共働きの家事分担の割合は?どう分担する?上手な頼み方

共働きの家事分担の割合は?どう分担する?上手な頼み方

共働き夫婦の悩みの1つである「家事分担」。まだまだ女性の負担が多く、もう少しパートナーである男性に家事をしてほしい…と悩んでいる方も少なくないでしょう。今回は、COE LOG編集部のアンケート(※1)をもとに、夫婦の家事の分担割合や、満足度、男性への頼み方のコツなどをご紹介します。

共働き夫婦の家事分担の実態

共働きの家庭では、家事や育児の分担に悩む夫婦も少なくないのではないでしょうか。

共働きの家庭では、家事や育児の分担に悩む夫婦も少なくないのではないでしょうか。
特に日本では、家事分担はまだまだ女性に偏りがち。もう少しパートナーに家事をしてほしい…と考える女性も少なくはないはずです。
内閣府が実施した調査によると、6歳未満の子を持つ共働き家庭の家事分担は女性が6割。ただしフルタイム以外(時短やパートなど)で働いている女性に限定すると約8割です。また育児分担も同様に、全体で6割、フルタイム以外で働く女性の家庭では8割は女性が負担しています。(※2)
男性の家事・育児参加率が上がっているとはいえ、まだまだ家事の担い手の中心は女性のようです。

COE LOG編集部が実施した共働き家庭へのアンケート調査でも、男女ともに妻が7割~8割負担しているとの回答が最も多い結果となりました。

共働きの家事負担比率※COE LOG編集部調べ

家事分担に満足?不満?

家事分担の割合にかかわらず、夫婦間で不満がない状態であれば問題ありませんよね。
ただ、どちらかが不満を抱えた状態はストレスのもと。できれば夫婦ともに不満が少ない家事分担を探したいものです。アンケートでは、家事分担の割合と満足度を聞きました。

男性の家事分担への満足度

家事分担別の満足(男性)

男性へのアンケートでは、家事分担の満足度は70~90%が最多です。全体の半数を占め、100%満足と併せると約7割で、現状の家事分担に比較的満足していることが分かります。さらに「全く満足していない」と回答した男性も0人でした。
このアンケート結果で興味深いのは、男性の家事分担が少ないほど満足度が高いわけではない点です。
家事分担別に満足度をまとめると(グラフ参照)、満足度が低い男性の家事分担は、8:2や7:3です。
多くを妻が負担している家庭でも、男性は分担に不満を感じているのかもしれませんね。

女性の家事分担への満足度

家事分担別の満足度(女性)

女性の場合も、満足度が70~90%との回答が最多の約6割でした。100%満足との回答とあわせると、7割弱の女性が家事分担に比較的満足していることが分かります。
ただ「全く満足していない」との回答は男性0人だったのに対し、女性は14%。女性の方が納得していない可能性がありそうです。
女性の回答では、男女半々の分担割合の家庭では満足度が高く、ほぼ妻が負担している家庭で満足度が低いという結果に。女性からするとうなずける結果です。

男性に家事をしてほしいと思っても、何をどうお願いしたらよいか悩む女性もいるはず。次章からは、男性への家事や頼み方についてご紹介します。

男性はどんな家事を担当する?

男性は家事の経験が女性よりも少ない場合も多く、女性と同じように家事をこなすのは難しいかもしれません

男性は家事の経験が女性よりも少ない場合も多く、女性と同じように家事をこなすのは難しいかもしれません。男性へのアンケートでは、ゴミ出しやお風呂掃除、部屋の掃除、洗濯などを担当しているとの回答が多く見られます。
上手に分担している家庭では、週末に料理や家事全般を担当するという男性の意見もありました。
洗濯や料理は、工程ごとに分担している家庭も多いようです。洗濯機を回す作業とたたむ作業、料理を作るのと食器洗いというように、生活時間に合わせて出来ることを分担している様子が伺えます。

男性が分担している家事

  • ゴミ出し
  • お風呂掃除
  • 部屋の掃除
  • 洗濯(洗濯ものの取り込みや畳み)
  • 週末の料理や家事

など

一方、女性が男性にやってほしい家事にも、掃除や食事の後片付けなどが多く挙げられていました。また、庭や外の掃除や、高いところの掃除、お風呂やトイレ掃除など、掃除関連も男性にやってほしいと思っている女性が多いようです。
またルーティンにするほどではない家事で、シャンプーなどのつめかえやペットボトルのすすぎなどをやってほしいという意見も。時間がかかるものではないので、気づいたときに気づいた方がやれるとよいですね。

男性へのお願いの仕方は?

男性に家事をお願いしても、なかなかやってくれない…聞き流される…という悩みも。お願いの仕方を工夫している女性も少なくないようです。

男性に家事をお願いしても、なかなかやってくれない…聞き流される…という悩みも。お願いの仕方を工夫している女性も少なくないようです。
女性へのアンケートにて、「効果的だった頼み方」を聞いたところ下記の回答が寄せられました。

効果的な頼み方

  • とにかく褒める
  • 「助かる」「嬉しい」などと気持ちを伝える
  • 「手伝ってもらえると助かる」などの無理強いしないスタンス
  • 「あなたのが上手、得意」だとお願いする
  • お小遣いやご褒美を渡す
  • 体がつらい、手が離せないなど理由を説明する
  • 子どもに頼み一緒にやってもらう

「褒める」という回答が多くみられました。
また、「やって」ではなく「手伝ってもらえると嬉しい」というスタンスでという回答も。やんわり断りづらい雰囲気でお願いするのが効果的なのかもしれませんね。

家事分担で気を付けていること

忙しい共働き家庭で分担するからこそ、家事分担のルールなど男性女性それぞれに気を付けていることもあるものです。

忙しい共働き家庭で分担するからこそ、家事分担のルールなど男性女性それぞれに気を付けていることもあるものです。
今回のアンケートでは、男女ともに「感謝の気持ちを伝える」という回答が多く見られました。他には、「うるさく指摘しない」「忙しい時はできなくてもOK」「得意な方がやる」など、相手に配慮している様子が伺えます。

家事分担で気を付けること

  • お礼を言う
  • 細かいことを指摘しない
  • 忙しい時や体調が悪い時はできなくてもよし
  • 得意な方がやる
  • 時間がある方がやる
  • 家事分担は臨機応変に対応する

女性の回答の中には、「男性の方が収入は高いので自分が負担するのが当たり前と思うようにしている」などといった収入割合との関連性をあげる方もいました。
家事分担が多くても、パートナーの収入で生活しているから…と自分を納得させている女性もいるのかもしれません。

最後に

家事分担は、共働きの家庭でもまだまだ女性の負担の方が多くなりがちです

家事分担は、共働きの家庭でもまだまだ女性の負担の方が多くなりがちです。
子どもがお手伝いをできる年齢であれば、子どもと一緒にやってもらうよう、子どもにも頼んでみるのも手かもしれません。日ごろからお手伝いをしている子は、しない子よりも自己肯定感が高いとも言われています。
パートナーにもう少し家事分担をお願いしたい場合は、小さなことから。そして、お願いの仕方も工夫してみましょう。
お互いが納得感をもって暮らしていけるよう、ぜひ工夫してみて下さいね。

文:COE LOG編集部

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参考
※1 COE LOG編集部アンケート 調査概要
・対象:共働き家庭の男性と女性
・有効回答数:各50件
・調査期間:2022年5月31日~6月2日
※2 令和元年度 家事等と仕事のバランスに関する調査報告書/株式会社リベルタス・コンサルティング(令和元年度内閣府委託調査)

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