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2024年5月、名古屋市中区・大須観音駅近くにオープンした「FAT MAN’S MiSERY」は、カロリーを抑えることよりも満足度を重視したフードや、ポップな見た目のドリンク、スイーツなど、背徳感たっぷりのお店です。
今回は、遊び心いっぱいのハイカロリーメニューをそろえる「FAT MAN’S MiSERY」の魅力に迫ります。
オーナーの「好き」が凝縮
オーナーの本田さんは、店舗から歩いてすぐのところにある人気ショップ「MAD MOUSE COMIC」も運営。「MAD MOUSE COMIC」は、アメリカのトイショップをイメージしており、オリジナルブランドやアメリカン雑貨をメインに展開しています。
本田さんはアパレルのことを学ぶため、アメリカのロサンゼルスに2年間滞在し、2017年に「MAD MOUSE COMIC」をオープンしました。
そんな本田さんが大好きなアメリカで出会った、本場のハンバーガーやスイーツを広めたいとオープンしたのが「FAT MAN’S MiSERY」です。
アメリカのダイナ―をイメージしたという、おしゃれでかわいい内装は、すべて本田さんがデザインしました。
自身でセレクトしたというアメリカンな雑貨やポスターも異国ムードを盛り上げます。
店内は、ナチュラルな木と白、アクセントカラーの緑色で統一。昼は窓から光が差し込み、夜も間接照明と店の外の照明が付くため、1日中明るい陽気な雰囲気に包まれます。
カロリーは考えず豪快に!
まずは定番の「チーズバーガー」を紹介します。バンズは、東別院にある人気ベーカリー「SIBERIA」にオーダーした、特製のバンズを使用。ふわっと弾力のあるバンズで、肉厚なビーフパティをしっかりと支えます。
パティは100%ビーフの粗挽きで、肉肉しい食感を残し、ジューシーに仕上げています。
あふれる肉汁がバンズに染み渡り、噛みしめるほどにおいしさが広がっていきます。
ファンの多い「バニラシェイク」は、バニラアイスとミルクをなめらかになるまで混ぜたシェイクに、ホイップをオン。ミキサーを使用せず、手作業で混ぜているため、シャリッと清涼感あふれる食感です。惜しみなくたっぷり盛られたホイップがグラスからあふれる姿も、甘党にはたまりません。
うま味×甘みの悶絶コラボ
続いてはオープン以来、SNSやメディアで話題の看板メニュー「ルーサーバーガー」。「ルーサーバーガー」とは、バンズの代わりにドーナツを使って作る、アメリカ生まれのバーガーです。
「FAT MAN’S MiSERY」では、分厚いドーナツに、プレスしてカリッと焼き上げるビーフパティを2枚サンド。豪快な見た目でボリューム満点です。
毎朝揚げるドーナツは、表面をシュガーグレーズでコーティング。肉のうま味とドーナツの甘みがマッチして、1度食べたらクセになる組み合わせです。
食べごたえのあるビッグサイズで、インパクト大な盛り付けでありながら、ぺろりと平らげられて食後の胸やけや胃もたれなし! 1つ1つの素材や調理法にこだわり、できる限り出来立てを提供するなど、料理への誠実さが伝わってくるからこそ、リピーターの心をつかんでいるのでしょう。
テイクアウトもOK!
食べきれなかった場合は、テイクアウトも可能。テイクアウト用の容器が用意されているのと、持参した容器や袋に入れて持ち帰れる「ドギーバッグシステム」も採用するなど、フードロスやエコへの思いも伝わってきます。
FAT MAN’S MiSERY(ファット マンズ ミザリー)
【問い合わせ】052-684-5966
【場所】愛知県名古屋市中区大須2-8-27
【時間】11:00~22:00(LOは21:00)
【定休日】水曜(祝日の場合は変更あり)
【駐車場】なし
【公式サイト】https://www.instagram.com/fat_mans_misery/
【アクセス】名古屋市営地下鉄「大須観音駅」より徒歩で約4分
最後に
大須商店街のメイン通りから少し離れた路地にある「FAT MAN’S MiSERY」。老若男女、幅広い客層の方が集うのは、訪れる人を選ばず、笑顔で楽しい時間を過ごしてほしいというお店の懐の深さがあればこそ。
家族で、友人と、1人で……。思い思いの過ごし方が楽しめる1軒です。
文:花野静恵
この記事は「日刊ケリー」にて2024年7月1日に掲載された記事をもとにしています。情報は掲載時点。最新の情報は主催者・各施設に直接お問い合わせください。