いよいよ受験が本格化するシーズン。合格祈願のために神社やお寺をお参りする人も多いのではないでしょうか。今回は、きずなネット編集部が愛知県岡崎市にある学問の神様「岩津天満宮」を訪問。読者のみなさんの合格祈願と学業成就を願ってきました。
岩津天満宮とは?
岩津天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公をまつる神社で、地元では「岩津天神」とも呼ばれています。
学業成就だけでなく、厄除け、病除け、縁結び、安産など、さまざまな願いが叶う場所として知られ、年間を通して多くの人が参拝に訪れる場所。2月~3月下旬には紅梅、白梅、枝垂れ梅など約400本が咲き乱れる梅の名所としても知られています。
編集部が訪れたのは、風は冷たいものの爽やかな青空が広がる1月初旬の平日。緑に囲まれた小高い山の上にある境内には、足を踏み入れるだけで気持ちが引き締まるような、神聖な空気が漂っていました。
境内にはご利益スポットが多数
広い境内には複数の神社や観音堂、稲荷社など、さまざまなご利益スポットがあるため、入り口の境内図を確認してから向かうのがおすすめです。
手水舎
石段を上がり、まずは手水舎で両手を清めて口をすすぎます。
本殿・拝殿
さらに石段を上がって、本殿・拝殿へ。岩津天満宮の本殿・拝殿は、1879(明治12)年に火災で焼失しましたが、土木技術者だった服部長七が復興を主導し、崇敬者の支援を受けて再建しました。1911(明治44)年に本殿(一番奥の社殿)、正面に見える拝殿は1919(大正8)年に完成。2011(平成23)年には改修が行われました。
こちらで、心を込めて参拝をします。
願掛け撫で牛
拝殿前に横たわるのは、「願掛け撫で牛(なでうし)」。身体の悪い箇所と撫で牛の身体の同じ部位を撫でることで、病除け・病気平癒のご利益を授かることができます。また、牛の頭、次に自分の頭を撫でると頭が良くなると言われているそう。きずなネットユーザーのみなさんの学業成就を願って、頭を撫でました。
願掛け撫で牛の後ろ側には、たくさんの「撫で牛」が。自宅で「撫で牛」を撫でながら願を掛け、願いごとが叶った後に納められたものです。
水かけ牛
拝殿の脇には、その年の吉方(縁起の良い方角)を向いた「水掛け牛」が鎮座します。
合格、学芸上達、病除け、厄除け、良縁、就職の願いが込められたひしゃくでご神水を静かに掛けることで願いが叶うそう。
みなさんの志望校合格を祈りながら、ご神水をかけました。
重軽地蔵
「重軽地蔵」は、不思議な力を持つと言われるお地蔵様。願いごとを心に念じ、両膝をついて抱き上げます。願いが叶う時はすっと持ち上がり、まだその時期ではない時は持ち上がりません。
編集部スタッフも持ち上げてみました。「うーん。これは……」みなさんも、ぜひ試してみてください。
おみくじ、お守り、御朱印
おみくじは、オリジナルの青みくじ、合格みくじ、恋みくじ、水みくじ、血液型みくじ、折みくじ、水引付みくじの7種類から選べます。
お札やお守りの種類も豊富です。叶えたい願いごとに合わせて選んでみてください。
他にも、全国から申し込みがあるという御朱印は、要チェック。毎月の限定御朱印(2025年1月は干支の御朱印)や切り絵御朱印など、オリジナルデザインの御朱印も人気を集めています。
絵馬で合格祈願
合格祈願の絵馬も書きました。
「合格祈願 きずなネットユーザーのみなさんが、希望の学校に合格できますように!!」
余香殿なおらい
「余香殿(よこうでん)なおらい」は、境内にあるカフェ・ショップです。「合格バウム」や「合格ドーナツ」などもあるので、参拝の後に立ち寄って、ゆっくり過ごすのもおすすめです。
【住所】
愛知県岡崎市岩津町字東山53
【受付時間】
9時~17時(年中無休)
ご祈祷は毎日9時~16時(受付は8時30分~)随時受付
参拝は24時間可
現地で参拝できない人のための御祈祷オンライン申込もあり
【アクセス】
(電車)名鉄東岡崎駅、北口バスターミナル4番から乗車、「岩津天神口」下車徒歩8分、名鉄・岡崎公園前駅より徒歩で約5分/JR岡崎駅、岡崎駅前のりば2番から乗車、「岩津天神口」下車徒歩8分
(車)岡崎市内国道1号線より、国道248号線北上5㎞
【URL】https://www.iwazutenjin.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/iwazutenmangu/
【facebook】https://www.facebook.com/people/岩津天満宮/100064877072523/?locale=ja_JP
【X】https://x.com/iwazutenmangu
余香殿なおらい
【営業時間】10時~16時(木曜定休)
最後に
みなさんが、これまで積み上げてきた努力が実りますように。体調に気を付けて、大切な日を迎えてください。編集部一同、心から応援しています。
文・写真:きずなネット編集部