社会が大きく動いた2020年。おうちで過ごすいつもより短い夏休み、どのように過ごしましたか?この夏休みに、COE LOGでお子さんの取り組んだ作品を募集したところ、119作品が集まりました。このたびは、たくさんのご応募をありがとうございます!
今回は、お送りいただいたお子さんの力作の中からCOE LOG編集部で選んだ作品をご紹介させていただきます。
子どもの作品:サイエンス部門
まずは、「パソコン」をつくった作品です。
左:
でかでかパソコンを作りました。キーボードは折り紙でカラフルにして、画面まわりもかわいくかざりました。こんな大きな画面のパソコンで僕の作ったゲームを遊んでみたいです。
(名古屋市/お子さん8歳)
右:
私はパソコンが大好きなので、自分だけのパソコンを作りました。
キーボードは、夏野菜。画面は、お花を入れて凍らせました。マウスはナスです。
この季節、パソコンがすっごく暑くなってしまうので、涼しいパソコンがあるといいなって思って作りました。
(名古屋市/お子さん10歳)
プログラミング学習ソフトやゲームで作品作りをしたお子さんもいましたよ。
左:
マインクラフトでお友達と協力して名古屋シティを作りました。
私たち兄弟は、名古屋市科学館と熱田神宮を作りました。
名古屋市科学館の中には、元素周期表、恐竜の骨、プラネタリウム、水の広場など作りました。熱田神宮は、ヤマタノオロチも作りました。
コロナでみんなに会えないけれど、ネットでつないで、みんなと作品が作れてとても楽しかったです。
(名古屋市/お子さん8歳・10歳)
右:
スクラッチでプログラミングをして作りました。
風船で空に飛んでいって、宇宙へいって、最後にネコ星へ着きます。絵、音、動きにこだわって作りました。
(名古屋市/お子さん8歳)
すばらしい発想力!発泡スチロールでつくった、見事な作品です。
左:
釣りが好きで、いろいろな海の生き物が、どれくらいの深さに住んでいるのか調べて 発泡スチロールの箱に海底模型を作りました。
富士山やエベレスト、飛行機の飛んでいる高さを海の深さと対比できるようにしました。
(岐阜県多治見市/お子さん7歳)
右:
自動販売機をカラーの発泡スチロールで作りました。缶の下のボタンを押すと缶が本物の自動販売機のように出てきます。後ろから缶の補充が出きるように開け閉め出来るようになっています。
お金もコイン投入口から入れて後ろから回収出来るようになっています。
缶をビールに変えることにより、大人がビールを飲む際はお金を入れてもらい、お金を実際に入れることで飲み過ぎ防止にもなります。
サイズを少しでも間違えると組み立てが合わなくなるので大変でしたが完成したときは嬉しかったです。これからもみんなにジュースやビールを売りたいと思います。
(名古屋市/お子さん10歳)
子どもの作品:料理部門
ケーキ作りやデザート作りに挑戦したお子さんもいました。
左:お誕生日のケーキを手作りしました。スポンジ生地はお父さん!生クリームの泡立てや飾りの用意はお母さん!そして最後の飾りつけは子どもが事前にデザイン画を書いてその通りに飾って出来あがりは祖父母も一緒に美味しくいただきました♪
(名古屋市/お子さん8歳)
右:お兄ちゃんに、バースデーケーキを作ってくれました
(愛知県/お子さん14歳)
おうちでお祭り気分を楽しむ、こんな工夫もありました。
コロナでお祭りに行けないので大好きなチョコバナナ を作ってお祭りごっこしました。火を使わなくてもできるのでよかったです。兄弟3人であっと言う間に食べてしまいました。
(名古屋市/お子さん6歳)
大好きなハンバーグ!はじめての作品&プロ並みの作品、どちらも愛おしいです。
左:初めてハンバーグを作りました。玉ねぎたっぷりみじん切りをたっぷりのオリーブオイルでじっくり炒めた事がポイントです。家族全員美味しい!といってくれました。
(愛知県刈谷市/お子さん6歳)
右:息子が、好物のハンバーグを自分で作りました!涙を拭きながら玉葱をみじん切りにし、大きく焼くつもりが、成型や焼き加減が難しいので200gを二個にして、上手に出来あがりました。味は勿論「お店より美味しい!」と自画自賛でした。
(名古屋市/お子さん17歳)
こちらは「焼きそば部長」の作品です。
『焼きそば部長特製ソース焼きそば』
息子が上手に焼きそばを作ってくれたので、以来彼は焼きそば部長に任命されました。夏休みのある日に、スター人参もつけて作ってくれました。成長した息子に感動しています。
(名古屋市/お子さん10歳)
見るからに美味しそうな、大人顔負けの料理も。
右:
親子一緒にたっぷり静岡県野菜と鶏肉の炒を作りました。夏休みの楽しい光景です。
(静岡県掛川市/お子さん11歳)
左:
小5から習い始めた手ごねパン。休校中はライン電話で友達にパン作りを教えていました。
(愛知県/お子さん13歳)
食べ物!と思いきや、こんな作品もありました。
ぼくはおすしが好きなので、シャリはキッチンペーパーで、ネタはおりがみで作りました。
どんなネタがあるか考えながら作るのが楽しかったです。
(愛知県みよし市/お子さん6歳)
左:
ろうそくで食品サンプルを作りました。
寒天で野菜の型を取り、クレヨンで色付けしたろうを流し込んで冷やし固めます。そっと取り出すと、本物そっくりのオクラが完成。お皿に乗せて食卓に置いたら、みんな騙されていました。簡単に本物そっくりな食品サンプルが作れて楽しかったです。
(愛知県岡崎市/お子さん11歳)
右:
3人兄弟の長女が作りました。手先が器用で制作が大好きな娘。弟が産まれてなかなか私と2人での製作ができずにいたため、今回実に2年ぶりの粘土。クオリティが上がっていることに驚きました。製作中にした会話からも成長を感じたひとときでした。
(愛知県豊川市)
子どもの作品:工作部門
手の込んだ作品がたくさんあった中で、こちらは海の作品です。
左上:
学校の宿題で以前水族館で見たジンベイザメを作ったそうです。
(名古屋市/お子さん11歳)
右:
大好きな人魚ひめたちです。アリエルをイメージし、1人だと寂しいのでたくさんお友達を増やしました。
(名古屋市/お子さん6歳)
左下:
作品名/石ころアート(海の仲間たち)、創作者/母と娘の共同作業、使用材料/石ころ、ポスカ、アクリル絵の具、画用紙、フォトフレーム
娘がいつも気に入った石を見つけては拾って来ていました。そんな時、あるお店のレジに置いてあったてんとう虫の石ころアートを見て、家でマネをしてみました。川に遊びに行く予定もあり、「これもいいじゃない?」といいながら、色々な石を探して楽しみました。
土台塗りや色選び、手型取りを子どもが担当し細かい部位を親が手伝いしました。「私がやる」と言って自分で全部やるものもありました。(子どもが手を加えたもののみ使用しました)お家時間に親子で楽しく作る事が出来て、新たな体験と思い出ができました。
(愛知県豊橋市/お子さん5歳)
キラキラ、SNS映えしそうなキレイな作品も。
左:
グリセリンソープを使った手作り石けんを作りました!
食紅で色付けし、アロマオイルで香りも付けて、好きな形にカットしてかんせい!グリセリンソープはレンジで温めるだけで簡単に溶かすことができ、固まるのも早いので楽しく作ることができました!
(愛知県/お子さん8歳)
右:
レジンの箸置きを作りました。子供ら思い思いの作品に仕上がりました。
トーカイで部品を購入しレジンに沈め固めました。今度は敬老の日に向けて、祖父母や曾祖母へのプレゼントに作る予定です。
(愛知県刈谷市/お子さん10歳、12歳)
カブトムシもたくさん届きました!同じ題材でも、その背景はいろいろです。
左:
夏休みの宿題を作っていたら、なんだか全然違うイメージが湧いてきて、本人任せにしていたら、森の中の空中ブランコが出来あがりました。
宿題の課題だけにとらわれず、広がるイメージの中で出来た作品です。上手にできたなぁと感心しました。
(名古屋市/お子さん6歳)
右上:
とにかく生き物が大好きで去年買った成虫を大事に育て今年11匹孵化させる事が出来ました!子供にとっては自分が父親のように今大切に育てています!
今回はその中の1匹をベースにエサを食べているカブト虫を作りました。
(名古屋市/お子さん9歳)
右下:
工作大好き男子。新聞紙を丸めて 厚紙を切り貼りして 作ったのはカブトムシだそうです。丁度昆虫について理科で習ったはずなのに 腹に足が一対ついているのは ご愛敬。
(静岡県/お子さん9歳)
こちらは、とってもかわいくて、実用的な力作です。
完成までに3日間かかりました。ボンドの接着が大変だったけれど、親子で相談して塗る色を決めたりしながら、一緒に楽しんで作品作りが出来ました。
(静岡県菊川市/お子さん8歳)
子どもの作品:絵画部門
お子さんの豊かな発想力がいかされた素晴らしい作品の数々です。
左:
わくわく立体絵手紙を作りました。毎日暑い日が続いていますが、そんな季節に。もらった人が少しでも暑さを忘れて夏を楽しめるような雰囲気がでるものを選び、じっくり観察しながらかきました。絵の一部が、立体的になるように工夫し、氷の部分は、綿を使ってふわふわ感を表現しています。
(名古屋市/お子さん9歳)
右:
ウチの子は女の子ですが、乙女チックな物よりもボーイッシュな物が好きなようです。おウチ時間が長いので、じっくり作品作りに取り組みました。アルミホイルやラメパウダーを使ってかっこいいクールな『幻のフェニック 』を仕上げました。モチーフもタイトルも娘が考えたんですよ(笑)
(名古屋市/お子さん8歳)
西尾市のガラス美術館の中にある、ギネスにも載った巨大万華鏡に入った時の様子を
折り紙で貼り絵と絵の具で表現しました。とても綺麗でした。
(名古屋市/お子さん7歳)
花火を立体的に表現した作品も届いています。
左:
立体的に見えるように花火をビーズで表現しました。
(名古屋市/お子さん10歳)
右:
初めておうち花火をして楽しかったので張り絵にしました。
花火がキラキラとてもきれいだったのでストローを使って表現しました。ピンセットを使いながら難しかったけど上手にできあがって嬉しいです。
(名古屋市/お子さん7歳)
高いクオリティに、編集部一同で感嘆!
暇だったので描いたと言っていました。頭に花や羽、蓄音機が乗っているという斬新なアイデアに驚きました。
(愛知県岡崎市/お子さん17歳)
子どもの作品:その他
今話題のアノ作品もありました。
左上:
最近「鬼滅の刃」にハマりました。毎日のように漫画を繰り返し読み込み、アニメを熱心に観ていましたが、それだけでは飽き足らず、暇さえあればキャラクターの模写をしたり作中に出てくる武器を紙とセロテープで作ったりしています。今回の写真はそうした作品のうちの1つで、岩柱・悲鳴嶼行冥という登場人物が使用している武器です。鎖に斧と鉄球がついているところを忠実に表現しています。
(三重県津市/お子さん7歳)
右上:
鬼滅の刃がめちゃくちゃ大好きで、トイレットペーパーの芯を使って一生懸命作っていました。娘が1人で黙々と作って、仕上がりを見てクオリティの高さにびっくりしました!
(愛知県飛島村/お子さん6歳)
下:
細かい所が難しかった。
(愛知県春日井市/お子さん10歳)
コロナ収束を願ったアマビエ作品も多数!
左上:
またコロナが増えて、自粛生活しています。早く落ちついて、大好きなおじいちゃんおばあちゃんに会いに行けるように、アマビエに祈りを込めて製作しました。可愛くできたので、カワビエちゃんと呼んでいます!
(名古屋市/お子さん6歳)
右上・左下:
コロナでなかなか出かけたり外で遊んだりできないので、早くコロナがなくなりますように…という願いを込めて、お姉ちゃんとアマビエを作りました。単1電池にかぶせて坂に置くと、コロコロ転がります。
(名古屋市/お子さん4歳、6歳)
右下:
コロナ終息を願って、アマビエを作成しました。ビニール袋にいろいろな物を詰めて、ウロコは、果物の緩衝材。くちばしはゼリーカップ、髪の毛はビニールテープです。
(名古屋市/お子さん7歳)
5歳のお子さんの作品。「いつもえがおを」のメッセージが、胸にしみます。
家にあるもので作りました。この向日葵のように、みんなが笑顔になれば嬉しいです!
(名古屋市/お子さん5歳)
最後に
お子さんの熱い思いのこもった素晴らしい作品ばかり。すべて紹介できないことをお許しください!
一緒に作品を作ったり、完成品を見たりする中で「子どもの成長を実感した」というコメントも多数寄せられていました。
「いつもと違う」ストレスもある中で「いつもと違う」からこそできる過ごし方や、遊び方も工夫しながら。お子さんと一緒に大切な時間を過ごしてくださいね。
文:三輪田理恵