「ひとり親家庭の夏休みの過ごし方」

「ひとり親家庭の夏休みの過ごし方」

高3、中3、小6の3人の子どもを育てるママでもあるラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。

堀江 美穂 (ほりえ みほ)さん

ラジオDJ 堀江美穂(ほりえ・みほ)
愛知県名古屋市出身。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラー、保育士の資格も所有。Official Instagram

読者からのメッセージ

読者(44歳、女性)の方から

母子家庭で、小3の娘と二人暮らしです。3年前に離婚し、同じ市内に暮らす母の手を借りながら、フルタイムで働いています。

いよいよ夏休みですが、私はカレンダー通りの仕事で、基本的に休めるのは土日のみ。夏休み中、娘は学童で1日を過ごします。学童でもさまざまな習い事やイベントがあって、楽しんで通っている様子ですが、せっかくの夏休み、親子で楽しい思い出をつくってあげたいと思っています。ただ、職場は人手不足で、なかなか休みがとりづらいのが現状です。

せめて週末に「どこか行きたいところある?」と聞いてみるのですが、「別にない」「家にいる」という返事。本当にないのか、私に遠慮しているだけなのか分かりませんが、何かいい夏休みの過ごし方があれば、アドバイスをいただきたいです。

堀江さんのメッセージ

娘さんと二人暮らしということで、お仕事に、子育てに、本当に頑張っていらっしゃると思います。

小3の女の子だったら、毎日忙しいママの様子を見て、「迷惑をかけちゃいけない」と気を使い、「別にない」「家にいる」と言っているのかもしれないですね。そんな時は、自分が行きたいことにして、娘さんを誘ってみるのはいかがでしょうか?

お休みが取りづらいということですが、近場でも、1日だけでも、十分楽しい思い出になるはず! 

お休みが取りづらいということですが、近場でも、1日だけでも、十分楽しい思い出になるはず! スーパー銭湯でのんびり過ごしてもいいし、2人で〝映えスイーツ“を食べに行くのも楽しいし、娘さんが喜びそうなところをピックアップして、「ママ、ここに行ってみたいんだけど、一緒に行ってくれない?」って、誘ってみましょう。

別に出かけなくても、お家でお菓子を作って食べたり、お友達を呼んでお泊り会をしたり、ちょっとしたイベントを企画してみるのもおすすめです。非日常を味わえて、盛り上がりそうですよね。

親御さんとしては、「〇〇ちゃんの家は旅行に行くんだって!」などと聞くと、「どこにも行けなくてかわいそう」と引け目を感じてしまうかもしれません。

親御さんとしては、「〇〇ちゃんの家は旅行に行くんだって!」などと聞くと、「どこにも行けなくてかわいそう」と引け目を感じてしまうかもしれません。でも、娘さんは、自分のために毎日頑張っているママの姿を見て、きっと感謝の気持ちを感じていると思います。

この夏は、忙しい日常から少しだけ離れ、娘さんと2人で楽しい思い出をつくってくださいね。

 

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