「動物園のスターの素顔」では、名古屋市東山動植物園で暮らす動物たちにスポットを当て、さまざまな動物の魅力や生態を紹介します。
今回は、ゴツゴツした体が印象的な、インドサイの素顔に迫ります!
※写真提供:東山動植物園
概要・特徴
※写真提供:東山動植物園
インドサイは、その鎧をまとったような見た目から「ヨロイサイ」という別名もあります。被毛が変化したと言われる大きな角が1本あり、かつて漢方薬の原料として使用されていました。そのため、この角を得るために乱獲が行われ、一時は絶滅寸前に追い込まれたことも。
また、視力が非常に弱い代わりに、嗅覚と聴覚が鋭いのが特徴です。
分類 奇蹄目サイ科
学名 Rhinoceros unicornis
生息地:インドのアッサム地方、ネパールの湿地や草原に点在
学名 Rhinoceros unicornis
生息地:インドのアッサム地方、ネパールの湿地や草原に点在
飼育員さんの「ここ注目!」
※写真提供:東山動植物園
東山動植物園の正門から入ると、最初に出迎えてくれるのがインドサイです。3頭のインドサイが暮らしており、プールに全身浸かって水浴びをしている姿を見たことがある人もいるかもしれません。夏には水浴びをしながら寝ている様子がよく見られます。
冬になると水を抜いたプールの底で寝転んでいることがあり、その時に普段は見られないインドサイのお腹や足の裏を観察できることも。
他にもインドサイ同士、柵越しに頭をこすり合わせてコミュニケーションをとることもあり、見られたらラッキーです。かわいいインドサイの姿に、ぜひ注目してみてください。
アカカンガルーの力比べ
インドサイのブンタが、気持ちよさそうに水浴びしながら、その後ウトウト……。ブンタたちに会いに来てください!