【愛知県・名古屋駅】名駅モーニングで小倉トーストを食べ比べ♪

名古屋を代表する食文化として、全国にも知られるモーニングサービス。各店が趣向を凝らすモーニングメニューのなかでも、注目したいのが小倉トーストです。

名古屋めしの定番としても浸透している小倉トーストですが、見た目もアレンジもさまざまで、店ごとの特徴が感じられます。

小倉トーストを目的にわざわざ訪れたくなる、モーニングが人気の店をピックアップして紹介します。

1日中モーニングが楽しめる！

朝から夕方まで一日中モーニングが楽しめることで有名な、モーニングの聖地ともいえる「モーニング喫茶 リヨン」。名古屋のモーニング文化を体験できるとあって、週末の朝は行列必至です。

ドリンク代のみで楽しめるブレッドメニューは、トーストやプレスサンドなど全6種類から選べます。フルーツプレスサンド、ポテトサラダプレスサンドといった多彩なモーニングメニューのなかでも、おすすめは小倉あんプレスサンドです。香ばしく焼き上げたパンと甘い小倉あんがマッチして、思わず頬がほころびます。

名古屋駅西側のネオ喫茶

「駅西銀座通商店街」に再び活気を呼び戻そうと、2019年5月に誕生した「喫茶モーニング」。

「名古屋のモーニング文化を通して人が交流する場所」をコンセプトに掲げ、営業時間を通してモーニングのセットメニューを注文できます。

人気の小倉トーストは、本間製パンの食パンをこんがりトーストし、自家製あんとバターをオン。

遅めの朝食や昼食、小腹が空いた時のティータイムにと、いつ訪れても楽しめるのが魅力。近所のお年寄りや旅行者など幅広い人が集い、商店街の新たな憩いの場となっています。

小倉あんときな粉のベストコンビ

苦味の効いた自家焙煎コーヒーにファンが多い「BUCYO COFFEE」。朝のお目当ては、カイザートーストの上に、手作り小倉あんと、煎り大豆のクランチ入りのきなこバターをのせた、見た目にも愛らしいモーニングメニューです。

自家製あんことザクザクとしたきなこバターの組み合わせがクセになるおいしさで、自家製コーヒーとの相性も抜群。セットのソフトクリームを合わせれば幸福感に満たされます。

ボリューム満点でランチにも◎

かつて小学校の校舎だった建物をリノベーションした「yoake」は、給食配膳用の昇降エレベーターが残るなど、小学校時代を思い起こさせる遊び心いっぱいの空間です。

看板メニューの小倉トーストは、5cmほどの厚さを誇るボリューム満点のパンがベース。バターで描いたにっこり笑顔に、思わずほっこり癒されます。国産小豆を使い、精製していない粗糖で炊いた優しい味わいの自家製あんをたっぷりのせていただきます。

カウンター席ではコンセント、wi-fiが利用可能なので、ちょっとした空き時間や、忙しいビジネスパーソンのブレイクタイムにも最適です。

名喫茶の4色トースト

名古屋で初めて自家焙煎コーヒーを始めたといわれる老舗喫茶店「コーヒーハウスかこ」。こだわりが詰まった看板メニューは、自家製あんこに、季節の果物で作る自家製フルーツコンフィチュールをトッピングした4つの味が楽しめる「シャンティールージュスペシャル」です。

一度口にしたら忘れられない、香り豊かな自家焙煎コーヒーとともにいただくと、心が解きほぐされて、肩の力が抜けていくようです。

最後に

名古屋名物の小倉あんトーストとコーヒーは、忙しない出勤前の朝の時間にも、少し遅めの休日の朝食にもおまかせの黄金コンビです。

至福のひとときが、幸せな1日の始まりを演出してくれそうです。

文：花野静恵

この記事は「日刊ケリー」にて2024年3月14日に掲載された記事をもとにしています。情報は取材時点。最新の情報は主催者・各施設に直接お問い合わせください。