仕事や家事、子育てなど、日々の忙しさに追われ、疲れがたまっていませんか? リフレッシュ作用のある「ツボ」を押すことで、お家やすき間時間で、上手にセルフケアが出来ますよ。
今回は鍼灸師監修のもと、目が疲れた時におすすめのツボを紹介します。
監修:鍼灸師 越智志保子(おち・しほこ)
会社員を経て、2011年に鍼灸の国家資格を取得。整骨院や病院付属治療院、訪問鍼灸施術所などで、さまざまな疾患への対処法を習得。1児の母。
目の疲れにおすすめのツボ:太陽
場所
「太陽(たいよう)」は、目尻と眉尻の中央からやや耳側のくぼんだ部分
こんな時に
目の疲れ、頭痛、めまい、ドライアイ
押し方
押しやすい指を使って、気持ちいい強さで「3秒押す」、手を放して「3秒ゆるめる」を繰り返します。
家事や仕事のすき間時間のほか、洗顔やスキンケアの時間などに押してみるのもいいですね。
目の疲れにおすすめのツボ:攅竹
場所
「攅竹(さんちく)」は、眉頭の少し下にあるくぼんだ部分
こんな時に
目の疲れ、目の痛み、頭痛、顔のむくみ
押し方
合掌をして親指を攅竹(さんちく)に当てて、前かがみになって頭の重さを乗せるようにします。深呼吸をしながら10秒程度、気持ちいい強さの刺激をキープします。
眉間に力が入ってシワになりがちな人には特におすすめです。
目の疲れにおすすめのツボ:晴明
場所
目頭と鼻の根元の間にあるくぼんだ部分
こんな時に
目の痛み、目の疲れ、目の充血
押し方
押しやすい指を使って、気持ちいい強さで「3秒押す」、手を放して「3秒ゆるめる」を繰り返します。親指と人差し指でつまむように刺激するのもOK。眼球を触らないように、目を閉じておこなってください。
最後に
スマホやパソコンを長時間使ったり、同じ姿勢で作業をしたりしていると、知らず知らずのうちに目に疲れがたまっていきます。目の疲れを放置すると、頭痛や首こり、全身疲労につながってしまうことも。
こまめに目を休めてあげるほか、今回紹介したツボを押してみてくださいね。
文・聞き手:きずなネットよみものWeb編集部