3人の子どもを育てるママでもあるラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。
読者からのメッセージ
読者(40歳、女性)の方から
夫と中2の娘、小6の息子との4人家族です。
娘はバレーボール部に入っていて、どちらかというと活発で、おしゃべりな性格です。そんな娘が部活のお友達とケンカしてしまったようで、元気がありません。
細かいことは分かりませんが、LINEのグループを外されたり、話しかけても素っ気ない態度をとられたりしているみたいです(たまたま娘のスマホの通知が目に入り、他のお友達とそう話しているのを見ました)。
今のところ学校にも、部活にも、いつも通り通っていて、私に何かを言ってきたわけではありませんが、どこまで親が関与していいものか悩んでいます。
堀江さんのメッセージ
学校も、部活も、いつも通り行けていて、「こんなことがあって……」とLINEで相談できるお友達がいるんですよね。それならば、今はそんなに心配しなくても大丈夫かもしれませんね。明らかにケガをしていたり、ものがなくなっていたり、異変があったら別ですが、今の段階では注意してそっと見守る。そんな姿勢でいいんじゃないでしょうか。
中2という年齢は、大人と子どもの間にいて、とても不安定な時期。子ども同士のいざこざって、それほど珍しいことではないですし、うちの子を見ていても、昨日までケンカしていたお友達と、「仲直りしたから、一緒に遊びに行く~」と出かけていくのも、よくあることです。
だから、親の立場としては、「いつでもあなたの味方だからね」といった姿勢で、「困ったことがあれば、いつでも話してね」という雰囲気をつくること。それさえしていれば、いざという時、きっと子どもの方から話してくれますよ。
ただ、子ども同士のLINEでのやり取りって、親から見えにくく、不安になる気持ちは分かります。そして、子どもの性格によっては、「親に心配をかけたくない」とギリギリまで我慢してしまう子もいます。だから、普段から何でも話し合える関係をつくるために、わが家では、毎日子どもたちへの質問タイムを設けています。
「今日1番楽しかったことは?」とか、「今日習った中で、へえ!って思ったことを教えて」とか、必ず5つの質問をしているんです。親子のコミュニケーションのほか、「〇〇ちゃんが、こんなことを言っていた」とか、子どもたちの学校での様子を知ることが出来る、大切な時間です。
そうやって日々のコミュニケーションを大切にしながら、娘さんが安心して過ごせる空間をつくってあげてくださいね。
ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。
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