【愛知県犬山市】大人も子どもも楽しい、城下町食べ歩きへGO！

厳しい暑さから解放され、朝晩に吹くさわやかな秋風が心地よい季節になりました。絶好の町歩きシーズンの到来に合わせて、今回は親子でのんびり散策を楽しめる、愛知県犬山市の城下町をクローズアップ。

ここでしか味わえない地元の素材を使った新名物から、思わず写真に収めたくなるかわいいスイーツまで。町歩きのお供に欠かせない、食べ歩きにおすすめのグルメを紹介します。

個性派クラフトアイス

旬の素材や地元の名物を取り入れた、夫婦で営む手作りアイスクリームの店「YEH ice cream」。ほかでは味わえないフレーバーもラインナップし、ファンの輪が拡大中です。

アレルギーに対応したものやプラントベースのアイスクリームなど、体思いのメニューもうれしいポイント。別棟にあるフリースペースでゆっくり食べられるので、子ども連れでも安心です。

カラフルな「華串カツ」で昼飲み

熱々の串カツや味噌おでんが味わえる「クシカツ となまる」の名物は、カラフルな「華串カツ」（豚1本200円）。海老、鶏肉、豚肉に色とりどりのあられをまとった串カツは、写真映え間違いなし。

定番の「串カツ」（豚1本150円）は、ソースやわさび塩など5種類の味付けを選択できるほか、店頭の大きな鍋に入った味噌ダレに自分でディップする「どて味噌」も評判。

アルコール類をはじめドリンクメニューも充実しているので、旅気分に浸りながら昼飲みも楽しめます。

バッチリおめかし♪　恋小町だんご

犬山城下町の名物にもなっているカラフルな「恋小町だんご」。お団子の老舗として知られる愛知県豊橋市「丸八製菓」から取り寄せる本格的なお団子に、桃やイチゴ、ミカンなどのフルーツを使った色とりどりのあんをデコレーション。

季節ごとに登場する、旬の味覚を使った限定バージョンのあんや、定番人気のあんなど、常時10種類ほどをラインナップしています。

どれにしようか迷ったら、4玉のお団子2本に8種類のあんが乗り、いろいろな味を楽しめる「ハイカラ恋小町セット」（犬山茶付き600円）がおすすめです。犬山散策のお供にはもちろん、お茶付きなので散歩途中の一服にも最適。体の芯から癒されます。

田楽がおしゃれに変身！

城下町のメインストリートである本町通りに建つ、築100年の古民家をリノベーションした和カフェ「本町茶寮」。タイムトリップ気分に浸れる店内では、犬山名物の田楽、ぜんざいなどをのんびり味わえます。

この日のお目当ては、まるでスイーツのような、色とりどりの「田楽」（1本120円～）。豆腐、こんにゃく、生麩の上に乗るのは、味噌ベースのタレなど王道の味をはじめ、トマト&チーズのピザ風といった変わり種も用意されていて、新しい味わいとの出合いも楽しめます。見た目も味もバラエティーに富んでいて、フォトジェニック！

テイクアウトのほか、お店でのんびりで食べられる菜飯付きの「彩り田楽御膳」（1380円）や、茶そば付きの「茶そば田楽御膳」（1480円）は、ランチタイムの候補にもおすすめです。

煎茶が香る「和チーズケーキ」

本町通りに店を構える町家カフェ「犬山よあけや」。ソムリエの資格を持つオーナーが、お酒との調和も考えた和食でおもてなし。目でも楽しめる華やかな本格ランチだけでなく、食べ歩きメニューも充実しています。

看板メニューは「和チーズケーキ」（500円）。小麦粉や保存料を一切使用していない贅沢なとろふわ食感で、煎茶の粉末と合わさって、最後までくどさを感じることなく味わえます。ハートや梅の形をした最中、ハートシュガーなどのトッピングを選んでアレンジするのも楽しいです。

2色の焼きいもシェイク

芋スイーツ専門店の「えん」の王道メニューは、焼きたてほくほくの「焼きいも」（１本750円、ハーフ450円）。冷めてもおいしいので、食べ歩きはもちろん、お土産にも喜ばれそう。

自慢の焼きいもの甘さ、おいしさを存分に引き出したスイーツやドリンクも多彩です。自家製の焼き芋ペーストをベースに、生クリームと、ミルクでシェイクした「焼きいもシェイク」（各650円）は2色並べて撮影したくなります。

焼きいもと紫芋バージョンからセレクトできる、ボリューム満点の「えんのパフェ」（1200円）をはじめ、「焼きいもブリュレ」（１本1000円、ハーフ600円）や「焼きいもアイス」（１本1050円、ハーフ650円）など、イートインメニューも要チェックです。

最後に

愛知県犬山市へのアクセスは、電車の場合、名鉄「犬山駅」が起点に。名鉄「名古屋駅」から約30分で到着し、中心部にあたる「本町通り」へは駅から徒歩10分ほどで行くことができます。

車の場合は、名神高速「小牧IC」や名古屋高速「小牧北IC」より約25分。基本的に店舗には駐車場がない場合が多いので、近隣のコインパーキングに車を停めて、城下町を散策しながら食べ歩きを楽しみましょう。秋の休日、犬山の城下町へおでかけしてみませんか。

文：花野静恵

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この記事は「日刊ケリー」にて2023年1月27日に掲載された記事をもとにしています。情報は掲載時点。最新の情報は主催者・各施設に直接お問い合わせください。