平均年齢38.6歳!日本一若いまち、長久手市ってどんなところ?

平均年齢38.6歳!日本一若いまち、長久手市ってどんなところ?

少子高齢化・人口減少が進む日本で、若い世代を中心に毎年1,000人単位で人口が増えているまち、愛知県長久手市。中部電力ともかかわりが深く、COE LOGの記事でも紹介している長久手市は、愛知県名古屋市の東側に隣接しています。

名古屋市の東側に位置する長久手市名古屋市の東側に位置する長久手市

横に長い形をする長久手市は、名古屋市と隣接する西側が住宅の集まる都市部、中心エリアには田畑が点在し、東側には山林が広がります。宅地開発による転入などを考慮した将来の人口推計では、2035年頃まで人口が増え続けると予測されるこのまち。現在の平均年齢は38.6歳(2015年国勢調査)と、若い世代に人気の長久手市について、ご紹介します。

長久手市の基本情報と特徴

長久手市の面積は21.55平方キロメートル。現在約5万9千人(2020年2月時点)の人口は、40年以上増え続けています。

歴史を紐とくと、天正12年(1584年)に徳川家康・豊臣秀吉の間で起こった小牧・長久手の戦いの舞台としても名を知られる場所。現在も、長久手古戦場、血の池公園など、歴史の爪痕を残す地名が残っています。

秀吉軍と家康軍が一線を交えた地とされ、国の史跡に指定される長久手古戦場跡秀吉軍と家康軍が一線を交えた地とされ、国の史跡に指定される長久手古戦場跡

2005年愛・地球博(日本国際博覧会)が開催された際、日本初の磁気浮上式リニアモーターカーとして注目された、愛知高速交通東部丘陵線Linimo (リニモ)。名古屋市名東区藤が丘から豊田市八草町間の路線、約8.9㎞にある9つの駅のうち7駅が長久手市内にあり、まちの中心部を走っています。

また、リニモと近い場所を走る「長久手グリーンロード」と呼ばれる県道が、車文化である長久手市の大動脈となっています。

<長久手市長はどんな人?>

トレードマークであるオレンジ色のベストを着て、いつも明るいあいさつで迎えてくれる市長トレードマークであるオレンジ色のベストを着て、いつも明るいあいさつで迎えてくれる市長

2011年の初当選から現在3期目をつとめるのが、吉田一平市長です。幼稚園や高齢者向け福祉施設、看護福祉専門学校、多世代交流住宅や、世代を超えてまちの人が集える「ゴジカラ村」をつくったことでも有名な市長です。

>>日本一若いまちは「わずらわしい」まち!?𠮷田一平市長インタビュー

どうして日本一若いまちになった?

日本国内では高齢化・人口減が進んでいる中で、なぜ長久手市は若い世代が増え続けているのでしょうか? その背景には土地区画整理事業があり、若い世代が多く転入するきっかけになったからといわれています。

<転入者が長久手市を選んだ理由TOP5>

  1. 通勤や通学に便利…91人
  2. まちに将来性や魅力がある…90人
  3. 交通の便がよい…79人
  4. 買い物に便利…73人
  5. 緑や田園が多く自然環境がよい…71人

(複数回答、210人に調査/出典:長久手市人口ビジョン まち・ひと・しごと創生総合戦略(2016年 3 月発行))

<交通アクセスがよく、緑も多いまち>

長久手市は、公共交通機関で名古屋市中心部にも行きやすいエリアです。自動車産業が盛んな豊田市にも近く、渋滞がなければ豊田市まで一般道で約40分という交通アクセスの良さ。

長久手市内に家を建て、豊田市方面へ通勤する人も多くいます。それでいて、長久手市の東側には田園や緑も多く、県内最大級の広さを誇る公園、愛・地球博の跡地につくられた「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」があります。

愛・地球博の跡地につくられた、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)愛・地球博の跡地につくられた、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)

<買い物にも便利! 魅力的な商業施設>

長久手市の東側には、東海地区唯一のIKEAや、イオンモール、アピタなど、大型商業施設が複数あります。子どもと一緒に入れる飲食店や、カフェなど、子育て世代をサポートする店もますます増えています。

多くの家族連れでにぎわう大型商業施設「イオンモール長久手」多くの家族連れでにぎわう大型商業施設「イオンモール長久手」

<文教のまち、芸術のまち>

長久手市には市立小学校6校、市立中学校3校、県立高校1校、私立高校1校。そして愛知県立大学、愛知県立芸術大学、愛知医科大学、愛知淑徳大学、愛知総合看護福祉専門学校などがあります。大学などが多いことも、若い世代の人口増の要因です。

さまざまなイベントが開催される、長久手市の文化拠点「文化の家」さまざまなイベントが開催される、長久手市の文化拠点「文化の家」

芸術系大学があり、アーティストも数多く住んでいるという長久手市は「芸術のまち」としても力を入れています。3つのホールや展示室を備えた長久手市「文化の家」は、文化活動の拠点としてさまざまなイベントがおこなわれています。

長久手市のココがスゴい!

「日本一若いまち」として注目を集める長久手市ですが、いろいろなランキングで上位に入っています。

  • 人口増加率(平成22年から27年の国勢調査より)
    ⇒全国6位/県内1位(増加率10.7%)
  • シティブランド・ランキング住みよい街2019(日経BP)
    ⇒全国12位/県内1位
  • 街の住みここちランキング2019(大東建託)
    ⇒全国7位/県内2位

戸建て、アパート、マンションが建ち並ぶ長久手のまち戸建て、アパート、マンションが建ち並ぶ長久手のまち

さまざまなランキングで上位に食い込む、勢いのある長久手市ですが、市外自治体との交流もさかんです。近隣の日進市、みよし市、東郷町、豊明市とともに5市町と自治体間連携協定を結んでいます。また、長野県南木曽町、兵庫県宝塚市とも友好提携。さらに、ベルギーのワーテルロー市とも姉妹都市となっており、国内外の自治体と連携し、友好関係を築いています。

中部電力×長久手市「市民のための市民参加型まちづくりに関する協定」って?

中部電力と長久手市で、まちづくりに関する協定を締結中部電力と長久手市で、まちづくりに関する協定を締結

長久手市では、市民主体のまちづくりの実現にむけて、平成30年には「長久手市みんなでつくるまち条例」を施行。この条例をつくる過程で生まれた、まち詩(うた)「さかそう ながくて じちのはな」の楽曲とPR動画も長久手市役所ホームページにアップされています 。

若い世帯が急速に増えてはいるものの、やがてやってくる高齢化を見据えながら市民主体のまちづくりを長久手市は進めています。一方、中部電力では「子育て」をテーマに、地域が抱える課題の解決を探っていました。

そこで縁のあった中部電力と長久手市は、2019年11月に「市民のための市民参加型まちづくりに関する協定」を締結。ともに一緒にまちづくりに関する情報発信、コミュニティづくりをおこなうことを目指す運びとになりました。

>>長久手市と「市民のための市民参加型まちづくりに関する協定」を締結

長久手市に限定し、実証中の「子育て支援アプリ」長久手市に限定し、実証中の「子育て支援アプリ」

2020年1月には「子育て支援アプリ」をスタート。地域のイベント情報を専用アプリに一元化して配信。まちづくりに関する情報発信、コミュニティづくりに向けて、動き始めています。ぜひ今後もご期待ください。

>>長久手市「子育て支援アプリ」についてはコチラ

文:三輪田理恵 撮影:奥村香保里

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