みなさんの子育てにまつわるお悩みに回答する人気連載「ラジオDJ堀江美穂と読者の広場」。この連載のオフラインイベントを、2025年9月6日に名古屋・矢場町のナゴヤ イノベーターズ ガレージで開催しました!
イベントは今回で第2回目。前回に引き続き、堀江さんと読者のみなさんで子育てについて語り合う、楽しいひと時となりました。そのイベントの模様をお届けします!

楽しい雰囲気でスタート
イベントには、事前に応募した人の中から選ばれた6人が参加。未就学児から大学生まで、さまざまな年齢のお子さんを持つママたちですが、初対面とは思えないほど、始めから楽しそうな雰囲気がただよっていました。

「今日は、みなさんとおしゃべりするのを楽しみにしてきました!」と、堀江さんのあいさつでイベントがスタート。事前に募集した「子育てにまつわるお悩み」をもとに堀江さんが進行していきます。
自己表現できない息子
最初のお悩みは、小6の息子さんが「なかなか自分の気持ちを表現できない」というママから。「何か困ったことがあっても周りに助けを求められないんです。今後困らないよう、親として、どんな声掛けをしたらいいのか悩んでいます」と話します。
息子さんが小1の時、給食の箸を忘れてしまったのに、「忘れた」と言い出せず、指を使って食べたというエピソードを披露すると、周りのママたちから「すごい!」「頭いい!」と驚きの声。

堀江さんも、「まず、『手で食べよう』と、代案を思いついたことを褒めてあげたいですよね」と話しつつ、「箸を忘れて困ったというのも、1つの経験ですよね。きっとその後は自分で気を付けるようになったでしょうし、そんなに悩む必要はないと思いますよ」と明るい声で答えます。

他のママたちが、「うちの子も同じタイプ」「中学生になったら、自然と表現できるようになった」と経験談を話すと、相談者のママも「その言葉に救われます」と笑顔を見せていました。
終わらない姉妹げんか

続けて、小4と小1の女の子を持つママのお悩みに。「2人とも、外ではいい子なんですが、家の中ではささいなことで、しょっちゅう姉妹げんかをしています。放っておくと手が出るので、結局私が叱って、何とか終わらせる毎日です……」と、ちょっとお疲れの様子。「みなさんのお子さんはどうですか?」と問いかけると、「うちも」「分かる、分かる」と共感の声が上がります。

高3、中3、小6の3人の子どもを育てる堀江さんも、「我が家も3歳差の姉妹だから、よく分かります」と話し、「普段から子どもへの声かけは、ダメな時ではなく、いい時に声をかけることを意識してみてください」とアドバイスします。
「どうしてもけんかにばかり目がいってしまいますが、2人で仲良く遊んでいる時にこそ、思いっきり褒めてあげてください。『仲良くしているね、ママうれしいなあ!』って、大げさなくらいに喜んであげると、2人とも『仲良くすると、ママが喜ぶんだ』と感じ、だんだん仲良く過ごす時間が増えるかもしれないですよ」

「そうですね。やってみます!」と相談者のママ。少し表情が明るくなっているようでした。
日本とインドの教育
今回、偶然にもインドにゆかりのあるママが2人参加していました。1人が、インド人の夫との間に、中2の娘さんがいるママ。もう1人が、夫の仕事の都合で暮らしていたインドから帰国したばかりの小1と年中の男の子のママ。2人とも、協調性を大切にする日本の教育と、個を重視するインドの教育の違いに、戸惑うこともあると言います。

集団登校、給食の準備、体育の授業など、「日本ならでは」の教育について盛り上がりながら、周りのママたちも興味深そうに聞いていました。
最後はみんなで記念撮影
ほかにも、介護問題や女の子同士の人間関係など、さまざまな話題で盛り上がり、あっという間に終了の時間に。今回も最後は、堀江さんとみんなで記念撮影! 最高の笑顔でイベントは幕を閉じました。

取材・文:きずなネット編集部/写真:岡島史恵

ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。Official Instagram
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