動物園のスターの素顔 カリフォルニアアシカ編

動物園のスターの素顔 カリフォルニアアシカ編

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「動物園のスターの素顔」では、名古屋市東山動植物園で暮らす動物たちにスポットを当て、さまざまな動物の魅力や生態を紹介します。

今回は、大きな鳴き声と愛くるしい動きに魅了される人も多い、カリフォルニアアシカの素顔に迫ります!

※写真提供:東山動植物園

概要・特徴

※写真提供:東山動植物園

カリフォルニアアシカは泳ぐのに適した流線型の体をしていて、アシカやアザラシの仲間である「鰭脚目(ききゃくるい)」の中で最も速く泳ぎます。オスはメスの2倍ほどの大きさに成長し、頭頂部がコブのように盛り上がっているのが特徴。

野生のカリフォルニアアシカは、得意の泳ぎでイカ、タコ、魚などを獲って食べますが、岸から遠く離れることはありません。陸上ではアザラシと違い、発達した四肢で腹部を地面から離して進み、速いスピードで移動したり、岩場を登ったりすることが出来ます。

分類:鰭脚目アシカ科
学名:Zalophus californianus
生息地:カナダ南部からメキシコにかけての太平洋

飼育員さんの「ここ注目!」

※写真提供:東山動植物園

東山動植物園では現在12頭のカリフォルニアアシカを飼育しています。大きな鳴き声は、少し離れた植物園にいても聞こえるほどで、みんな元気に生活しています。

日中は、陸上でお昼寝をしている様子、毎日16時頃のエサの時間は活発に動く様子を見ることが出来ます。特に注目して欲しいのは、オスで1番体の大きいフェリックス。どのカリフォルニアアシカよりもたくさん食べるため、エサの時間は激しく動き回ります。タイミングよくアシカ舎へ行けば、その姿を見られるかもしれません。

カリフォルニアアシカのお昼寝

カリフォルニアアシカのフェリックスがウトウトしている様子です。ぜひ、会いに来てくださいね!

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