高2、中2、小5の3人の子どもを育てるママで、ラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。
読者からのメッセージ
読者(45歳、女性)の方から
中1と小3、2人の女の子の父親です。妻はパートで働きながら、家のことは基本的に全部やってくれています。
私は営業職の会社員で、20代、30代は仕事中心の生活でしたが、最近は働き方改革で残業も減り、家で過ごす時間が増えました。そこで、たまには料理をしたり、子どもお世話をしたりしようとするのですが、必ず妻に止められてしまいます。
妻に、「私がやるから」「いいから、パパは座ってて」と言われる度、何だか家族の一員として認められていないような気がして、むっとしてしまいます。
家族と楽しい時間を過ごしたいだけなのに……。どうしたら家族の輪に入れますか?
堀江さんのメッセージ
「家のことをしよう」という、その気持ちが素晴らしいです。お仕事に余裕が出てきて、家族との時間が増えるのはとてもいいことですね。そして、ママの言う「私がやるから」「いいから、パパは座ってて」という言葉は、パパを気遣っての思いやりの言葉かもしれませんね。
一方、お子さんたちが小さくて、大変な時は任せっきりで、今になってやる気を出されも、ママの立場からすると、「今更……」という気持ちになってしまうのかもしれません。
家事も、子育ても、これまでのやり方があって、「乱されたくない」と思う気持ちは、私自身も経験したことがあります。
しかし、20代、30代の若い時に忙しく働いてきたのも、家族のためですよね。そして、今、「家事や子育てに参加したい」と思うのも、家族を思ってのこと。
それなら、ママに「今まで本当にありがとう」「ずっと任せっぱなしでごめん」と、素直な気持ちを伝えてみるのはどうですか?
その上で、「これからは、もっと家族と一緒に過ごしたい」と伝えれば、きっと理解して、受け入れてくれると思いますよ。
これから娘さんたちが成長していき、だんだん家族みんなで過ごす時間は減ってしまいます。今という時を大切に、ぜひ家族で楽しい時間を過ごしてくださいね。
ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。
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