【東海・北陸エリア】親子で行きたい美術館5選!

【東海・北陸エリア】親子で行きたい美術館5選!

静かにゆっくり鑑賞するイメージのある美術館ですが、子どもと一緒に楽しめるところもたくさんあります。今回は親子で楽しめる東海・北陸エリアにあるおすすめの美術館を5つ紹介します。

※情報は掲載日時点のものです。最新の情報をホームページや電話などでご確認ください
※写真は「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」(フロリアン・クラール作、2004、金沢21世紀美術館蔵)
撮影:渡邉修 写真提供:金沢21世紀美術館

名古屋市美術館

名古屋市の中心、白川公園の中にあり、休日ともなると多くの人でにぎわう美術館。

名古屋市の中心、白川公園の中にあり、休日ともなると多くの人でにぎわう美術館。建物は名古屋出身の建築家・黒川紀章の設計によるもので、地元ゆかりの作家をはじめ、藤田嗣治などのエコール・ド・パリ、フリーダ・カーロなどのメキシコ・ルネサンス、荒川修作や草間彌生などの現代美術といった幅広い作品を収集・展示しています。

常設展の展示室では、子どもたちの鑑賞をサポートするためのワークシートを無料で配布。小学校低学年向けと高学年向けがあり、作品を見て感じたことや気づいたことを自由に書き込めます。親にとっても、「こんな風に見えていたんだ!」と、新しい発見があるかもしれません。

常設展の展示室では、子どもたちの鑑賞をサポートするためのワークシートを無料で配布。

【所在地】愛知県名古屋市中区栄2-17-25
【開館時間】9時30分~17時(祝休日を除く金曜日は20時まで、入館は閉館の30分前まで)
【休館日】月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館) ※展示替え期間など例外あり
【入館料(常設展)】一般300円、高・大学生200円、中学生以下は無料
【アクセス】名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線 伏見駅から徒歩約10分ほか
【URL】https://art-museum.city.nagoya.jp/

多治見市モザイクタイルミュージアム

モザイクタイルの発祥の地で、生産量全国一を誇る岐阜県多治見市にあるタイルの博物館。

モザイクタイルの発祥の地で、生産量全国一を誇る岐阜県多治見市にあるタイルの博物館。現在はもう作られていないモザイクタイルから、タイルのカタログ、貴重な建造物の壁面の断片まで、膨大な数の資料が収蔵されています。

「粘土山」を思わせるユニークな建物は、子どもたちにも大人気。併設の体験工房では、タイルを使ったアート作品や小物づくりが楽しめます。さまざまな色や形を貼るだけなので、小さな子どもも参加OK。作った作品はその場で持ち帰れるので、いい思い出になりますよ。

※開催日時や料金、予約方法などの詳細はホームページなどで直接確認してください

「粘土山」を思わせるユニークな建物は、子どもたちにも大人気。

【所在地】岐阜県多治見市笠原町2082-5
【開館時間】9時~17時(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館) ※展示替え期間など例外あり
【入館料(常設展)】一般310円、高校生以下無料
【アクセス】 (電車)JR中央本線・多治見駅からバスで約20分 (車)多治見ICから約25分ほか
【URL】https://www.mosaictile-museum.jp/

金沢21世紀美術館

石川県金沢市の人気観光スポット、兼六園と金沢城のすぐそばにあり、全国から人が訪れる人気の美術館。

石川県金沢市の人気観光スポット、兼六園と金沢城のすぐそばにあり、全国から人が訪れる人気の美術館。まるで水の中にいるかのような不思議な体験ができる作品「スイミング・プール」(レアンドロ・エルリッヒ作)で知っている人も多いと思います。

美術館のコンセプトの1つに「子どもたちとともに、成長する美術館」を掲げていることもあり、いたるところに子どもが楽しめるような仕掛けが。中でも「キッズスタジオ」では子ども向けの工作体験やワークショップなどを多数開催していて、いつも子どもたちの明るい声が響いています。屋外の交流ゾーンは24時間無料で観覧可能。芝生の広場に展示された野外作品を見て回るだけでも十分楽しめますよ。

美術館のコンセプトの1つに「子どもたちとともに、成長する美術館」を掲げていることもあり、いたるところに子どもが楽しめるような仕掛けが。撮影:渡邉修 写真提供:金沢21世紀美術館

【所在地】石川県金沢市広坂1-2-1
【開館時間】[交流ゾーン]9:00~22:00 [展覧会ゾーン]10:00~18:00(金・土は20:00まで)
【休館日】[交流ゾーン]年末年始 [展覧会ゾーン]月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始 ※臨時休館日あり
【入館料】[交流ゾーン]無料 [展覧会ゾーン]企画展ごとに異なるため、詳細はホームページで要確認
【アクセス】 (電車) 金沢駅からバスで約10分、(車)金沢東IC・金沢西ICから約20分、金沢森本ICから約25分
【URL】https://www.kanazawa21.jp/

おかざき世界子ども美術博物館

1985年に、日本で初めて誕生した本格的な子ども美術博物館。館内は「THINK(考える)」「SEE(見る)」「DO(作る)」という3つゾーンで構成されていて、世界中から集めた子どもの絵を中心に、有名美術家の子ども時代の作品や各地のおもちゃ、絵本などが展示されています。

1985年に、日本で初めて誕生した本格的な子ども美術博物館。館内は「THINK(考える)」「SEE(見る)」「DO(作る)」という3つゾーンで構成されていて、世界中から集めた子どもの絵を中心に、有名美術家の子ども時代の作品や各地のおもちゃ、絵本などが展示されています。

併設の親子造形センターでは絵画や粘土、工作、EBアート(特殊な素材に絵を描いて加工して、コースターやブローチなどを作る)という4つの体験教室を常時開催(有料、受付は15時まで)。館内の展示を見てアート作品に触れた後、自分だけのオリジナル作品を作ってみるのも面白そうですね。

併設の親子造形センターでは絵画や粘土、工作、EBアート(特殊な素材に絵を描いて加工して、コースターやブローチなどを作る)という4つの体験教室を常時開催(有料、受付は15時まで)。

【所在地】愛知県岡崎市岡町字鳥居戸1-1
【開館時間】9時~17時(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】 月曜日、祝日の翌平日、年末年始(12月28日~1月3日)、展示替え日
【入館料】 企画展ごとに異なるため、詳細はホームページで確認
【アクセス】 (電車)名鉄名古屋本線 美合駅からタクシーで約5分 (車)岡崎ICから約10分
【URL】 https://www.city.okazaki.lg.jp/1200/1251/1242/p010841.html

三重県立美術館

地元ゆかりの作家の作品や近現代の美術のほか、三重県がスペイン・バレンシア州と姉妹都市であることから、サルヴァドール・ダリをはじめとするスペイン絵画など、約6000点のコレクションを所蔵しています。

地元ゆかりの作家の作品や近現代の美術のほか、三重県がスペイン・バレンシア州と姉妹都市であることから、サルヴァドール・ダリをはじめとするスペイン絵画など、約6000点のコレクションを所蔵しています。

館内には「ファミリールーム」が設けられていて、子どもと一緒に絵本を読んだり、休憩したりできるほか、展覧会によっては塗り絵やワークシートなど、子どもが積極的にアートを楽しめるような工夫も。家族みんなで、安心してアート鑑賞が楽しめそうですね。

館内には「ファミリールーム」が設けられていて、子どもと一緒に絵本を読んだり、休憩したりできるほか、展覧会によっては塗り絵やワークシートなど、子どもが積極的にアートを楽しめるような工夫も。

【開館時間】 9時30分~17時(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】 月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月3日) ※メンテナンス期間など例外あり
【入館料(常設展)】 一般310円、大学生・各種専門学校生など210円、高校生以下無料
【アクセス】 (電車) 近鉄・JR 津駅西口より徒歩約10分
【URL】 https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/

最後に

アートを通じてさまざまな発見ができる美術館。子どものうちからアートに触れ、感じることで、感性が刺激され、新たな世界が広がるかもしれません。しかし、美術館の中では「さわがない」「走らない」「作品に触らない」など基本的なマナーを守ることは忘れないように。休日は、親子で一緒にアート鑑賞してみませんか?

文:きずなネットよみものWeb編集部

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