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「動物園のスターの素顔」では、名古屋市東山動植物園で暮らす動物たちにスポットを当て、さまざまな動物の魅力や生態を紹介します。
今回は、一跳びで数メートル跳躍するという、アカカンガルーの素顔に迫ります!
※写真提供:東山動植物園
概要・特徴
※写真提供:東山動植物園
カンガルーの仲間では最大の大きさであるアカカンガルー。種名の「アカ」は、オスの喉や胸から分泌される赤い液によって体毛が赤く染まるため、そのように呼ばれています。
脚力が強く、高さ2m、幅は9mほども跳躍し、最高時速70kmで走ることができます。筋肉質で力強い尾は、歩行時には体を支え、跳躍時には前後のバランスをとるのに役立っています。そんなパワフルな肉体を持ちながらも、性格は臆病。日中は安全な場所で過ごし、夜になってから行動することが多いです。
カンガルー目カンガルー科
学名:Macropus rufus
生息地:オーストラリアの草原や砂漠
学名:Macropus rufus
生息地:オーストラリアの草原や砂漠
飼育員さんの「ここ注目!」
※写真提供:東山動植物園
東山動植物園で飼育しているアカカンガルーたちは、日中、横になって仲良く暮らしています。普段はのんびり過ごすアカカンガルーたちですが、まれにオスが力比べをすることも。もし、そんな場面に出くわしたら、迫力ある姿を見ることが出来ます。
東山動植物園では、最近アカカンガルーの赤ちゃんが3頭生まれました。袋の中に入っている様子や、外に出て動き回る様子を見ることができますよ。
他にも、暑い日には体を舐めて体温を下げる賢い一面も。夏の来園時には、ぜひ観察してみてください。
アカカンガルーの力比べ
オスたちの力比べの様子です。ぜひ、アカカンガルーたちに会いに来てください!