ものづくりが盛んな東海エリアには、鉄道や飛行機、ロケットなど、のりものについて学べるミュージアムがたくさんあります。今回は、春休みのお出かけにぴったりな5つの施設を紹介します。子どもから大人まで楽しめる施設ばかりなので、ぜひ親子で足を運んでみてくださいね。
※情報は掲載日時点。詳細はホームページなどでご確認ください
リニア・鉄道館
さまざまな時代の鉄道車両を実物で展示している、高速鉄道技術の進歩を紹介するミュージアム。館内には東海道新幹線を中心に、蒸気機関車から在来線、超電導リニアまで39両が並び、圧巻の光景が広がっています。
東海道新幹線沿線の風景が細かく再現された鉄道ジオラマや、N700系新幹線の運転が体験できるシミュレータなど、1日中楽しめるようなコーナーが盛りだくさん。お昼には館内で駅弁を購入し、屋外に展示されている車両で食べることも出来ますよ。鉄道好きはもちろん、そうでなくても夢中になれること間違いなしです。
【住所】愛知県名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
【開館時間】10:00~17:30(最終入館は17:00まで)
【休館日】毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月1日
【料金】大人1000円、小中高生500円、3歳以上未就学児200円
【URL】https://museum.jr-central.co.jp/
トヨタ産業技術記念館
繊維機械産業と自動車産業の技術の変遷や、トヨタグループの歴史が体感できる博物館。「繊維機械館」と「自動車館」の2つにわかれていて、繊維機械館には大正時代に建設された紡績工場や建屋がそのまま使われています。
自動車館には実物の機械が動く状態で展示されており、まるで自動車工場が丸ごと入ったような作り。オペレーターによる実演もあります。ほかにも、遊びながら産業技術について学べる「テクノランド」や、子ども向けのワークショップなどもあり、子連れでも楽しい時間が過ごせそうです。参加方法はホームページなどで確認してくださいね。
画像はいずれもトヨタ産業技術記念館提供
【住所】愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35
【開館時間】9:30~17:00(入場受付は16:30まで)
【休館日】月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始
【料金】大人500円、中高生300円、小学生200円
【URL】https://www.tcmit.org/
あいち航空ミュージアム
県営名古屋空港内にある、航空機をテーマにしたミュージアム。名古屋空港で初飛行した「YS-11」や航空自衛隊の「T-4ブルーインパルス」が展示されているほか、パイロットや整備士の「職業体験」、航空機の仕組みが学べる「サイエンスラボ」など、体験プログラムも充実しています。
さらに、大画面スクリーンと動く座席で、まるで空を飛んでいるような体験が出来る「フライングボックス」は臨場感たっぷり。滑走路まで約300mにある「屋上展望デッキ」では、さまざまな航空機の離着陸を間近で見ることができ、おすすめです。
【住所】愛知県豊山町豊場(県営名古屋空港内)
【開館時間】10:00~17:00(最終入館は16:30まで) ※2024年3月31日までは9:30開館
【休館日】火曜日、水曜日(祝日・休日の場合は翌日以降の直近の平日)
※2024年3月31日までは火曜日休館
【料金】大人1000円、高・大学生800円、小中学生500円
※2024年3月31日までは下記料金に割引き
大人800円、高・大学生630円、小中学生400円
【URL】https://aichi-mof.com/
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
国内最大級の規模を誇る、航空と宇宙に特化した博物館。「空宙博(そらはく)」の愛称で親しまれています。1階の航空エリアには、1階の航空エリアには、現存するものでは唯一とされる三式戦闘機二型「飛燕」(ひえん)など、実物の航空機が年代ごとに並んでいます。
2階は宇宙エリアになっていて、内部までリアルに再現された国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」など、さまざまな展示で宇宙開発の歴史と最新の情報を紹介しています。子ども向けの教室やイベントも充実しているので、親子一緒に何度行っても楽しめる施設ですよ。
【住所】岐阜県各務原市下切町5-1
【開館時間】10:00~17:00(土日祝は18:00まで)
【休館日】第1火曜日(祝日は翌平日)、年末年始
【料金】大人800円、高校生500円、中学生以下無料
【URL】http://www.sorahaku.net/
フライト・オブ・ドリームズ
中部国際空港 セントレア内にある、日本最大サイズの「ボーイング787」の展示をメインとした複合商業施設。入場無料(一部コンテンツは有料)の「フライトパーク」では、ボーイング787の実物機やパネル展示、映像などを通じ、航空や空港について楽しく学ぶことが出来ます。
さまざまなアスレチック遊具が設置された「キッズエリア」(対象年齢:0~12歳)では天気を気にせず、思い切り体を動かすことができ、お腹が空いたら、ボーイング創業の街シアトルをテーマにした商業エリア「シアトルテラス」で、飛行機を眺めながらの休憩も可能。飛行機が身近に感じられる施設です。
画像はいずれも中部国際空港提供
【住所】愛知県常滑市セントレア1-1(中部国際空港セントレア内)
【営業時間】<フライトパーク>10:00~17:00 <シアトルテラス>10:00~18:30(店舗により異なる場合も)
【休館日】なし
【URL】https://www.centrair.jp/service/flightofdreams.html
最後に
愛知県と岐阜県にある自動車や飛行機、ロケットなど、さまざまなのりものに関する施設を紹介しました。あいち航空ミュージアムと岐阜かかみがはら航空宇宙博物館はお得なセット入場券もあるので、複数の施設をまわってみるのもいいかもしれません。
楽しみながら、学びにもつながる魅力的なスポットばかりなので、ぜひ家族みんなで訪れてみてくださいね。
文:きずなネットよみものWeb編集部