5月は気候もよく、旅行にぴったりの季節ですね。
そこで今回は、名古屋市のTSUTAYA BOOKSTORE 名鉄名古屋の協力のもと、旅行気分が味わえたり、旅行に出かけたくなったりする本を3冊セレクトしました。同店の児童書担当・家田和明さんのコメントもあわせてお楽しみください。
※本の画像をクリックすると出版社のサイトに移ります
旅行気分が味わえる本①
「地図で読み解く名鉄沿線」
監修:NPO法人名古屋レール・アーカイブス
出版社:三才ブックス
価格:1870円
発売日:2021年9月22日
カラーの地形図がたくさん載っていて、「名鉄電車はなぜこのルートを通るのか?」「なぜこの位置に駅があるのか?」などの疑問について、楽しく学ぶことが出来ます。
私も、小さい頃に親と一緒に乗った電車が「赤かった」ことをとても鮮明に覚えています。子ども時代の旅の記憶は、「移動」の記憶も大きいです。なので、子どもたちと旅行する時は、「移動時間も充実したものにしてあげたいな」と思っています。
電車の窓から見える景色も、このガイドブックがあればいっそう楽しいものになるでしょう。この本を片手に名鉄電車に乗って、小旅行に出かけてみてはいかがでしょうか?
旅行気分が味わえる本②
「日本の美しい水族館」
著者:銀鏡つかさ
出版社:エクスナレッジ
価格:1980円
発売日:2022年9月3日
目的地への移動時間は、大人にとっては「ちょっと」でも、子どもにとっては「永遠」のように長く感じるもの。小一時間くらいの移動でも、「大冒険旅行」になります。
近場での「旅行」におすすめなのは、水族館! 実は、中部地区にはユニークな水族館がたくさんあります。名古屋港水族館はスケールが大きく、延べ床面積、総水量ともに日本最大級。アクアトト岐阜は、世界最大級の淡水魚水族館で、館内には長良川の源流から河口までが再現されています。4階建ての建物すべてが淡水魚の展示というのも驚き!
ほかにも、飼育種類数が日本一の鳥羽水族館など、美しい水族館の写真が楽しめる本です。
旅行気分が味わえる本③
「地球の歩き方 宇宙兄弟 We are Space Travelers!」
ⒸChuya Koyama/Kodansha
編:地球の歩き方編集室
出版社:Gakken
価格:2420円
発売日:2024年1月25日
旅行と言えば、宇宙旅行はいかがですか? こちらは人気コミック「宇宙兄弟」と、有名な旅行ガイド「地球の歩き方」のコラボレーション本です。日本や世界各地にある宇宙関連スポットだけでなく、「実際に宇宙を旅するなら」と仮定し、どんな持ち物や服装、食事が必要となるのかを紹介。読むだけで、ワクワクすること間違いなしです!
ところで、名古屋市科学館にある世界最大級のプラネタリウムも「宇宙を感じるスポット」としておすすめです。プラネタリウムで宇宙を感じるのも、本を読んで宇宙に思いを巡らすのも、どちらも楽しい旅になるでしょう。
最後に
旅行気分を味わえる3冊を紹介しました。ぜひ親子一緒に読んで、旅行についての話題で盛り上がってください。
この記事は「TSUTAYA」などを運営するカルチュア・エクスペリエンスの協力のもと、作成しました。