これから始まる長い夏休み。この暑さでは外出するのも大変だし、家の中でゲームばかりしているのもちょっと心配。そこで、三重県で学童保育施設「かざみどりKids」を運営する中村美帆さんに、お家でできる「外遊び」を聞きました。夏休みの過ごし方の参考にしてみてくださいね。
掃除にも! 水着で窓そうじ遊び
夏はやっぱり水遊びが1番! せっかくなら、ただ水遊びするだけでなく、掃除も兼ねて水遊びをしてみませんか?
庭やベランダなどで、水着を着た子どもたちに水をかけながら、ついでに窓ふきを手伝ってもらいましょう。わいわい楽しみながら、窓までピカピカになって一石二鳥。我が家では夏の掃除の定番になっており、子どもたちも大喜びで掃除してくれます。
身近な材料で、お家でプチ夏祭り
夏と言えば、お祭り。お祭りに並ぶ屋台を再現して、お祭り気分を味わっちゃいましょう。身近な材料を使って出来る遊びを紹介します。
金魚すくい
牛乳パックに金魚の絵を描いて、切り取る。それを、水をはったバケツやボウルに浮かべ、スプーンなどですくう。
輪投げ
新聞紙などを細長く丸めて輪っかを作り、並べたお菓子やおもちゃに向かって投げる。命中すれば、お菓子やおもちゃをゲット!
屋台の食べ物
普通サイズのウインナーをつまようじに刺して、フランクフルト風に。また、一口サイズに切ったバナナやマシュマロにチョコレートソースをかけて、屋台の味を再現。
作る時間も楽しみながら、お家で夏祭り気分が味わえます。お友達を誘って、みんなでわいわい遊ぶのも楽しそうですね。
ダイナミックに野外お絵描き
インドア派の子どもにおすすめなのが、野外でのお絵描き。外なら、絵の具で汚れる心配がなく、思いっきりお絵描きが楽しめます。青空の下だと解放感があり、いつもとは違う発想が浮かんでくるかも!?
手で直接絵の具を塗ったり、いつもより大きな紙に描いたり、いつもよりダイナミックなお絵描きに挑戦してみてください。
最後に
公園などに出かけなくても、工夫次第で家の庭やベランダなどで「外遊び」が楽しめます。ただし、夏の日差しの中、長時間の外遊びには危険も。こまめに水分を補給したり、朝夕の涼しい時間帯にしたり、暑さ対策は万全に行ってくださいね。
文:中村美帆

出産を機に金融機関を退職後、ママファイナンシャルプランナーとして独立する傍ら、カラダとココロの健康をテーマにヨガ講師・おやつ講師として活動。地産地消にこだわった親子おやつ教室や児童施設でのキッズヨガ教室など子育て支援にも携わる。
また、地元のお茶農家と連携したお茶ブランドTEA BASE「三重県産デカフェ茶」の企画販売を手掛け、地域で地元経済を応援する仕組み作りを目指して、多方面にて三重の魅力を発信中。三重県出身。三児の母。
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