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「動物園のスターの素顔」では、名古屋市東山動植物園で暮らす動物たちにスポットを当て、さまざまな動物の魅力や生態を紹介します。
今回は、陸にすむ最大の肉食獣・ホッキョクグマの素顔に迫ります!
写真提供:東山動植物園
概要・特徴
オスは600kg、メスは300kgにもなるホッキョクグマ。北極圏に約2万頭生息し、主にアザラシや魚をエサとしています。泳ぎや潜水が得意で、足の裏には毛が生えていて、氷上の生活に適応しています。
分類:食肉目クマ科
学名:Ursus maritimus
生息地:北極海沿岸、夏はカナダ北部やヨーロッパ北部、アジア北部、冬はカナダ東部やベーリング海北部
学名:Ursus maritimus
生息地:北極海沿岸、夏はカナダ北部やヨーロッパ北部、アジア北部、冬はカナダ東部やベーリング海北部
飼育員さんの「ここ注目!」
東山動植物園では「フブキ」というオスの個体を飼育しています。まだ若いこともあり、元気いっぱいで、特に涼しい季節はより活発に動くように。大きなドラム缶やポリタンクなどの頑丈なおもちゃも、フブキが遊ぶと簡単にボロボロになってしまいます。
写真提供:東山動植物園
当園を訪れた際は、そんなフブキの生活に少しでも変化をつけようと努力する飼育員にも注目してみてください。元気いっぱいのフブキが毎日の生活に飽きてしまわないよう、新しいおもちゃを与えてみたり、エサのあげ方を工夫したり。日々、試行錯誤をしています。そして、そうした工夫がフブキにどんな影響を与えているかをじっくり観察し、様子を見守っています。
フブキの暮らし
フブキの生活を少しでも良くしたいと考え、さまざまな工夫をとり入れる飼育員。その甲斐もあって、フブキの様子に変化が見られるように。そんな飼育員の苦労があることも知ってもらえるとうれしいです。
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動物園のスターの素顔



