2026年度から始まる高校の授業料無償化が注目を集めていますが、名古屋市では教育費の負担の軽減を目指し、国や県の制度とは別に、独自のサポートが充実しています。
そんな高校での学びを支える、4つの給付型支援制度について紹介します。
※この記事は名古屋市シティプロモーションサイト「やさなご」とのコラボレーション企画です
愛知県内の高校などに入学する際の費用として7万円を支給します。

対象者
- 年収の目安:590万円未満/4人世帯
- 名古屋市在住で愛知県内の中学校などに在学している中学3年生で、愛知県内の高校などへの入学を予定している生徒(通信制については県外の高校も対象)
支援を受けるためには申請が必要です。2026年4月に高校入学予定の中学3年生は、公式サイトから詳細を確認のうえ、2025年11月30日までに申請してください。
私立高校授業料の補助
政令市で唯一、私立高校に通学する子どもを持つ保護者向けに、負担を少しでも軽くするため、独自の授業料の補助を行っています。
※2026年度は、いわゆる「高校無償化」により、補助を行わない可能性があります
対象者
- 年収の目安 : 840万円以上/4人世帯
※840万円未満は愛知県の補助対象です。愛知県の私立高校授業料補助の対象とならない人は、所得に関わらず、名古屋市の授業料補助の対象となります - 名古屋市在住で愛知県内の私立高校に在学している生徒
高校入学後、通学先の学校を通じて申込みが必要です。公式サイトから詳細を確認のうえ、申請してください。
名古屋市奨学金
経済的な理由で就学が困難な高校などの生徒に対して、授業料以外の教育費に要する費用として、奨学金を支給します。
※支給人数:1、2、3年生の各学年1000人ずつ、定時制の4年生30人

対象者
- 市民税所得割額非課税世帯
- 名古屋市在住で愛知県内の高校など(全日制・定時制)に在学しており、学業その他の活動で努力が認められる生徒
高校入学後に申請が必要です。なお、2025年度の申請は終了しました。
大学受験料等補助
ひとり親家庭等の高校3年生世代(※)、中学3年生を対象に、大学等受験料および模試費用を補助し、進学に向けたチャレンジを後押ししています。
高校3年生世代対象

中学3年生対象

対象者
名古屋市在住で、中学3年生、高校3年生世代(※)の子どもを扶養し、次の1~4のいずれかの要件を満たす人。
※高校3年生世代は、19歳になる年度に大学等を受験する人も含みます
- 児童扶養手当受給相当の所得水準のひとり親世帯
- 生活保護受給世帯
- 住民税非課税世帯
- 対象の子どもが中学生の学習支援事業、または高校生世代への学習・相談支援事業に登録している世帯
補助を受けるためには申請が必要です。2025年度の申請期間は、2025年11月4日~2026年3月31日です。公式サイトから詳細を確認のうえ、申請してください。




