家族・自分が濃厚接触者に!当事者に聞いた新型コロナの真相

家族・自分が濃厚接触者に!当事者に聞いた新型コロナの真相

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いまだに予断を許さない、新型コロナウイルス感染症の拡大。ソーシャルディスタンス、マスク、手洗いなど、新しい生活様式も根付いてきています。これから先、長期化も視野に入れながら、私たちはどのようなことに気をつけていけばよいのでしょうか?
今回は、感染リスクのある濃厚接触者やその家族として、7月に自宅待機をされた方2名にお話を聞いたので、その声をご紹介します。

家族が濃厚接触者に

高校生の息子が部活で濃厚接触者に

お話を聞いた人:40代男性

<濃厚接触者となった経緯は?>

高校生の息子が濃厚接触者になりました。
感染経路は息子の通う高校です。
息子の所属する部活内で、新型コロナウイルス感染症の陽性者が出ました。それを受けて、息子は「濃厚接触者」に。学校からは、自宅待機の指示が出ました。
(同じ高校内で、息子と同様に「濃厚接触者」となった生徒が多数いました)
家族に「濃厚接触者」が出たことで、私自身も会社に報告し、在宅勤務に切り替えました。
私は息子のPCR検査「陰性」の結果が出るまで10日間在宅勤務、息子の高校は2週間休校になりました。

<PCR検査はどう受けた?>

同じ高校にたくさんの濃厚接触者がいたため、高校で対象者をとりまとめて、郵送でPCR検査のキットが送られてきました。
唾液を採取する形のもので、検体は私が高校にもっていき提出。翌々日検査結果が出て、「陰性」と分かりました。

<大変だったことは何ですか?>

濃厚接触者だと連絡を受けてから、高校でとりまとめてPCR検査をすることが決まるまで、数日かかりました。この期間は、自宅で待機しながらも、何をどうしてよいものか分からず困惑しました。検査をするのかしないのか、するならいつするのか・・・息子もそうですし、私も会社に報告ができず、「先の見えない不安」によるストレスが大きかったです。

また、「濃厚接触者の家族」ということで、私と接触した会社の方も自宅待機となってしまい、責任を感じてしまいました。
息子にコロナらしき症状はなかったのですが、自宅待機でのストレスによるものか、普段はない体の痛みなどを訴えていました。子どもなりに、2週間身動きがとれないことによるストレスは抱えていたと思います。

<周りの人に伝えたいことは?>

家族みんな、日頃から手洗いマスクなど、感染症対策はおこなっていました。結果は「陰性」でしたが、息子は普通に高校生活を送る中で「濃厚接触者」に。
まさか自分がその立場になるとは思っていませんでしたし、新型コロナウイルスは、ごく身近なものだと改めて感じました。
本当に誰にでもおこりうることです。必要以上に敏感になってストレスを感じたり、自粛警察のような不適切な正義感で誰かを誹謗中傷したりしないこと。
こういう時こそ、人を思いやる気持ちをもって、自分自身がやるべきことをやっていって欲しいと思います。
私自身は、上司が体調を気遣ってくれるなどのフォローをしてくれたことで、メンタル的にかなり救われました。

会社の飲み会で濃厚接触者に

会社の飲み会で濃厚接触者に……

お話を聞いた人:20代男性

<濃厚接触者となった経緯は?>

感染経路は、会社主催の飲み会に参加したことです。(参加者は10名未満)
その4日後から発熱、頭痛、下痢と身体のだるさがあり、病院を受診。
診断は「食あたり」でしたが、コロナの懸念もある時期なので、受診から症状が落ち着くまでの3日間は大事をとって会社を休んでいました。
会社を休んで3日目の夜、すべての症状がおさまったので、いつも通っている習い事の教室に参加。教室に参加した日の晩、会社の飲み会メンバーに陽性者がいたとLINEで連絡をうけました。
その後、自分で保健所に連絡し、会社も引き続き休みをもらい、習い事教室の参加メンバーにも事情を説明しました。
私の検査結果が出るまで、習い事の教室は休みに。自宅でも家族と隔離生活を送りました。

<PCR検査はどう受けた?>

私は自分で保健所に連絡をして、車で指定された場所に出向きました。誘導車の指示に従って動き、ドライブスルーのような形で、車にのったまま鼻からPCR検査を実施。翌日検査結果が出て、「陰性」と分かりました。
飲み会に同席したメンバーもそれぞれ保健所に連絡をして検査を受けましたが、検査の形式もやり方もまちまちでした。検査をする方が自宅に来てくれるパターン、自分で診療所に出向いて検査を受けるパターン。鼻からの検査、唾液での検査、自治体によって異なるようでした。

<大変だったことは何ですか?>

「孤独」と「後悔」です。
会社も休み、部屋からも出ない生活。食事は家族が作って紙皿に盛り付けて部屋の前に置いてくれ、LINEで連絡をくれていました。食器類は、すべてゴミ袋にまとめて捨てます。部屋の外に出るのは、トイレとお風呂だけで、外に出たら全て消毒します。家族とも顔を合わせない孤独な生活を約2週間続けました。
会社主催の飲み会だったので、会社からのプレッシャーはありませんでした。
ただ、通っていた習い事の教室は私の「陰性」の結果が出るまで休みになってしまい、みなさんに迷惑をかけることに。熱が下がったタイミングで教室に行ってしまった自分の行動を後悔しました。

<周りの人に伝えたいことは?>

コロナは本当に身近な存在です。同じ飲み会に参加して陽性だった方も、症状は発熱と身体のだるさだったと聞いており、軽症のようでした。
若者が感染しても重症にはならないかもしれませんが、高齢の方が感染したら重症のリスクが高くなります。私自身も、もし家族にうつしてしまったら・・・というのが一番の懸念でした。
きっとこれからは、コロナとも共存していかなければならない時代。大切な人を守るためにも、一人一人が自分のできることをやっていくべきだと思います。

感染症から回復した方の声

新型コロナから回復した方々の声

実際に罹患して回復した方の生声も、「東京都政策企画局」のホームページに掲載されています。

30代 女性
自分は大丈夫なんてありえません。私も感染が発覚したときは驚きました。事実を受け入れる準備ができていない人も多く、目を逸らしている方も中にはいるのが現状だと思います。
50代
私は、4月と5月に二度感染していると医師に診断受けました。ただ、保健所は二度ともPCR検査を受けさせてくれませんでした。仕方なく、自宅療養して先日、漸く社会復帰できました。
妻と二人暮らしですが、私も59歳という年齢から”サイレント肺炎で急変して死んでしまうかも”と不安な毎日でした。微熱が続いていたので、咳がでると”肺炎が悪化か?”と心配したり、妻も自分に感染するのではと、不安な日々を過ごしました。当然この間は、完全に自宅で隔離療養を続けてきて、いまなおまた感染するのではと隔離生活は続けています。
先日、緊急事態宣言が解除されましたが、私が社会復帰して感じていることは、緊急事態宣言の解除が、”外出自由””マスクの着用も必要なくなった”と勘違いして行動しはじめている人が多くみられること。現状を思い違いしている。

COCOAの導入で早期収束を目指す

新型コロナ感染症は、すぐそばにある身近な存在です。私たちが、自分を守り、家族や大切な人を守り、地域と社会を守るためにできることのひとつ。
それは、新型コロナウイルス感染症接触確認アプリ(略称:COCOAココアCOVID-19 Contact Confirming Application)を入れることです。

新型コロナウイルス感染症接触確認アプリを入れること新型コロナウイルス感染症接触確認アプリ/画面イメージ(厚生労働省ホームページより)

ダウンロード数は9月7日現在で約1,631万件、陽性登録者数は623件です。
アプリの利用者が増えれば増えるほど、感染拡大防止効果が上がるとされています。

「だって周りのみんなも入れてないよ?」

みんなが入れることで、このアプリの威力が発揮されます。目的は、新型コロナウイルス感染症の早期収束です。そのために、「みんなが入れてないから入れない」ではなく、ぜひ周りの方や家族にも声をかけて「みんなで入れる」を選択して下さい。

「入れても別にメリットないし・・・」

接触確認アプリで新型コロナ感染者と接触した疑いがあると通知を受けた場合、自己負担なしでPCR検査が受けられます。(自費で受けると2万円~3万円程度の負担)

アプリをダウンロードすると、感染者と接触した疑いがあった際に通知が届きます。家族や友人、知り合いが感染していたら直接連絡をもらえるかもしれません。でも、見ず知らずの他人が感染者だった場合は、ほとんどの場合、連絡を受けることはできません。早期に発見し、保健所と連携をとり、検査を受けるためにも、アプリの導入をおすすめします。

「個人情報は?自分の行動がバレてしまうのでは?」

接触確認アプリは、スマートフォンのBLUETOOTHを利用しています。互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナ陽性者と接触した可能性について通知を受けることができます。
詳しい内容は、以下にまとめられています。
厚生労働省 新型コロナウイルス接触確認アプリ概要 利用者向けQ&A

最後に

多くの自治体で接触確認アプリの導入が推奨されており、会社によっては、導入が義務づけられているところもあります。
アプリのインストールは、自分を守り、家族や大切な人を守り、地域と社会を守るためにできることです。一日も早く、日常が取り戻せるように。未来の子どもたちのためにも、ご協力をよろしくお願いいたします。

<アプリのインストールはこちらから>

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文:三輪田理恵

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