【岡崎エリア】親子で楽しむ歴史とグルメ✨家康公ゆかりの地を巡ろう！

徳川家康公生誕の地として知られ、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』でも脚光を浴びている愛知県岡崎市。市内には家康公ゆかりの寺社や史跡などが多く、徳川家のルーツをたどりながら歴史に触れたり、パワースポットでご利益を受けたり、グルメが楽しめる場所も。そんな岡崎市にある、親子で行きたい歴史とグルメスポットを紹介します。

※情報は掲載日時点。詳細はホームページなどでご確認ください

東岡崎駅前の家康公騎馬像

制作：神戸峰男

愛知県岡崎市の玄関口である名鉄・東岡崎駅の東口にそびえ立つのが、全高9.5m（台座含む）の徳川家康公騎馬像。松平家康から徳川家康に改姓した25歳当時の姿をしており、躍動感とエネルギーを感じられる銅像です。

銅像の説明には、以下のように書かれています。

2019年11月に完成した岡崎の新しいシンボル。東岡崎駅を利用する際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

家康生誕の地！岡崎城・岡崎公園

岡崎城

家康公は、1542年に岡崎城内で生まれました。少年期は別の場所で過ごしましたが、1560年の「桶狭間の合戦」を機に、岡崎城主に。それ以降は岡崎城を拠点に天下統一の基礎を固めていきました。

天守台石垣に囲まれた1階の穴蔵から5階の展望室まで、「過去の城郭・城下町」と「現在の岡崎」がつながるようにストーリー仕立てで展示。岡崎の歴史や文化を分かりやすく紹介しています。

岡崎公園

岡崎公園は、岡崎城を中心とした歴史公園です。春は桜、ゴールデンウィークの頃は藤の花、秋は紅葉と、季節ごとの美しさを味わえます。

広大な敷地には、岡崎城だけでなく神社や料亭、歴史資料館があり、散策にもぴったり。園内を歩けば、あちこちで家康公の息吹が感じられますよ。

家康公も必勝祈願した伊賀八幡宮

家康公が戦勝祈願をしていたとされる神社、伊賀八幡宮。1470年に松平家（徳川家の祖）の4代親忠により創建され、徳川家ゆかりの氏神として知られています。7月には蓮の花が見ごろを迎え、最近ではSNS映えスポットとしても注目を集めています。

本殿・隨神門（ずいしんもん）・神橋など、境内のほとんどが国の重要文化財に指定されており、随所で歴史を感じられますよ。必勝祈願アイテムとして人気の葵御紋の御守りも、ぜひチェックしてみてください。

カクキュー 八丁味噌の郷

健康を第一に考え、麦飯と栄養価の高い八丁味噌が中心の食生活を送っていたという家康公は、当時では珍しい75歳の長寿を全うしました。天下統一の後、本拠地を江戸に移してからも三河から八丁味噌を取り寄せて食べていたと言われています。

「カクキュー八丁味噌蔵」では、ガイドが味噌蔵や史料館を案内してくれる工場見学を毎日実施（無料）。味噌の香りがただよう蔵には、約2ｍの大きな味噌桶がズラリと並びます。史料館には、八丁味噌の製造工程や江戸時代からの貴重な史料を展示。見学の最後には味噌汁の試飲ができて、赤だし味噌のお土産も。八丁味噌を使った料理やデザートが味わえる食事処や売店も併設され、大人も子どもも楽しめますよ。

OKAZAKI家康公スイーツ

家康公は江戸城に集まった家臣や大名に菓子をふるまったことでも知られています。そんなスイーツ男子・家康にちなんで、市内の和菓子・洋菓子店、カフェ、甘味処では、個性豊かなスイーツを取り揃えています。

それらのスイーツがお得に楽しめる「OKAZAKI家康公スイーツめぐりクーポン」も販売（1000円）。販売・利用期間は2024年1月31日まで。詳細はこちらから確認してください。

最後に

岡崎市内には、ここで紹介した以外にもたくさんの史跡や見どころがあります。自然豊かな四季折々の魅力を感じながら、ぜひ親子で家康公ゆかりの地を散策してみてくださいね。

文：きずなネットよみものWeb編集部