスティバル美濃」でも有名です。
そして、タイル生産量が日本トップクラスであること(多治見市笠原町)。2016年には、モザイクタイルがコレクションされたモザイクタイルミュージアムがオープンしました。明治初期からの陶器商の商家や蔵が残る「本町オリベストリート」は、散策が楽しいレトロなまち。銀行跡を改装したベーカリー、石臼挽きの蕎麦屋などもあり、家族のお気に入りのお店が見つかるでしょう。

郷土愛がアツイ

多治見のマスコットキャラクターをつとめるのは「うながっぱ」。アンパンマンの作者として知られている、やなせたかし先生のデザイン

多治見のマスコットキャラクターをつとめるのは「うながっぱ」。アンパンマンの作者として知られている、やなせたかし先生のデザイン。
市内に「うながっぱ」デザインのバスが走り、うながっぱは地域ぐるみで愛されているマスコットです。
美濃焼をテーマにした青春マンガ「やくならマグカップも」は、テレビアニメ化されるほどの人気ぶり。レトロな本町オリベストリートが「やくならマグカップも」の舞台になっています。

子育て支援が手アツイ!

子育てファミリーから好評なのは、子どもに関するサービスがワンストップに集約すること。JR多治見駅すぐの市役所駅北庁舎3階フロアでは、妊娠期~中学卒業までの子育て・教育に関わる部署が揃っています。

ほかには、

  • 「ぽかぽか広場(駅北親子ひろば)」
    ⇒おもに3歳未満の子どもを対象とした子育て支援拠点(市役所駅北庁舎3階フロア)
  • マイ保育園・マイ幼稚園登録制度
    ⇒妊娠期~3歳未満児の子どもの保護者のための育児相談を受け付け
  • 13小学校区すべてに児童館・児童センター
    ⇒専任職員が遊びを指導。館内に遊戯室や図書室が揃う
  • 13小学校で「たじっこクラブ(多治見式放課後児童クラブ)」
    ⇒学校施設を利用して、放課後児童クラブを実施
  • 公立中学校の全学年で30人程度学級
    ⇒少人数学級で生徒一人ひとりに合った指導

など、手厚い子育て支援が用意されています。

中部電力が提供するアプリ

子育て支援が充実する多治見市ですが、アプリを活用したさらなる支援強化もスタート

前述の通り、子育て支援が充実する多治見市ですが、アプリを活用したさらなる支援強化もスタート。2021年6月に多治見市と中部電力および中部電力パワーグリッドで「安心して子育てできるまちづくりに関する協定」を締結。子育て情報が詰まった、「子育て支援アプリ」がリリースされました。広報誌などの情報がアプリ内に一元化されることで、ママが効率的に情報収集しやすくなっています。
詳しくは、新しい子育て支援!多治見市×中部電力グループで始動
こちらの記事を参考にしてみてください。

従来から、地域の安全情報を伝える連絡網サービス「きずなネット」を活用していた多治見市。2021年12月に「子育て支援アプリ」は「きずなネットアプリ」として生まれ変わり、妊娠期~中学卒業までの切れ目ないサポート体制を整えています。

最後に

焼き物文化が今なお根づき、歴史風情を残しながら、令和の新しい風が吹く、岐阜県多治見市。今回の記事で、アツさ自慢の多治見市のさまざまな面を感じていただけたでしょうか?子育て支援やアプリの新規導入など、多治見市の取り組みから目が離せませんね。

文:林日向子

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