【新中3向け】来春を笑顔で迎える! 志望校合格に向けた年間計画

【新中3向け】来春を笑顔で迎える! 志望校合格に向けた年間計画

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この春、中学3年に進級したみなさん。この1年は、将来の夢や目標に向かって努力する年になると思います。ぜひ、目標に向かって頑張ってください。

そして、受験生となったお子さんを応援する親御さん。お子さんが満面の笑みで1年後を迎えられるよう、サポートをしてあげてください。そこで今回は志望校合格に向け、どのようなスケジュールで1年を過ごせばいいのかをお伝えします。

渡邉先生

塾講師 渡邉智治(わたなべ・ともはる)

愛知県一宮市にて「進学塾 翔和」を経営。塾講師歴は30年以上。不登校心理相談士(教育心理カウンセラー)で、犬山市教育委員も務めている。 

4月に目標を設定しよう

高校入試は長期戦です。

高校入試は長期戦です。最初に1年後のゴール、つまり、「何に向かって勉強をするのか」という目標を設定しましょう。

目標設定で大切なことは、動機づけです。受験において、はっきりとした目標がなくても、好きなことや得意なこと、もっと知りたいと思うことなど、どんなことでも構いません。さらに言えば、ここでは「仮の目標」でも構いません。後から変更してもいいのです。

目標を設定したら、時期を区切って、細かく目標を立てていきましょう。どのタイミングで、何に取り組むか、細かい計画を立てることで、今やるべきことが明確になります。

ここからは、その時期に取り組むべきことをお伝えしていきます。

1学期は学校生活を全力で!

1学期は学校生活、特に定期テストに力を入れてください。定期テストに真面目に取り組むことで、受験勉強の基礎固めが出来ます。そして、定期テストを通じて、問題文を読み解く力が身に付きます。

また、中3の 1学期で学ぶ内容は、高校入試でもよく出題される範囲です。出題範囲を的確に学び進め、自分立てた計画をやり抜く力を付けていきましょう。これは夏休み以降、受験勉強を進めていくための土台になります。

夏休みの6週間が最重要期間

夏休みは、受験勉強の最大の山場です。学校の課題は7~10日程度で終わらせ、受験勉強の時間を多くつくれるといいですね。

また、学校の課題には中1からこれでまで学習してきた内容の基本が網羅されています。今の自分が、どれだけ理解しているかを知ることが出来るため、この後、特に力を入れる部分がはっきりします。

高校見学に参加しよう

夏休みには、多くの高校で学校見学があります。

夏休みには、多くの高校で学校見学があります。実際の校舎や先輩たちの姿を直接見て、「行きたい」と思う学校を絞り込みましょう。受験勉強のやる気につながります。

規則正しい生活を徹底しよう

夏休みを上手く活用できるかどうかは、起床時間、勉強時間、寝る時間など、時間の使い方で決まります。なるべく、学校がある時の平日と同じスケジュールで過ごすようにしましょう。

これが出来た受験生は、9月以降、学力が飛躍的に伸びる傾向があります。そして、規則正しい生活を送るためには家族の協力が必要不可欠です。

2学期はテストを有効活用しよう

9~12月は多くの学校で、「実力テスト→中間テスト→実力テスト→期末テスト→実力テスト」と、さまざまなテストが行われます。つまり、月1回以上、5教科のテストがあるということ。このテストでうまく結果を残して、内申点と実力のアップを目指しましょう。

定期テストの勉強は2週間前から!

定期テストの勉強は2週間前から集中的に取り組んでください。2学期 の定期テストの範囲も、高校入試でよく出題されます。

また、授業で習ったことは、その日のうちに理解する気持ちで復習する。同時に、受験勉強の時間もしっかり確保してください。この時期から、応用問題や発展問題を解き始めるといいでしょう。

テストの結果で一喜一憂しない

定期テストや実力テストは、すぐに自己採点することが大切です。特に実力テストは、結果がすぐに分からないため、自己採点をすることで、この後に勉強すべきポイントが明確になります。

そして、テストの結果を見る時に注意して欲しいのが、結果は「受験勉強の進捗状況と改善点を客観的に表したもの」でしかないこと。その結果に一喜一憂して、志望校が定まらないのは、受験勉強を行う上でマイナスにしかなりません。

結果を前向きに受け止め、継続して勉強し、目標への歩みを止めないことが受験勉強においては何より大切です。

冬休みは過去問に取り組もう

冬休みは入試本番前、最後の長期休みです。

冬休みは入試本番前、最後の長期休みです。まずは、私立高校の過去問を軸に勉強を進めてください。進め方のポイントは次の通りです。

  • 本番と同じの時間配分で取り組む
  • 苦手単元に絞って、2、3年分を集中的に取り組む

いずれも間違えた問題、分からなかった問題はその日のうちに解き直し、理解することに努めましょう。

3学期は体調管理を万全に

年が明け、1~3月は、私立・公立ともに過去問題をしっかり解き込み、出題パターンに慣れましょう。

そしてこの時期に最も大切なことは体調管理です。せっかく頑張ってきたのに、入試当日に体調を崩してしまったら、これまでの努力が報われません。インフルエンザなどの感染症、風邪に加え、花粉症の季節でもあります。外出時のマスク着用やうがい・手洗い、バランスの良い食事、十分な睡眠時間など、受験生本人だけでなく、家族全員で体調管理に努めてください。

最後に

高校入試に向かう1年間は、とても貴重な時間です。この経験は、将来、問題に立ち向かうための土台になります。偏差値や内申点などを見て、最終的な受験校を決めるのは12、1月でも遅くありません。それまでは、最初に決めた目標に向かって、前向きに受験勉強に取り組んでください。

「目的地というのは決して場所ではなく、物事を新たな視点で見る方法である」
ヘンリー・ミラー(小説家)

受験期を人生の旅の大切な一部として、大きな成長につなげてもらえたらと思います。

文:渡邉智治

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