「寝かしつけ」はいつまで続く?うまく寝かしつけるコツは?

「寝かしつけ」はいつまで続く?うまく寝かしつけるコツは?

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子どもの寝かしつけは、子育ての悩みの中で多いものの1つです。ママが疲れているときに寝てくれないと、ますます疲れてイライラ・・・悪循環になってしまいますよね。
今回は、子どもを寝かしつけるコツについて、先輩ママにアンケートを実施しました。
寝かしつけで苦労した時期や寝かしつけのコツなど、寝かしつけに悩むママに役立つ内容です。専門家からのアドバイスもありますので、参考にしてみてくださいね。

寝かしつけは、いつまで続く?

寝かしつけが必要かどうかは、赤ちゃんの個人差や環境によるところもあります。
大変な時期も、人それぞれ。今回のアンケートでも、一番大変だった時期にはばらつきがありました。

寝かしつけが大変だった時期は?アンケート回答

寝かしつけが大変な時期は、6ヶ月~9ヶ月が最も多く、1歳~2歳、新生児期と続きます。月齢を半年区切りにまとめてみると、0~6ヶ月が最多です。
4ヶ月ごろから、黄昏泣き(たそがれなき)が始まる赤ちゃんもいます。寝る前に泣き続けて、寝かしつけに時間がかかることもあるでしょう。
6ヶ月頃になると人見知りをするようになり、夜中に思い出して夜泣きをすることも出てきます。赤ちゃんの発達の時期ごとに、夜泣きや寝てくれない原因は異なります。

寝かしつけがいつまで続くかに関して、今回のアンケートでは、1歳頃までとの回答が最も多い結果となりました。
次いで2歳までとの回答が多く、長期にわたり寝かしつけに苦労していることがわかります。
ある民間企業の調査でも、3歳頃まで寝かしつけに悩む人も珍しくないことが分かっています。(※)今回のアンケートでも3歳までとそれ以上を併せて16%でした。
では、具体的に寝かしつけの何が大変なのでしょうか。次章で解説します。

寝かしつけは何が大変?

子どもの寝かしつけには、時間がかかることも多いですよね。
先の民間企業の調査によると、寝かしつけにかかる時間は30分以上が6割、15.6%は1時間以上かかっているようです。(※)なかなか寝てくれないと、親がイライラしたり、睡眠不足になったりと気持ち的に余裕もなくなってしまいます。
今回のアンケートでは、家庭ごとにさまざまな苦労がある様子がうかがえました。

抱っこで寝かしつけ、布団やベッドにおろしたとたんに起きてしまう。「背中にスイッチがついている…」と言われることもあるように、赤ちゃんから体を離すと起きてしまい、いつまでも抱っこしていなければならないのも、よく聞く話です。

また一度起きると目が覚めてしまってなかなか寝てくれなかったり、兄弟が交互に起きてしまったりと、みなさん寝かしつけに苦労している様子が伺えます。

赤ちゃんを寝かせる苦労

  • ようやく寝たと思って布団に寝かせても、また起きてしまう(背中スイッチ)
  • 寝る時間になっても遊びたがったり、興奮したりしてなかなか寝てくれない
  • 寝かそうとすると泣き始めたり暴れたり抵抗される
  • 夜中に目を覚まし、なかなか寝てくれない
  • 上の子の寝相が悪いと下の子も起きてしまい、また下の子が夜泣きすると上の子が起きたりして大変でした。
  • 双子だったので、同じタイミングで寝てくれず困った
  • 夜はすんなり寝るけれど、お昼寝は眠くてもなかなか寝なくて大変だった

自分の体調や住環境の問題

  • 寝ている時間が長く、生活リズムが不規則になりがち
  • 数時間おきの深夜の授乳
  • 自分が寝不足になってしまい精神的にも追い込まれた
  • 壁が薄いアパートだったため、近隣住民の目が気になった

先輩ママに聞く寝かしつけのコツ

一筋縄ではいかない寝かしつけですが、みなさんいろいろな工夫をされています。

一筋縄ではいかない寝かしつけですが、みなさんいろいろな工夫をされています。

毎日寝る前に「入眠儀式」を実践したり、日中の生活に気を付けたり、安心できるようおくるみを使ったり、寝ないときは外に出かけたりなど。参考になる意見をいただきました。

毎日の寝かしつけのコツ

  • 就寝の時間になったらテレビや電気を消し、寝室へ移動するようにした
  • 絵本の読み聞かせを入眠の儀式にして、習慣にした
  • 子供がリラックスする音楽をかけたり、子守歌を唄ったりした
  • ミルクを飲ませ、お腹いっぱいにして睡眠を促した

生活のコツ

  • 日中はなるべくお散歩などに出かけて体力を消耗させた
  • 起床時間や食事、お風呂などをなるべく同じ時間に済ませるようにして、生活のリズムを整えるよう意識した
  • 昼間に刺激を与え過ぎないようにした

安心させる工夫

  • 寒い季節は毛布を何枚か重ねて重めにした
  • おくるみなどで身体を包み、そのままベッドに置いて寝かせるようにしていた。

どうしても寝ないときの工夫

  • ドライブに行って寝かしつけた
  • 寝ない時は外に出て散歩した、冷たい空気に当たると寝てくれた

寝かしつけに役立つ神アイテム

寝かしつけのコツにもある通り、いろいろなアイテムを使ってみるのも手です

寝かしつけのコツにもある通り、いろいろなアイテムを使ってみるのも手です。

寝かしつけに役立ったアイテム
音楽(歌、オルゴールなど)30%
車17%
抱っこ紐13%
絵本10%
毛布・シーツ・タオルケットなど7%
バウンサー5%
ぬいぐるみ4%
照明3%
ビニール袋のカサカサ音2%

寝かしつけに使ったアイテムで最も役立ったのは、「車」や「音楽」との回答が多く見られました。
音楽やオルゴールは、大人もリラックスできるアイテムです。動画サイトには、寝かしつけ用の音楽が豊富にアップされていますので、試してみてはいかがでしょうか。
他には、抱っこ紐や絵本、タオルケットなど。抱っこしていないと寝てくれない子には、抱っこ紐は必需品ですよね。
おんぶが、よく寝てくれるという意見もありました。
毛布やタオルケット、ビニール袋などは、赤ちゃんが落ち着いてくれるアイテムです。
赤ちゃんが小さいうちは顔にかからないよう気を付けて使いましょう。
他には、ガラガラやメリー、ママのパジャマなどの意見もありました。
赤ちゃんが安心して眠れるよう、これらを参考に、いろいろ試してみて下さいね。

寝かしつけにイライラしたら…

寝かしつけようとすればするほど、寝てくれずにイライラしてしまうこともありますよね。
そんな時、先輩ママたちはどのように対処しているのでしょうか。
周りに協力してもらう、自分なりのストレス解消法を持つ、イライラしない考え方や工夫を取り入れるなど、参考になる意見をたくさんいただきました。

周りに協力してもらう

  • 夫や家族に頼んで自分の時間を持てるようにした
  • 家族や友達に話を聞いてもらった。第三者が入るだけで少し冷静になれるし、イライラが半減する
  • ネットで同じような状況の人がいると知れた時、気持ちが楽になった

自分なりの解消・発散方法

  • 外に出て深呼吸したり、子供と少し離れたりして気持ちをリセットした
  • 寝かしつけの後に好きな音楽を聴いたり、スイーツを食べたりしてストレスを発散した
  • リラックスできる音楽を聴いていた

イライラしない工夫

  • 開き直って無理に寝かしつけをしない
  • 寝かしつけをゲーム感覚でやる、楽しむ
  • 諦めて自分が先に寝てしまうと、子供もいつも間にか寝てくれていた
  • 「こんな体験ができるのも今だけ」「一生続くわけではない」と子供の成長した顔を想像しながら自分に言い聞かせた
  • 先に終わらせるべき家事を終わらせておくと、寝かしつけが上手くいかなくてもイライラせずに済んだ

1歳~3歳頃の寝かしつけのコツ

赤ちゃんの頃と1歳を過ぎてからの寝かしつけの大変さは、少し違ってきます

赤ちゃんの頃と1歳を過ぎてからの寝かしつけの大変さは、少し違ってきます。ものごとが分かるようになり、自我がでてくる時期だからこその大変さがあるものです。
イヤイヤ期で寝たくないと泣いてみたり、日中のことを思い出して泣いたり、体力がついてきて眠くならなかったり…
赤ちゃんの頃と同じ寝かしつけ方法では寝てくれないこともあるでしょう。1歳~3歳ごろの子どもならではの寝かしつけのコツも、参考になる意見をたくさんいただきました。

生活面で工夫したこと

  • 体力もついてくるころなので、日中はなるべく外遊びをさせた
  • 起床からお風呂、就寝まで、なるべく生活のリズムを崩さないようにする
  • お昼寝の時間を短くすることで、夜ぐっすり寝てくれるようになった
  • 断乳したことで、長時間寝てくれるようになった
  • 寝室にはおもちゃなどを置かない
  • 絵本や音楽など、就寝の為の儀式を作った
  • 頭を使った遊びを取り入れる
  • 夜中に何度か起きるので、水を入れた水筒をベッドに置いておき、起きたら飲ませて落ち着かせる

成長に応じて工夫したこと

  • 言葉や態度で意思疎通が計れるようになるので、子供の意思を尊重できるようになり少し楽になった
  • 愚図る時も決して無理強いはせず、子供の気持ちを尊重してあげて話を聞いてあげる
  • 歯が生え始める頃はぐずる、原因を知っておく事で気構えが出来る

環境を整えるためにやったこと

  • 実家に預けて祖父、祖母に慣れてもらい、「一緒に眠れる人」を増やした
  • 保育園へ行き始める時期は体調も崩しやすくママの仕事と家事の両立が難しくなるので、パパにもしっかりサポートしてもらう
  • なかなか寝ない時は諦める事も大事。無理矢理寝かそうとしない

専門家からのアドバイス

子どもの発達に詳しい、いしづかみほさんに寝かしつけのアドバイスを伺いました。

いしづかみほ
いしづかみほ

大手進学塾の講師を経て、不登校、発達症、虐待とネグレクト、愛着障害等々の教育相談と学習指導、カウンセリングを20年にわたり行ってきた。漫画家。イラストレーター。カウンセラーでセラピスト。
著書「マンガでわかる!発達症との向き合い方」(impress Quick Books)

明るさと音

眠りに落ちやすい環境は、人によって違います。
ただ多くの人にとって明るさと音は、スムーズな入眠に関わる2大要素です。

真っ暗が良いのか、少し灯かりがある方がいいのか。
音がない方がいいのか、音楽を聴きながらの方がいいのか。
灯かりの位置は適切か。
子どもたちにとって、どんな環境が眠りに落ちやすいのかを、よく観察して探りましょう。明かりは、足元からより頭からの方が目に光が入りにくくなります。
音は、音楽をかける方がよく眠れることもあります。
人の話し声や物音が気になってしかたがない子が、音楽をかけることで他の音が気にならなくなり、よく眠れるようになった例もあります。

寝る前ルーティンを作る

一日の生活のリズムを一定にすることも大事です。
ただ「それがなかなか難しい」という場合には、寝る前のルーティンを作りましょう。
パジャマに着替えて、歯磨きをして、布団に入って音楽をかける、または、絵本を読む、または、スキンシップを兼ねてマッサージをする。
というように、寝る前にやること「入眠儀式」を決めて習慣化します。
これをやったらよく眠った、ということを見つけて、取り入れていくと良いでしょう。

お布団の重さ

寝られない原因で意外に多いのが、「お布団が軽すぎる」というものです。
子どもは、横になった時に身体の前面にしっかりと重みを感じられると、安心します。
ブランケット一枚足しただけでよく眠るようになった、というお子さんもいました。

どうしても寝ないとき

そして、「どうしても寝ない」時に、無理に寝かせずに起きるという選択をするのも時には大事です。寝かそう寝かそうとすると、そのプレッシャーが自分にも子どもにもかかってしまい、結果、興奮して眠れないということもあります。

ママが眠ってしまって子どもが起きている…
思い切って灯かりをつけて、とことん付き合うと決めて夜更かしする…。
そんな日があってもいいのです。

一年365日、きちんきちんと生活しないとちゃんと成長できないというわけではありません。少し気持ちを楽にして、寝かしつけについて考えてみてくださいね。

※参考:「子どもの睡眠・寝かしつけ」調査│博報堂広報室

調査概要
・対象: 6歳以下の子を持つパパママ
・有効回答数:100件
・調査期間:2021年11月15日~11月18日

文:COE LOG編集部

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