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名古屋市東山動植物園には約450種類もの動物が暮らしており、この種類数はなんと日本一! 大人も子どもも楽しめ、親子でのお出かけにぴったりな動物園に、きずなネット編集部のスタッフが行ってみました。
※情報は掲載日時点。詳細はホームページなどでご確認ください
進化を続ける東山動植物園!
写真提供:名古屋市東山動植物園
東山動植物園は「歴史と文化に育まれた人と自然のミュージアム」を目指し、1937年に開園しました。1984年に日本で初めてコアラがやって来てから、2024年で40周年。最近ではイケメンで有名なニシゴリラの「シャバーニ」も話題になりました。
2023年夏にはアジアの熱帯雨林エリア、同年秋にはジャガー舎がオープンするなど、年々進化し続けています。
60ヘクタールの広大な敷地には、動物園のほかにも植物園や遊園地、東山スカイタワーなど、1日では回り切れないほど、見どころが満載。何回行っても楽しめる、魅力にあふれた施設です。
東山動植物園、どこから回る?
出典:名古屋市東山動植物園HP
東山動植物園の入り口は、正門、北園門、星が丘門、タワー門、上池門、植物園門の6つあります。とにかく広いので、最初に入り口で園内マップを手に入れましょう。
園内は、本園、北園、植物園の3つのゾーンに分かれていて、中には、世界のメダカや日本の希少淡水魚に出会える「世界のメダカ館」や夜行性の動物や、は虫類・両生類の動物に会える「自然動物館」もあります。いろいろな動物に会いに行くもよし、気になる動物をじっくり観察するのもよし。どのように回るか、事前に作戦を立てましょう。
色々な表情を見せる動物たち
編集部のスタッフが訪れたのは4月中旬。少し汗ばむくらいの暖かい日でした。
アカカンガルーはゴロゴロ……
カバは何とも気持ちよさそうな顔をして寝ていました。
フクロテナガザルは、運動場の中をまるで雲梯(うんてい)のようにスイスイ移動。瞬く間に人だかりができ、大人も子どもも歓声を上げて喜んでいました。
2022年6月に生まれたアジアゾウの「うらら」は、まだ体が小さく、あどけなさが残っていました。仲睦まじい親子ゾウの姿を眺めているだけで、時間を忘れてしまいそうです。
動物を見て、学んで、遊べる!
東山動植物園の人気者と言えば、何と言ってもコアラ! でも、コアラを見に行っても、「寝ている姿しか見られなかった」という人も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、コアラの睡眠時間は1日18~20時間なのだそうです。園内のいろいろな所にこうしたパネル展示があって、動物の生態を学ぶことが出来ます。
この日は起きているコアラがいて、かわいいあくび姿を見せてくれました。
ほかにも、柵に取り付けられたQRコードを読み取ると、詳しい動物の情報が分かるようになっています。園内ではフリーWi-Fiが利用できるので、解説動画もぜひチェックしてみてください。
「キリンが過去30年間で40%も減少している」という事実を知ってから、目の前のキリンを眺めると、特別な思いが湧き上がってきます。
歩道の横には精巧に作られたニシゴリラの親子像が! 親子に混ざって写真を撮る子どもの姿もありました。
大きなアルダブラゾウガメを見た後に……
実物サイズのカメの甲羅に入れるコーナーが! 広い敷地のあちこちに、楽しい仕掛けが詰め込まれていました。
休憩スポットが多いから安心
フードコートやカフェのほか、休日にはキッチンカーもやって来て、さまざまなグルメが楽しめます。
無料の休憩スポットやベンチがたくさん用意されているので、お弁当を持って来て、食べるのもいいですね。
授乳室や子ども用トイレ、ベビーカー置き場などもあるので、小さな子どもと一緒でも安心して過ごせます。
事前のチケット購入がおすすめ
有料の駐車場もありますが、特に休日は混雑が予想されるので、公共交通機関での来園がおすすめ。チケットはコンビニなどでも購入できるので、事前に用意しておくとスムーズに入場できますよ。
最後に
今回は動物園を中心に紹介しましたが、併設の植物園も自然を生かした地形に約7000種の植物を展示しており、見応えいっぱいです。
毎月さまざまなイベントも開催されており、その時々のかわいい動物の姿を見ることが出来ますよ。東山動植物園が初めての人はもちろん、行ったことがある人もぜひ足を運んでみてください。
【住所】愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
【開園時間】9:00~16:50(入園は16:30まで)
【入園料】大人500円、中学生以下無料
【休園日】月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始(12/29~1/1)
【URL】https://www.higashiyama.city.nagoya.jp
【アクセス】正門:地下鉄東山線・東山公園駅より徒歩約3分、星が丘門:地下鉄東山線・星ヶ丘駅より徒歩約7分、駐車場有(有料)
写真・文:きずなネット編集部