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子育ての合間にホッとひと息つける、ママ友とのランチタイム。せっかくなら、心も体も喜ぶ“ちょっといいごはん”を楽しみたいですよね。
今回は、罪悪感なく食べられて、健康への心づかいがうれしい和食系ランチスポットを紹介します。素材にこだわり、1つ1つの仕込みに手間をかけたやさしい味わいの品々は、満足感たっぷり。忙しい日々のほんのつかの間のひととき、愛情いっぱいのおもてなしごはんに、癒されてみませんか。
おむすび処 糀太郎(名古屋)
米、海苔、塩を「三種の神器」として大切にする「おむすび処 糀太郎(こうじたろう)」。大粒で噛むほどに甘みが増す米「結びの神」、香りが豊かな海苔「幻の青混」、米のうま味を引き立てる「神島の塩」という厳選した素材で、ワンランク上のおむすびを提供しています。
おむすびは、おかかや鮭から変わり種のキーマカレー風味まで多彩な顔ぶれです。「自家製塩糀」や「醤油糀」などの発酵調味料により、食材の魅力を引き出します。
イートインで楽しめるのは「おむすび御膳」( 1780円〜)。限定10食で名店とスペシャルコラボしたおむすびも登場します。
テイクアウトは、色鮮やかな20種類以上のおむすびをラインナップ。
目印は、オフィス街に建つ高層ビルの1階でひときわ目を引く「糀」の文字の暖簾。日本の心が伝わってくるようです。
【問い合わせ】なし
【場所】愛知県名古屋市西区名駅2-27-8 名古屋プライムセントラルタワー1F
【時間】 11:00~14:00、イートンは~13:30(LO)※売り切れ次第終了
【定休日】木~日曜
【駐車場】なし
【公式サイト】https://www.instagram.com/kojitaro.omusubi/
【アクセス】「名古屋駅」より徒歩で約7分
伏見町POPEYE(名古屋)
1品1品、素材選びから仕込み、盛り付けまで丹精して作る定食が評判の「伏見町POPEYE(ポパイ)」。お米は、全国各地から選び抜いたものをオリジナルブレンドする「分づき米」を用い、麹味噌(こうじみそ)は静岡の醸造所から取り寄せるなど、納得のいく素材を使ってそのポテンシャルを最大限に引き出します。
定番から季節限定まで15種類以上がそろうメニューの中でも、特に人気が高いメニューは「サーモンのレアカツ御膳」(1980円、あおさの味噌汁の場合)です。肉厚のサーモンを薄めの衣で包みカラッと揚げることで、中のサーモンはとろけるような口あたりに。
「明太子大葉」など、ごはんに乗せるトッピングはプラス250円で追加でき、あおさの味噌汁を豚汁に変更することもできます(プラス200円)。
単品のおにぎり(300円~)は25種類以上をラインナップ。「しゃけ明太」(380円)、「豚の角煮」(380円)など、どれも具材がぎっしり詰まっていて食べごたえがあります。テイクアウトOKなので、家族でのピクニックなど、お外遊びのお供にもぴったりです。
【問い合わせ】052-253-9661
【場所】愛知県名古屋市中区栄2-2-36 十七ビル
【時間】9:00~17:00(LOは16:15)
【定休日】不定休
【駐車場】なし
【公式サイト】https://www.instagram.com/popeye_fushimi/
【アクセス】地下鉄「伏見駅」より徒歩で約2分
suzumiso別邸(愛知・西尾)
1950年創業の「すずみそ醸造場」が、味噌の魅力を発信したいとの思いから、週3回のみ暖簾を掲げる「suzumiso別邸(スズミソべってい)」。店先に飾られている、大きな味噌蔵のオブジェが目印です。
定番の「すずみそセット おにぎり」(1480円、写真は「肉味噌卵黄」に変更)は、味噌蔵の真骨頂ともいえる具だくさんの豚汁と、おにぎりがW主役です。
「お米マイスター」から毎月届くお米を使った5種類のおにぎりから、好みの2つをチョイス。味噌尽くしで味わうなら、自家製たまり醤油に漬け込んだ卵黄が口の中でとろける「肉味噌卵黄」(プラス100円)はマストで選びたい1品です。
「なんでもみそ」(480円)などのお土産も販売しているので、お家でも楽しめます。
食後は味噌スイーツでしめくくり。「みそショコラケーキ」と「みそ粒パウンドケーキ」がセットになった「2種あわせ盛り」(500円)で、新しい味噌のおいしさを発見できます。
【問い合わせ】0563-77-5146
【場所】愛知県西尾市東幡豆町奥ノ入28-1
【時間】11:00~16:00(LOは15:30)
【定休日】月~木曜
【駐車場】8台
【公式サイト】https://www.instagram.com/suzumiso_bettei/
【アクセス】名鉄「こどもの国駅」より車で約3分
matane(岐阜・各務原)
愛知県江南市にある「メディカフェ」の姉妹店としてオープンした「matane herb&spice(マタネ ハーブ&スパイス)」。店主の山田さんは自身の体調不良をきっかけに、ハーブの力に興味を持つようになり、「ハーバルセラピスト」など、ハーブにまつわるさまざまな資格を取得したそうです。
「毎日忙しくても、心身ともに健康になってほしい」との思いを込めた手料理は、スパイスやハーブを使用し、季節ごとに調合を変えるなど細やかな心づかいが光ります。
「車麩の唐揚げ」(1500円)や「岐阜県産豚肉の焼きメンチカツ」(1400円、火~土曜のみ提供、数量限定)などのランチは、メインディッシュのほか、岐阜県産の旬野菜を取り入れた日替わりの小鉢、スープ、ごはんが付いた一汁多菜膳。
香辛料が苦手な人も思わずトリコになってしまうスパイスカレーもラインナップしていて、滋味あふれる品々ばかりです。
食後には、体にやさしい自家製スイーツのチェックもお忘れなく。季節のフルーツを挟んだスコーンサンドなど、家族への手土産に最適です。
【問い合わせ】080-7628-4236
【場所】岐阜県各務原市那加東亜町106 TOUAMACHI KAIKAN1F東側
【時間】11:00~22:00(LOは21:00) 木・日曜、祝日は11:00~17:00(LOは16:30)
【定休日】不定休
【駐車場】50台(共同)
【公式サイト】https://www.instagram.com/matane.herb/
【アクセス】名鉄「市民公園前駅」より徒歩で約5分
最後に
ママ友とのおしゃべりに花を咲かせて、心もお腹も満たされる時間は、慌ただしい日々を送るママに許されたご褒美タイムです。心尽くしのおいしいごはんで、自分をいたわってあげてはいかがでしょうか。
「子どもにも食べさせたいな」と感じさせるやさしい味わいのランチばかりなので、家族でお出かけする日のお昼ごはん候補としても、ぜひ参考にしてみてください。
文:花野静恵
この記事は「ケリー2025年7月号」(2025年5月22日発刊、ゲイン刊)に掲載された記事をもとにしています。情報は取材時点。最新の情報は主催者・各施設に直接お問い合わせください。