3人の子どもを育てるママでもあるラジオDJの堀江美穂さんが、読者のみなさんからのメッセージにお答えします。
愛知県名古屋市出身。高校卒業後に渡米し、ダラス・バプティスト大学メディアコミュニケーション学部卒業。2003年からZIP-FMのミュージック・ナビゲーターに。現在は「Bagel&M」(愛知北エフエム放送)、「太郎ちゃんの元氣がでるラジオ」(FM AICHI)に出演中。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーやJADP認定家族療法カウンセラーなどの資格を持ち、プライベートでは高1、中1、小4の3人の子どもを育てるママ。
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読者(37歳・女性)からのメッセージ
夫と私(妻)、小2の息子、小1の娘の4人家族です。
年子の息子と娘は好奇心旺盛な性格で、最近は英会話やダンス、ピアノ、サッカーなどに興味を持ち、「習ってみたい」と言っています。親としては子どもの興味関心や得意なことを伸ばしてあげたいのですが、金銭的にも、時間的にも余裕がなく、希望を叶えてあげられません。
現在は週1回のスイミングに2人とも通っていて、その送り迎えと月謝だけで精一杯です。田舎なので何をするにも車での送迎が必須。両親・義両親ともに遠方にいて頼れません。
子どもには、「今すぐは無理だけど、何とか通えるように頑張ってみるからね」と話し、理解してもらっているのですが、本当はすぐにでも通わせてあげたいです。どうしたらいいでしょうか?
堀江さんのメッセージ
今の子たちって本当にいろいろな習い事をしていて、ピアノや英会話、水泳、サッカーと、毎日のように予定が入っていることも。うちの子も、一時期はそんな感じでした。
親としてはどこで芽が出るか分からないので、子どもが「やりたい」と言ったことは、なるべく経験させてあげたくなりますよね。でも、子どもって、案外その場のノリで「やりたい!」って言うんです。「お友達が習っているから」とか「テレビで見たから」とかで。だから、どこまで本気なのか確かめる必要があると思います。
今って本当にいい時代で、ほとんどのことがインターネットで学べます。ピアノだったら指の使い方、ダンスだったら基本のステップと、YouTubeに基礎から学べる動画がたくさん上がっています。特に英会話ならアニメを見たり、音楽を聞いたりと、何もスクールに通うことだけが学ぶ方法ではありません。
ネットで学ぶことから始めて、夢中になったり、努力が続いたりしているようなら、親も覚悟を決めて、時間やお金を捻出してあげるべきかなと思います。ただ、お金を稼ぐためには、働かなくてはならないし、働くとますます時間がなくなる……。そのお悩みはすごくよく分かります。
私の場合、息子のサッカーの試合で送迎が出来ない時は、同じチームの親御さんたちと協力して、順番に送り迎えをすることもあります。こんな風に、同じレッスンに通う親御さんと親しくなって、助け合うことも一つですね。
親御さんの「何とかしてあげたい」という気持ちは、きっとお子さんに伝わっていると思いますよ。まずは身近なところから、出来る方法を探してみてください。いい方向に進むことを願っています。
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文・聞き手:きずなネットよみものWeb編集部
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