親子で楽しむ！　食べ歩きフード６選【名古屋大須エリア】

今、国内外からの観光客を中心に、賑わいを増している名古屋市の大須エリア。商店街はアーケードがあるので、雨や直射日光を避けて散策できるのも魅力です。

古き良き商店街の風情を残しつつも、サブカルチャーや電気の街としても知られる大須。近年はSNS映えするフォトジェニックなスイーツや、多国籍なトレンドフードのショップなどが続々とオープンしています。

今回の記事では、旅の目的にもなっている大須の食べ歩きスポットを紹介。親子の思い出づくりに、出かけてみませんか。

ひんやりプリンとチーズケーキ

2024年4月27日にオープンした、バスクチーズケーキとプリンの専門店「pause pause」。

テイクアウト限定で販売している「プリンアイス」（450円）は、手作りプリンを丸ごと凍らせたワンハンドスイーツです。凍ったままの状態だと、ひんやりシャリシャリとした食感で清涼感があり、少し時間を置くと、濃厚なプリンとして楽しめます。

もう一つの看板メニュー「バスクチーズケーキ（プレーン）」（580円）は、小麦粉や米粉などを一切使用せず、クリームチーズと卵と生クリームのみで焼き上げているため、一口食べるととろけるような口当たり。さっぱりとした酸味と、やさしいミルク感のバランスが絶妙で、焼き色の香ばしさともぴったりです。

2階のイートインスペースは、カウンター席とテーブル席が用意されていて、ワンドリンクオーダーで利用可能。フランス語で“一息”を意味する「pause」の通り、大須の街歩きにほっと一息つけるお店です。

韓国発！　ねじり揚げドーナツ

韓国で流行中のツイスト揚げドーナツ「クァベギ」が食べられる「セロウン キッチン」。食べやすくライトな食感にアレンジしたベースの生地に、フルーツやクリームがトッピングされていて、写真映えも抜群です。

写真のメニューは、北海道産の小豆を使用した「あんバター」（写真左、600円）と、人気の「Wストロベリー」（写真右、650円）。

「出来たてを食べてほしいので、生地を注文ごとに揚げています」と店主。見た目だけでなく、味や食感のバランス、素材にもこだわるのは、店主が総菜屋も運営しているから。生地は毎日手作り、トッピングのイチゴは契約農家から直送されています。

よりどりみどり！　天むす専門店

名古屋の人気グルメでありながら、専門店や人気店が少ない天むすにフォーカスしたお店。「天むす＝えび天」という固定概念を覆す、バリエーション豊かなラインナップの天むすを手軽に楽しむことが出来ます。

具材は定番の「海老天」（240円）以外にも、イカやタコ、キスなどの魚介類、カボチャやアスパラガス、舞茸などの季節の野菜とキノコ類など、時期ごとに常時10種類以上もの天ぷらを用意。

老若男女から愛される新感覚の天むすを食べながら、家族や、友人と楽しい時間を共有してみてはいかがですか？

台湾の焼き包子（パオズ）

中国の点心「焼き包子（パオズ）」に魅了され、台湾の店で修行をした店主が営む「包包亭（パオパオテイ）」。

焼き包子は、鉄板で蒸してから表面をパリッと焼き上げます。大須を訪れる台湾の観光客からも好評という本場の味。

肉のうま味を閉じ込めた「肉包（ロウパオ）」（200円）と、ざく切りのキャベツが入った「菜包（ツァイパオ）」（200円）は、必食の2大看板メニューです。

レモネード専門店「LEMOTTO」

老舗喫茶の「サンモリッツ」がプロデュースするレモネード専門店「LEMOTTO」。レモネードに使われている自家製レモンシロップには、コールドプレス製法で抽出したレモンの生絞り果汁がたっぷり。爽やかなフレッシュ感とコクのある甘味のハーモニーを楽しめます。

さらに、「生絞りレモネード」（Sサイズ580円、Lサイズ650円）は、目の前で手絞りしたレモン果汁をプラス！　よりフレッシュなレモンの味わいを楽しめます。

レモネードのラインナップは、こだわりの「生絞りレモネード」のほかに、ストロベリーやピーチなどのフレーバーレモネード、アルコール入りのタイプなど、10種類前後。

可愛いパッケージだから、持ち歩きにもうれしいですね。

韓国生まれのビッグなワッフル

韓国で人気の直径約21センチのワッフルが楽しめる「ワッフルカーン 大須店」。食材は韓国から直輸入して本場の味を再現しています。6つの穀物を配合した生地はパリパリ、もっちりで、ホイップクリームはカロリー控えめのため、ビッグサイズながらライトな食感なのもおすすめのポイント。

「チョコフォンダン HALF」（550円）の特徴は、チョコスプレーのトッピングで、スティックタイプだから食べ歩きにも打ってつけです。

季節限定メニューなどもあり、種類豊富なのでお気に入りの味を見つけてみてくださいね。

最後に

食べ歩きをしながらなら、親子の会話もいつも以上に弾むはず！　活気のある大須へ出かけて、思い思いのテイクアウトフードを片手に、じっくり街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

文：花野静恵

---

この記事は「日刊ケリー」にて掲載された記事をもとにしています。メニュー内容は掲載日時点。変更や提供終了の場合がありますので、事前に店舗へ直接お問い合わせください。