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バレンタインが近くなると、スーパーや100均などでも手作りチョコレートの材料や道具、ラッピング用品のコーナーが登場。眺めているだけでもワクワク楽しい気持ちになりますよね。
今回は、手軽に買える材料や道具を使って、親子で楽しく作れるバレンタインチョコレートのアイデアやコツを紹介します。
簡単&映えるチョコがけイチゴ
チョコがけイチゴの特徴は、イチゴの酸味とチョコレートの甘みの組み合わせ。フレッシュなイチゴとパリッとしたチョコレートの食感に、大人も子どもついつい手が伸びてしまうはず。
ビターチョコレートならほろ苦さがイチゴの甘みを引き立て、ホワイトチョコレートならイチゴミルク風になるなど、使うチョコレートの種類によって味わいが変化を楽しめます。
きれいに仕上げるコツは竹串!
チョコレートをかける際には、イチゴのヘタをつまんだり、つまようじを刺したりと、いろいろな方法がありますが、おすすめは竹串を刺す作り方です。
チョコレートフォンデュをする時のように持ち手を長くすると、小さな子どもでもイチゴにチョコレートがかけやすいので、手が汚れる心配も少なくなります。固める際に扱いやすくなるのもメリットです。
固まる前のチョコレートが下に落ちても良いように、クッキングシートを敷いたトレーに高さのあるマグカップや湯のみを置いて、写真のように挿して並べると表面がきれいに仕上がりますよ。
小さく高さがある器を使う
コーティング用のチョコレートを入れる容器は、プリンカップのような小さくて高さがあるものを使うようにしましょう。イチゴをチョコレートに浸しやすくなり、ボウルなどで作るより使用するチョコレートの量が少なく出来るのでおすすめです。
飾りは使いやすい小皿に用意
デコレーションやトッピングの材料は、あらかじめ小皿に出しておくと、選ぶのも使うのも簡単です。どんなものがあるかひと目で分かるように並べれば、子どもがあれこれ選びながら、楽しく飾り付けをすることが出来ます。
皿の中で転がしたり、上からふりかけたり、自由に楽しく仕上げましょう。
シリコン型でミニスイーツ風に
シリコン型を使ったチョコレート作りは、初心者でもきれいに形成できるので人気があります。最近では100均でもいろいろな種類のシリコン型が手に入るため、気軽にチャレンジできるのも魅力。シリコン型は電子レンジやオーブン、冷凍庫でも使えるので、いろいろなお菓子作りで活躍しますよ。
スイーツデコ気分で楽しく飾り付け
シリコン型はやわらかいので、そのまま持ち上げたり冷蔵庫に入れたりするとチョコレートがこぼれてしまうことも。トレーやバットなどの上に置いて使うようにしましょう。
溶かしたチョコレートを型に流し入れたら、トレーごと1cmほど持ち上げて作業台に落とします。これを2、3回繰り返し、表面を平らにします。
ペンや残ったチョコレートでデコレーション
しっかり固まったチョコレートは、シリコン型を裏から押し出すようにするときれいに型から外れます。クッキングシートの上に間隔を空けて並べて、1つずつかわいくデコレーションしましょう。
小さなデコレーションパーツは箸を使うと狙い通りの場所に置くことが出来ます。
子どもも楽しめるお絵かきデコ
100均で買える型で、もう1つおすすめなのが「ロリポップ チョコモールド」です。
一般的に「ロリポップ」とは棒付きキャンディーのことを指しますが、こちらは棒付きチョコレートの型(モールド)です。
動物や恐竜、花など、いろいろな種類があって、いずれも溶かしたチョコレートを流し入れて固めるだけで、かわいい棒付きのチョコレートが出来上がります。
トレーに乗せて棒をセット
型についている溝にロリポップ用スティック(別売り)をセットして、溶かしたチョコレートを流し入れます。目や鼻などの細かい部分にもチョコレートがきちんと行き渡るよう、流し入れた後に型を揺するなどしてください。
チョコペンで楽しくお絵描き
冷蔵庫でしっかり冷やし固めたら、型からチョコレートを外します。そして、湯煎したチョコペンを使って顔を描いたり、チョコペンを接着剤代わりにアラザンやラムネなどを付けたりして、楽しみながらお絵描きをしましょう。
チョコペンは使っていると冷えて固まってしまい、チョコレートが出にくくなることが多いので、お湯を入れたマグカップなどに浸けながら使うのがおすすめです。
最後に
親子で楽しむお菓子作りは食育の一環になり、創造力や集中力の育成など、さまざまな効果が期待できます。チョコレート売り場にはバリエーション豊富な箱や袋、シール、リボンなども揃っているため、ラッピングにもこだわってみましょう。
自分で作ったものを食べたり、家族にプレゼントしたりすることの喜びも感じられるので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
文:森下右子 撮影:間宮博