「私が実家に帰る度、嫌な顔をする夫」

「私が実家に帰る度、嫌な顔をする夫」

高3、中3、小6の3人の子どもを育てるママでもあるラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。

堀江 美穂 (ほりえ みほ)さん

ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。Official Instagram

読者からのメッセージ

読者(36歳、女性)の方から

小1と小4の男の子を育てるママです。会社員の夫は仕事が忙しく、平日帰宅するのは22時、23時。出張も多く、夫には家事も子育ても頼れない状態です。

私は以前までWEB関係の仕事をしていましたが、10年ほど前、出産を機に退職しました。平日は時間の融通が利くため、車で10分ほどにある実家に帰って、母親とお昼を食べたり、買い物に行ったりして過ごしています。ちなみに父親はまだ働いているので、日中は不在です。子どもたちも学校から直接おばあちゃんの家に帰ってきて、みんなで夜ご飯を食べ、夫の分のおかずをもらって自宅に帰宅するというパターンが多いです。

ただ、帰宅した夫からは「また帰ってたの?」と嫌な顔をされます。でも、ずっとこの生活を続けてきたし、子どもたちもおばあちゃんっ子だし、ついつい帰る頻度が多くなってしまいます。今のところ夫から「もう帰るな」とは言われていませんが、このまま続けていてもいいでしょうか?

堀江さんのメッセージ

私の実家も同じ市内にあって、月に1、2回ほどは帰っています。子どもも一緒の時は実家で夕飯を済ませることも。母も子どもたちと楽しそうに過ごしていますし、私も家事から少し解放されるので、実家にはつい甘えてしまいます。

なので、相談者さんが実家に度々帰る気持ちもよく分かります。しかし、「帰宅した夫から、『また帰ってたの?』と嫌な顔をされる」ということは、夫側に何か思うところがあるのではないでしょうか。

夜遅く帰って来て、毎日のように義理のお母さんが作ったご飯が出てきたら、「義理のお母さんに申し訳ないな」「妻のご飯が食べたいな」といった気持ちが沸いてくることも理解できます。

夜遅く帰って来て、毎日のように義理のお母さんが作ったご飯が出てきたら、「義理のお母さんに申し訳ないな」「妻のご飯が食べたいな」といった気持ちが沸いてくることも理解できます。

相談者さんからすると、パートナーに頼れない状態で家事と子育てをしているのは、とても大変だし、お子さんがもっと小さな頃は、お母さんに手伝ってもらわないと回らない状態だったと想像します。

子どもがある程度大きくなった今、時間のある日中にお母さんとご飯を食べ、お買い物をする時間は居心地のいいリラックス時間ですよね。

でも、お子さんたちもこれからより手がかからなくなってきますよね。特に男の子だったら、お友達と遊んだり、習いごとや部活に熱中したり、家族以外と過ごす時間も増えてくるはず。お子さんの成長に合わせて、相談者さん自身もこれまでと生活を変え、自分の時間をつくり、大切にしてみるのはどうでしょうか。

お子さんの成長に合わせて、相談者さん自身もこれまでと生活を変え、自分の時間をつくり、大切にしてみるのはどうでしょうか。

時間に余裕があるということだったら、新しい趣味を始めたり、お友達と出かけたり、もともとWEB関係のお仕事をされていたということですから、少しずつお仕事を始めてみるのもいいかもしれませんね。これからお子さんの教育費も必要になってきます。今だったら、在宅で短時間から出来る仕事が見つかるかもしれませんよ。

まずは毎日ではなく、週3日、週1回と帰る回数を減らしていって、そうやって出来た時間で、ご自身と、夫と2人の息子さんという、あなた自身のご家族全員が楽しくなるような時間の使い方を工夫してみてくださいね。

 

堀江さんが代表を務める子育てサークル「link M(リンクミー)」では、親同士が日々の困りごとや悩み、疑問を共有し合える場として、「みんなのしゃべり場」を開催しています。興味のある方はぜひInstagramをチェックしてくださいね。
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