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高2、中2、小5の3人の子どもを育てるママで、ラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。
読者からのメッセージ
読者(39歳、女性)の方から
小1と年中、2人の男の子ママで、医療従事者として時短勤務で働いています。
学生時代から某バンドのファンで、子どもが生まれる前まではコンサートを見るために全国を回ったり、ファン仲間と「聖地めぐり」をしたり、推し活にかなりの時間とお金を使ってきました。
子どもが生まれてからは家事と育児、仕事に追われ、自分の時間がまったく取れず、時々YouTubeなどでそのバンドの映像を見て楽しむ程度です。
しかし! 昨年、友人に誘われ、久しぶりにコンサートに行ったところ、再度気持ちが盛り上がってきました。ツアーのスケジュールを眺めながら「行きたいなあ」と妄想する日々。
幸い同じ職場で働いている夫は理解があり、「行って来たら?」と言ってくれるのですが、ただでさえ忙しい毎日で、そんな時間もないし、自分のためだけにお金を使うのも気が引けます。
推し活を再開してもいいのでしょうか?
堀江さんのメッセージ
もちろんです! 推しは、推せる時に推せ! これが私のモットーです。
学生時代から応援しているバンドがいて、今も活動を続けくれているなんて、とても貴重なことです。いつ活動を休止したり、解散したりするかも分からないですよ。そうなってから、「ライブに行っておけば良かった!」と後悔しても、もう遅いです。
ママが家を空ける時、とても気を使うのがパパの存在。そんなパパに理解があって、「行って来たら?」と言ってくれているんです。そこは、「いいの? うれしい!」「男同士3人で楽しんでね~お土産買って来るからね!」と、甘えちゃっていいと思います。
全国を回るというのは、今すぐは難しいかもしれませんが、いつも働きながら子育てをして、十分頑張っているんです。気にせず、自分のために時間もお金も使いましょう!
ママになると、おしゃれや趣味、自分のキャリアなど、それまで好きだったことや大切にしてきたことを諦めてしまう人がたくさんいます。周りから「母親なのに」という目で見られているような気がして、我慢しちゃうんですよね。
もちろん子どもは大切ですが、だからと言って自分がそれまで大切にしてきたことを諦める必要は全くありません。むしろ毎日を頑張る活力になります。
大好きなバンドの歌を口ずさみながら、にこにこ笑顔で家事や育児をしていたら、家族もきっとみんな幸せになるはず。だから、推しは推せる時に推してください!
ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。
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