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純喫茶ブームなど、昭和レトロへの注目度が高まる中、レトロかわいいガラス小物として人気の「アデリアレトロ」。愛知県のガラス製品メーカー・石塚硝子が生んだ食器ブランドで、花や動物などがあしらわれたデザインに、懐かしさを感じる人も多いのではないでしょうか?
2024年4月には、てぬぐい専門店「かまわぬ」とのコラボレーションアイテム第2弾が登場して話題を呼んでいます。愛らしいデザインの生活雑貨たちが、日常のワンシーンに彩りや安らぎを与えてくれそうです。
愛知生まれのアデリアレトロとは
花や動物をモチーフにした、どこか懐かしさを感じさせるレトロなデザインが人気のアデリアレトロ。生みの親は、創業200年を超える愛知県岩倉市の老舗ガラス製品メーカー・石塚硝子です。
石塚硝子は、江戸時代にオランダ人から伝承された吹きガラスを起源に、多種多様なガラス製品を製造しています。中でもアデリアレトロは、かつて昭和の家庭で使われていた同社の食器ブランド「アデリア」のグラスウエアを、現代の暮らしや食空間にも合うようにリメイクした製品です。
近年のレトロブームのシンボル的存在であるアデリアレトロシリーズが、てぬぐい専門店「かまわぬ」とコラボレーションしました。
かまわぬといえば、日本の伝統文化をベースに、古典柄からモダンな柄まで多彩なデザインのてぬぐいを生み出すブランドです。洗うほどに柔らかい手触りになり、吸水性も抜群なてぬぐいや、それ以外にも、風呂敷や扇子、日傘などオリジナリティに富んだ和雑貨を販売しています。
コラボレーション第2弾となった2024年4月には、てぬぐいをはじめ、用途が広がる大小のクロス、キッチンクロスなどが登場しました。長く愛用したくなる日用品の中から、注目のアイテムを紹介します。
懐かしさと新しさのあるデザイン
職人が1色ずつ手作業で染める「手捺染(てなっせん)」による「てぬぐい」シリーズ。第1弾から人気の「アリス」「野ばな」「アデリアラプソディー」「花ざかり」など、色鮮やかなデザインがずらり。第2弾では、リクエストの声に応えて、「ズーメイト」や「風船」のパターンが新たに加わりました。
続いての注目は、「レトロクロス」シリーズ。レトロ印刷をイメージした風合いとやわらかな肌触りが特徴で、お弁当やハンカチとして気軽に使える50cm角に、テーブルクロスや風呂敷バッグなど暮らしの中で存在感が光る大サイズ(100cm角)が仲間入りです。
デザインのみならず、機能性にも優れた、かまわぬの布製品の強みを存分に発揮するのが、「かや生地キッチンクロス」です。吸水性に優れ、吹き筋も残りにくいので、ガラス拭きや台拭き利用など様々な場面で大活躍します。
ネットでも購入でき、ギフトにも
包んだり敷いたり、拭いたり飾ったり。日々の暮らしに彩りを添えてくれる、アデリアレトロ×かまわぬのコラボレーションアイテム。商品は、かまわぬの直営店や公式オンラインストア、「かまわぬ楽天市場店」などから購入できます。
最後に
どこかほっこりする、心安らぐ優しいデザインで、日本文化の魅力や手仕事のぬくもりが伝わるアデリアレトロ×かまわぬの日用品。サステナブルなアイテムとして、丁寧な暮らしの必需品は、ギフトとしても喜ばれそうです。
文:花野静恵
この記事は「日刊ケリー」にて2024年5月9日に掲載された記事をもとにしています。情報は掲載時点。最新の情報は主催者・各施設に直接お問い合わせください。