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梅雨の時期にさしかかり、空模様が気になる季節。外遊びがかなわない日が増えるこれからの時期は、おでかけ先選びも慎重になりがちです。そこで今回は、お天気を気にすることなく雨の日でも思いきり楽しめる、屋内遊びのスポットを紹介します。
期間限定! 宇宙を旅する水族館
最初のおすすめスポットは、名古屋市西区の「mozoワンダーシティ」に2024年9月23日までの期間限定でお目見えしている「UNDER WATER SPACE NAGOYA」です。4月のオープン以来、新感覚の水族館として話題を集めています。
「アート×宇宙×アクアリウム」をテーマに、最新の映像、音響、光、プロジェクションマッピング技術を駆使した展示は、100台の水槽に2000匹の魚が泳ぐというスケールの大きさ。アクアリウムクリエイターのGAKYO MIYAZAWAさんをはじめ、さまざまなアーティストとコラボレーションした空間に足を踏み入れると、水の惑星を旅しているような幻想的な世界観へ引き込まれます。
「エントランス」から始まる展示は、「地球への帰還」まで、7つのエリアで構成されています。宇宙冒険への入り口となるエントランスで、最先端の「AIウワス」による搭乗手続きなどを経て、いざ出発! 続く「バイオフィッシュワープゾーン」で、惑星へのワープを体験します。
100万年に1度のイベント「アクアリウムディスコナイト」が開催されている「パーリィー会場」など、現実離れしたきらびやかなで華やかな空間に心が弾みます。
光が手に吸い寄せられるプラズマボールや、プロジェクションマッピング技術を活用した「宇宙魚すくい」ゲームなど、子どもが喜ぶ展示も満載です。
また、入場時に専用コイン(100円)を購入すると、惑星のガチャガチャを回せるお楽しみも! 宇宙旅行の記念品として持ち帰りましょう。
子どもだけではなく、大人も好奇心を刺激される世界への旅。壮大な宇宙への想像が膨らみます。
UNDER WATER SPACE NAGOYA
【開催期間】2024年9月23日まで
【開催時間】10:00〜19:00 ※最終入場は閉館時間の30分前
【場所】mozoワンダーシティ1階インフォメーション付近(愛知県名古屋市西区二方町40)
【駐車場】あり
【料金】大人(中学生以上)1200円、小学生 600円、幼児(4歳〜小学生未満)300円
【Instagram】@uws_space
世界に一つのオリジナルカップ作り
子どもにとって、より深く記憶に刻まれる思い出といえば、自分の手を使い、思い思いの表現を楽しめるものづくり体験。今回紹介するのは、焼きものの町・瀬戸市にあるクラフト工房で体験できるオリジナルカップ作りです。
テーマカラーである青をちりばめた工房では、リラックスした雰囲気の中、ポーセラーツ体験ができます。ポーセラーツとは、磁器に転写紙を貼って自由に絵付けをする技法のこと。シールをペタペタと貼る感覚で進められるので、絵心に自信のないママ、子どもでも気軽に楽しめるのが魅力です。
この工房では、さまざまな形のマグカップやお皿が用意されていて、花や動物の柄など転写紙は350種類以上。組み合わせ自在で、自分ならではの器作りが楽しめます。子どもの感性を目の当たりにするのも、子育ての醍醐味ですね。
クラフト工房 Lazuli(クラフトコウボウ ラズリ)
【問い合わせ】0561-50-2641
【場所】愛知県瀬戸市内田町1-23
【時間】9:30〜16:30
【定休日】不定休
【駐車場】3台
【公式サイト】https://craftlazuli.jp
【アクセス】愛知環状鉄道・中水野駅より徒歩で約5分
【料金・所要時間】ポーセラーツ教室3000円(1~2時間)※女性・子ども対象【参加方法】公式サイトの教室案内ページより要予約 ※予約は3日前まで
浜松の魅力を再発見♪「PAO」
予想外のトラブルが起きやすい子どもとのお出かけでは、予定を詰め込み過ぎないことが鉄則! だからこそ、グルメやショッピングを楽しみながら、文化や伝統にも触れられて、いろいろな目的が1カ所でかなう複合施設は打ってつけです。
そこで紹介するのは、かつて繊維会社の卸問屋で賑わったという浜松市卸本町に、2023年夏にオープンした「PAO」。繊維街の趣が残るレトロな雰囲気に包まれた街並みに、新しい表情を生んでいます。
食を入口とした新たなカルチャーの発信・提供拠点をめざし、空き家となっていた建物をリノベーション。スタイリッシュなフードホールを囲むようにクラフトアイス、ピザ、雑貨、ナチュラルワイン、花のショップが集まり、まるで1つの街のようです。
中でも子どものおねだり必須のショップといえば、クラフトアイスクリームを販売する「包商店」。この施設の仕掛け人である西村紀彦さんが手掛ける同店のアイスクリームは、素朴さの中にも独創性があり、癖になる味わい。横浜を拠点とする八百屋「青果ミコト屋」が、規格外の野菜や果物で作っている人気商品です。
ランチには、「HELLO PIZZA」のピザをチョイス。全国の名店を食べ歩き、試行錯誤を重ねて完成したというピザは、さっぱりとしていながらも国産にこだわった厳選素材の持ち味が伝わります。軽い食感なので、何枚でも食べられそう♪
花の町としても知られる浜松らしく、色とりどりの花々が並ぶ「flow flowers」も要チェック。店主が毎週市場に足を運び、胸がときめいた花のみを仕入れているという花は、見ているだけで季節感が伝わり、心に安らぎをプラスしてくれます。
花は1本から購入でき、お祝いごとや記念日用のフラワーアレンジメントの注文も出来るので、ギフト選びにもぴったりです。
PAO(パオ)
【問い合わせ】053-401-8238
【場所】静岡県浜松市南区卸本町56
【定休日】木曜定休(Flow Flowerは水・木曜定休)
【駐車場】30台
【アクセス】JR浜松駅より車で約10分
【Instagram】@pao_playandobjects
最後に
気分が晴れやかになるような、刺激いっぱいの屋内スポット。子どもの豊かな感性や創造力を育んでくれるのはもちろんのこと、大人の好奇心も満たしてくれます。ぜひ記事を参考に、お出かけプランを計画してみてください。
文:花野静恵
この記事は「日刊ケリー」にて2024年5月3日に掲載された記事をもとにしています。情報は掲載時点。最新の情報は主催者・各施設に直接お問い合わせください。