「転勤族の夫について回る人生 これでいいの?」

「転勤族の夫について回る人生 これでいいの?」

3人の子どもを育てるママでもあるラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。

読者からのメッセージ

読者(43歳、女性)の方から

夫と私(妻)、小2の息子、小1の娘の4人家族です。

夫と中1の娘、小5の息子との4人家族です。夫の仕事は3~5年ごとに転勤があり、結婚してからは夫とともに全国を転々としてきました。結婚するまでは正社員として働いていたのですが、結婚を機に退職し、子どもが小さいうちは専業主婦、2、3年前からは飲食店やスーパーなどで短時間のパートをしています。

見ず知らずの土地に来て、やっと知り合いが出来たと思っても、数年後には引っ越し。子どもたちも転校続きで、かわいそうな思いをさせています。

時々、「私の人生、これでいいのかな?」と考えます。大学時代の友人や地元にいる姉はバリバリと働いているのに、私は夫について回るだけ。ただ、夫婦仲はいいので、離れて暮らすのも何だかさみしい気持ちがあります。こんな私に何かアドバイスをいただけたら、うれしいです。

堀江さんのメッセージ

「転勤族の夫について回る人生 これでいいの?」

私は生まれた時からずっと名古屋なので、逆にいろいろな土地で暮らせるのは、単純に「うらやましい!」と思ってしまいますが、きっとそこには経験してみないと分からないさみしさや大変さがありますよね。お子さんの学校や役所の手続きなど、たくさんの苦労もあったと思います。

お子さんが中1と小5ということで、そろそろお母さんとお子さんたちだけ「残る」という選択をしてもいい頃かもしれませんね。お子さんたちも自分の気持ちを言葉に出来る年齢だと思うので、1度、家族みんなで話し合ってみてはいかがでしょうか。

「あとどれくらい転勤生活が続くのか」「お子さんの受験はどうするか」など、いろいろと課題はあると思いますが、とことん話し合い、その上でついていくことを選ぶのも1つ。お母さんとお子さんたちで残ることに決めたら、やってみたかった仕事をしたり、趣味の仲間をつくったり、新しい挑戦をしてみるのもいいですね。

「転勤族の夫について回る人生 これでいいの?」

お子さんたちに「かなしい思いをさせている」とおっしゃっていますが、さまざまな土地で暮らし、全国に友達がいるというのは、なかなか出来ない経験です。それはきっとお子さんの強みになりますし、困難を乗り越えた分、家族のきずなも強くなるのではないでしょうか。大変な事もあるかと思いますが、「今のこの状況をいかに楽しむか」という目線でぜひ、家族との毎日を楽しんでみてくださいね。

 

堀江 美穂 (ほりえ みほ)さん

ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。
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